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けにろんさんの人気コメント: 更新順(10/144)

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★4天気の子(2019/日)猥雑な都市空間の細部に詩を見い出す圧倒的な連鎖に、撒いた小ネタが全〜部ハッタリでしたのギャフンは一応には糊塗される。しかし、肝心の自己犠牲と自己愛の相克が後付け的で懊悩が足りないし人死に抜きにはリアルとシンクロしない。踏み込んで欲しかった。セント, ゑぎ, 緑雨, ペンクロフ[投票(4)]
★5偶然と想像(2021/日)想定の枠外から起動される世界の転倒3題噺で、そのシニカルと併存した人間肯定が濱口の稀有な天分とさえ思わせる。人と人が出会えばドラマが生まれるっても事はそう簡単じゃない。好きも嫌いも呑んで感情を寄せるふりしてうっちゃる。驚く位に軽やかに。おーい粗茶[投票(1)]
★3プロメテウス(2012/米)スコット初デジタルのロングショットの精緻には随所で息を飲むがそれだけだ。ハードSF的な大風呂敷がある1点に向かって急速に綺麗に収束するのだが物語は閉じてしまった。こんな過去遺産への執着を晒してるようでは最早何も新しいものは産み出せまい。ジェリー, おーい粗茶[投票(2)]
★3TENET テネット(2020/米)ブラナーが逆行をどう利してるのか不明で、主演コンビがやってることが自作自演の絵解きにしか見えない。ノーランはリアルな世界の軸が見えてないのでスパイ映画ってもガキのお遊びになる。そんなに逆回しがオモロイのか、よかったねとしか言えない。DSCH, 緑雨, たろ, pinkmoonほか9 名[投票(9)]
★4二匹の牝犬(1964/日)このゲスな3面記事題材に沢村を筆頭に皆半端ない気合の入りようなのが良い。小川の冷たい熱量に対し田舎臭い魔子も小悪魔への変貌で拮抗する。演出も今村増村÷2みたいな太さ。斜角の構図がダサくないのは見てくれで撮ってないから。寒山拾得[投票(1)]
★4ミークス・カットオフ(2010/米)案内人の誤った価値判断や一行の不確実な予見を見抜くかのように、エミリーと先住民は通底しつつ、しかし双方が孤高に屹立している。この世界には確実なものなど存在せず、とどのつまり全責任を負うて自分で決めるしかない。幻想の無謬を打ち砕けとの提言。DSCH[投票(1)]
★5対峙(2021/米)何か大きな逆転劇がある訳でもないが、ドライな仕事人間と夫に従うだけの女に見えた加害少年の両親が世間体を脱ぎ捨て真摯な思いを語りだす終盤のドライブ感。相当に綿密で大容量の背景設定の共有が為されて初めて醸される濃厚な時間とタイプキャストの成功。セント, jollyjoker[投票(2)]
★3ガンパウダー・ミルクシェイク(2021/仏=独=米)実社会と隔絶された殺し屋組織のいざこざに終始する点で『ジョン・ウィック』の焼き直し感ハンパない上にフェミニズムの枷が息苦しい。せめて図書館女3人衆はオミットしてほしかった。撮影・美術に実力どころを揃え力感ある画だが演出アイデアは2番煎じだ。disjunctive[投票(1)]
★3ある男(2021/日)ある男の得体が知れるにつれ全てが腑に落ちてしまい身も蓋もない。新たな『砂の器』としてなら窪田の来し方への寄添いが、『』的な心理の迷宮なら柄本の仕掛けが半端。サクラ筆頭に役者陣が総じて演り切れてない感があるなか小籔だけ充足。disjunctive, jollyjoker[投票(2)]
★5ストップ・メイキング・センス(1984/米)1人又1人のライブ構成が始まりを示現しやがて佳境に至る様が伝説を語る映画のよう。黒子めくスタッフの動き。バーンの練ったアイデアとクローネンウェスの冷徹な素材提供とパフォーマンスを魅せ切るに徹したデミのプレーンな編集の幸福な合致。おーい粗茶[投票(1)]
★4ブリキの太鼓(1979/独=仏=ポーランド=ユーゴスラビア)自ら成長を止めた割に傍観するだけのオスカルは或る意味歯痒く、歴史に翻弄される欧州地方小国家のメタファーだとしたら、この爛れた性関係ばかりを追った展開はかなりに悪意に充ちて自虐的。外連に充ちたナチスの集会と鰻採りも展開に寄与する訳でもない。DSCH[投票(1)]
★5彼奴は顔役だ(1939/米)狂騒の20年代を這いずり上がって駆け抜けて落ちた男の生業を描くのに世相のトピックを適宜差し込んで文字通り映画も駆け抜ける。為さぬ恋の終焉を噛み締めて黙って凋落するキャグニーの侠気。腐れ縁で側にいるグラディス・ジョージの存在が又いい。ゑぎ[投票(1)]
★4ゴールデンカムイ(2023/日)周りにクセのある面構えが揃ってるからこそ玉木の芝居が化学反応を起こして見栄え5割増しとも言えるし、北海道ロケの臨場感はヒグマや狼のCGにリアリティを付加する。企画段階の意気込みが理想的に結実した中で少年漫画のヒーローが躍動する。おーい粗茶[投票(1)]
★4枯れ葉(2023/フィンランド=独)6年の雌伏期間を経て迷いはきれいに消えたけど折しも世界は混迷の極みに達する。そんななかで俺のオリジン、削ぎ落とされて残った根幹をやっぱ言っときたい。と出来上がった本作はエッセンスだけの純水のように澄み切っている。主演の2人も実に味わい深い。, ぽんしゅう, jollyjoker[投票(3)]
★4アンブレイカブル(2000/米)シックス・センス』同様の孤独な魂の対峙と相克。超絶美技だった前作を完全に裏切るズッコケ展開なのだが、無駄にパワーアップした冒頭シークェンスを筆頭に何でもかんでも痛ましいまでの哀しみに満ち溢れさせている。怖いもんなしのこの強引さは好みだ。DSCH, 3819695[投票(2)]
★4ブレット・トレイン(2022/米)スベり続けるギャグや大味で重量感なきCG列車の疾走や、飽くなき勘違いとも言うべきベタさで繰り出されるキャラ祭りにしゃーないかと諦めるそばから意外とも言える真摯な心情を発露するタンジェリン&レモンの2人に絆される。トホホ感は味わいへ反転する。disjunctive, づん, ゑぎ[投票(3)]
★4ミナリ(2020/米)民族差別のない理想郷として描かれた米アーカンソーのど田舎で個の信条で生きる家族の内部軋轢が精緻に描かれる。夫婦の掛け違えた未来図は家族に降りかかる困難によって押さえ込まれて済し崩しに生きてくしかない。それも又家族というものだという肯定感。緑雨[投票(1)]
★4君たちはどう生きるか(2023/日)自己作の変奏連打な導入は流石だが本題に入ってからは新海誠の2番煎じめいて本質的なダークネスや非情は終ぞ顕れない。母の無難、大叔父余分ななか叔母(義母)の垣間見せる邪こそなのだが有耶無耶に塗れ、イオの怪物待望はインコ軍団にへし折られる。セント[投票(1)]
★4太平洋ひとりぼっち(1963/日)裕次郎ルリ子の日活明朗コンビも田中の『おとうと』根暗父母に呑まれ暗鬱になる、そのミスマッチ。頻繁にインサートされる東京の夜景は甘い郷愁じゃなく異世界の風景みたいだ。市川節は堪能できても感銘は今いち盛り上がらない。, おーい粗茶, 水那岐, ぽんしゅう[投票(4)]
★2最前線物語(1980/米)戦争のポリティカルな側面ではなく末端の兵士のミクロな視点から描く。そこまでなら目新しくもないが、ここではそれらが日常の延長として提示される。極限の狂気は存在しなかったかの如くダルな物語が綴られていくだけ。物事の一つの見方ではあるのだけど。モノリス砥石[投票(1)]