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寒山拾得さんのお気に入りコメント(110/169)

喜劇 逆転旅行(1969/日)★4 伴淳が泣かせる。そしてフランキーが男を上げる。彼の白昼夢一人二役劇場にもますます磨きがかかる。ひさびさに終わり方にケチをつけられない作品に出会えた。いずみたくの音楽も適度におしゃれで、ミスマッチ感がたまらない。 (水那岐)[投票(1)]
哀しい気分でジョーク(1985/日)★3HANA-BI』より泣けた。 (地球発)[投票(1)]
三度目の殺人(2017/日)★4 力のある映画だ。力のある画面の連続だと思う。これをオリジナルで造型している、ということの価値を認めなければならない。ただ、前半の印象的な科白で、「映画には理解や共感はいらない、友達になるんじゃないんだ」というようなことを福山が満島に云う。 [review] (ゑぎ)[投票(8)]
三度目の殺人(2017/日)★4 一つの殺人事件の「真実」をめぐる迷宮ぶりが楽しめる娯楽サスペンス。 [review] (シーチキン)[投票(1)]
マン・ハント(1941/米)★4 フリッツ・ラングダドリー・ニコルズアーサー・ミラーでこんな反ナチス映画を作ってしまう、というのは凄いことだと思うし、エンディングは常軌を逸したレベルだとも思ってしまうのだが、しかし、この曖昧かつ徹底的(!)なラストは呆気にとられてしまった。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
こわれゆく女(1975/米)★5 ジーナ・ローランズによる奇跡の演技。 [review] (ADRENALINE of Adrenaline Queen)[投票(5)]
こわれゆく女(1975/米)★5 観客にまで緊張を強いる映画。人によっては癖になる可能性、大です。 [review] (tredair)[投票(14)]
死の棘(1990/日)★2 日本の『こわれゆく女』。緊張感はなく、ただただ重苦しい。 (グラント・リー・バッファロー)[投票(1)]
死の棘(1990/日)★2 決定的なキャスティングミス。能面な岸部は従容と生きる裏側に秘めた強靱から遠く、松坂は心が崩壊していくには健康すぎる。原作に無い「こうなる以前」を描くべきだった。現在の心理合戦のみで映画を成立させるほどの力量が伴われていない。 (けにろん)[投票(1)]
人間狩り(1962/日)★4 当時の日活としては異色なサスペンスの秀作。偏執狂的な刑事を演じる長門裕之も良いが、父親思いのけな気な娘中原早苗や、人生に疲れきったような長門の恋人渡辺美佐子、ややボケが入った孤独な婆さん北林谷栄まで、脇が皆素晴らしい。 [review] (太陽と戦慄)[投票(1)]
パターソン(2016/米)★4 日々の雑事が人生なら、詩作は濾過された人生の痕跡。詩心皆無の私など映画館の闇で雑事を紛わすのが関の山。夫を愛する自分を含め、感性のままに総てを謳歌するゴルシフテ・ファラハニがキュート。彼女の夢語りに始まり頻繁に登場する“双子”も楽しい。 [review] (ぽんしゅう)[投票(9)]
オクジャ okja(2017/米=韓国)★3 動物愛護と倫理感のせめぎ合いを、メディアを揶揄しながら進むストーリーに新しいものはないが、考えさせられるテーマではある。画面も非常に美しい。『となりのトトロ』を思い出させるようなシーンが何度かあった。 [review] (jollyjoker)[投票(1)]
ローサは密告された(2016/フィリピン)★5 貧困と犯罪と堕落のカオスの中でも人は足掻いて生きるしかない。だが、腹括ってみても一寸先は闇なのだ。それでも映画は一縷の希望を提示する。露光計算の行き届いた闇と状況を深化させる長回し&ピン送り。難事を切り抜けた彼女の目に映る過ぎし追憶は万感。 (けにろん)[投票(2)]
ローサは密告された(2016/フィリピン)★4 ローサがまんま、「大阪のおばちゃん」のイメージでその点だけは笑ってしまう。それ以外は本当に生々しい臨場感にあふれており気圧される。 [review] (シーチキン)[投票(2)]
才女気質(1959/日)★5 プログラムピクチャーの極点。中平康の最良の作の一つにして、限界か。 [review] (地平線のドーリア)[投票(1)]
ワイルドバンチ(1969/米)★3 笑って死地へ向かう滅びの美学を描きながら、特攻前夜に女を買うというクソリアリズムに戸惑う。メキシコ女を買いながらメキシコの貧村を愛しメキシコ野郎の仲間のためにメキシコ軍にカチコミ。西部劇以前に、アメリカ人にとってメキシコとは何なのだろうと思った。 (ペンクロフ)[投票(4)]
ザ・ロード(2009/米)★2 世紀末の親子二人旅。でも、それだけじゃあ間が全く持たないよね…… (X68turbo)[投票(1)]
男はつらいよ 葛飾立志篇(1975/日)★3 眼鏡を掛けただけでどうにかなる分けもなく、樫山文枝に学問に身を捧げる女の迫力を感じないので、初めて「己を知る」ことに直面した葛藤が伝わらず主題が拡散する。初々しくも桜田淳子が堂々の存在感。続けていればいい女優さになっただろうに。 (ぽんしゅう)[投票(3)]
男はつらいよ 寅次郎夢枕(1972/日)★4 寅が恋の苦しさについて切々と語る件があるが、千代(八千草薫)に対する態度は明らかに違う。可憐な未亡人であり、小便垂れの幼なじみ。「おんな」であり「故郷」でもある。千代は恋愛の対象だったのだろうか。千代との男と女としての距離はあまりに曖昧だった。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
気狂いピエロ(1965/仏)★5 全てのシーンに横溢する哀感はポップな色彩と採光で皮相にも倍加され、縦横で流麗なカメラワークは運動の儚さを照射する。カリーナとの終焉が産んだ男泣きこそ繰り返し模倣され陳腐化していく先人達の遺業の中で断固としてそれを許さぬ孤高の美しさだ。 (けにろん)[投票(5)]