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★4 | 「A」(1998/日) | ドキュメンタリーとして‘中立、公正’に撮れたか―を監督は心配しているが、私のみる限り、結構シビアな質問もしているし、監督を信頼する荒木に「ホントに私が見ていいんですか」と逆に突っ込んだりしている。良いと思う。
[review] | ぽんしゅう | [投票(1)] |
★4 | マグニフィセント・セブン(2016/米) | フークワは見せ方が本当に上手い―西部劇としての。更にあの名曲を流す所も考え抜かれている。中味は原作の要素を忠実にリメイクしている。ただ恋愛と、後半の武器には盛り上がりに欠けたと言わざるを得ない。その他は上出来です。 | jollyjoker | [投票(1)] |
★3 | ブリット(1968/米) | 証人保護の物語は多々あるが、これは面白い。この形は初めてだ。本作はマックイーン物として有名と思っていたが、稀有な話として有名なのだ、と推測する。推測ついでにもう1つ。
[review] | けにろん | [投票(1)] |
★5 | 大樹のうた(1959/インド) | 厳しくて、優しい映画だ。全2作に比べ、高みに行った感じがする。人間も自然ももう1歩踏み込んだ形、はっきりした形で描かれている。傑作と評価したい。‘友達になろうよ’は、人間関係において、1つの希望だと思う。 | けにろん | [投票(1)] |
★5 | 快楽(1952/仏) | 原作は文豪モーパッサンが手すさびで書いたような三短編だが、さすがにその中に人生が描かれていて、鑑賞後日が経つにつれ、印象が深くなる。 [review] | ぽんしゅう, ゑぎ | [投票(2)] |
★4 | 日本の黒い夏―冤罪―(2000/日) | この事件はオンタイムで知っているが、被疑者は物静かで落ち着いた印象があった。こんな人でなければ、非情な取り調べに嘘の自白を早々にしていたのではないか。本作は、原作戯曲があるが、‘若い目’を切り口にした時点で、もう半分成功したといえると思う。 | 寒山拾得 | [投票(1)] |
★5 | 銀座化粧(1951/日) | 銀座は化粧をしている。華やかな化粧。その裏、素顔の銀座には毎日を地道に生きる人々がいる。昭和25,6年の社会風俗(貴重!)を映す男、女そして多くの子供たち。原作、脚本が良い。成瀬も人の表情を丁寧に撮っている。暗くなっていないのがいい。佳作。 | 緑雨 | [投票(1)] |
★4 | ともだち(1974/日) | いい脚本だ。ラストの処理は変わっていたが、より感慨深くなった。音楽は70、80年代らしく優しい調べだ。人は昔から子供も大人も変わっていない気がする。役者たちは、力を抜いた演技で好演。優作が浮いている様だが、印象には残る。 | 寒山拾得 | [投票(1)] |
★3 | 地獄の7人(1983/米) | 米の悪行三昧のベトナム戦争―枯葉剤、北爆、ソンミ村他の大虐殺。そして、放置行方不明米兵2500人。言いたい事やりたい事をブチ込んだいい脚本だが、出来上がりは緊張感緊迫感に欠けた。ハックマンは別格として、フレッド・ワード始め6人の出来は悪くない。 [review] | けにろん | [投票(1)] |
★4 | マルタの鷹(1941/米) | メアリー・アスターはいい女だ。スペードが語る男女の洞察が興味深い。又「何も分かっていないのかもしれない」とも言う。マルタ騎士団は今でも存在する。‘大男’ガットマンが求めるのはロマンではないか。いや、私も何も分かっていないのかもしれない。 | けにろん | [投票(1)] |
★3 | メンフィス・ベル(1990/米) | 言葉では「故郷の父や母が・・・」とか「20万人死亡・・・」とか言っているが、内容は「やったー、やったー」という若者の英雄談だ。でもこれが現実なのだろう。何も分かっていない若者に戦争ゲームの楽しさを教えて、加担させていくという恐ろしさがそこに在る。 | けにろん | [投票(1)] |
★4 | リオ・グランデの砦(1950/米) | 歌曲が一杯歌われるが、一番はテーマ曲でヤングの代表曲の1本だろう。オハラは美人とは思わないが、何と表情のある人か。単純な物語を、フォード演出が、しっとりとした家族愛の佳作にした。 | 緑雨, ゑぎ | [投票(2)] |
★5 | ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書(2018/米) | 一気見必至。鑑賞時私はいつもメモを取るのだが、余りに展開が面白く忘れていた。スピルバーグは上手いなぁ。演出もだが、メイン2人が凄い。メリルが主役で、より凄い。 [review] | ゑぎ | [投票(1)] |
★4 | チップス先生さようなら(1939/米) | グリア・ガースンといえば、ミニヴァー夫人(42)。本作では更に若く可愛い。この笑顔でファンになった人も多いのでは?音楽=校歌が歴史を語る。誰にでもその人だけの歴史がある、と心暖かくなる。ユ−モア、くじけない心、伝統、礼儀、品性、そして歴史への敬意。 | ゑぎ | [投票(1)] |
★4 | グラン・ブルー(1988/仏) | 前半はロケーションも良く、物語も圧倒的に面白かったが、それ以降は普通。やはり、49分は不要だろう。ジャックは我々とは違い、体質も感覚も異質だ―愛についてもね。溺れた経験を持つ私には海は魔物だ、本当に怖い所です。 | けにろん | [投票(1)] |
★4 | 家族はつらいよ(2016/日) | 新しい革袋に古酒を入れた、いや古い革袋に新酒を入れた、か?よく分からないが、笑えるシーンは色々な小技、ずっこけ音楽と日本喜劇の伝統そのものだ。これを描けるのは、もう山田くらいか?シリーズ化であと2、3本見たいが、山田85歳(31年生)大丈夫だろうか。 | 死ぬまでシネマ | [投票(1)] |
★3 | ザ・ヘラクレス(2014/米) | 最近のこの監督の撮り方が気に入らない。カメラを揺らす、ズームを2段構えにする、パン、ティルトを延々と続ける。今作は更に顕著で(アクションでのスローモーション多用)、作品的にも小粒になった感じ。しかしそれはホンに恵まれなかったせいかもしれない。 [review] | プロキオン14 | [投票(1)] |
★4 | 王様と鳥(1980/仏) | ラストが凄い。このラストはベストの1本に入る。王のわがまま、私服警官の同じ顔、主題曲の優しさ、ヒロインの腰の極端な細さ。アニメ特有の暖かみに包まれて眠くなる所も有ったが、ラストに頬を引っ叩かれた。権力にはいつも恐怖と、罠がある。 | 袋のうさぎ | [投票(1)] |
★4 | メッセージ(2016/米) | 原作は感動した。しかし、映画はそうではなかった。最初と最後のシーン、そして中味も構成も同じなのに、何が違うのか? [review] | けにろん | [投票(1)] |
★3 | ひとごろし(1976/日) | 監督はTV専門らしいが、映画の匂いが薄かった。音楽がポップ調で松田には合っていたが、やはりミスキャストだろう。彼の隠れた凄みが見え隠れする。丹波、そして好きな岸田はどっぷり時代劇で、そこは良かった。 | 水那岐 | [投票(1)] |