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irodoriさんのお気に入りコメント(9/21)

BPM ビート・パー・ミニット(2017/仏)★5 前半の、「過激な活動」にガッツリ引いたのは確かだが、それは本質ではなく、「生きる/死ぬ」のはざまでの「証」。彼らは残り時間の判らない「砂時計」を背負っている。 [review] (プロキオン14)[投票(3)]
ファースト・マン(2019/米)★5 (物理的に)歴代最長のロード・ムービー。 [review] (甘崎庵)[投票(2)]
ファースト・マン(2019/米)★4 伝記映画は少し苦手です。淡々としてるから。でもこの作品には惹きつけられる点がいくつかあって満足しました。 [review] (deenity)[投票(5)]
ファースト・マン(2019/米)★3 デイミアン・チャゼルには「作中人物が無個性・反魅力的造型に留まることなどお構いなしで自らの語りに邁進できる」という、どうにもありがたからぬ潔さというか作家性というかがある。「長女の早世」一点に立脚して心理的解釈を施したニール・アームストロングの業績を低温かつ微視的に語り切るのだが。 [review] (3819695)[投票(9)]
ファースト・マン(2019/米)★4 思うに「アポロ11」がこれまで映画化されなかったのは、ミッション自体はとても順調なものだったからだろう。 [review] (おーい粗茶)[投票(10)]
イレブン・ミニッツ(2015/ポーランド=アイルランド)★3 ドミノ倒しのようでいて、その体を成していない。むしろ、薄毛髭オッサンらの肉壁で成形されたピンボールである。筋の離断で宙に浮いた関心が装置自体への興味へ向かう。筋のない辛さが何か醜いものを見たいという倒錯を誘う。 [review] (disjunctive)[投票(3)]
イレブン・ミニッツ(2015/ポーランド=アイルランド)★4 スコリモフスキの最新作は11分間という限定された時間を81分で描いた、10人を超える登場人物の群像劇。そうなると当然ながら、時空の錯綜が頻繁に表れる。さて、映画はこのような知的な構成だけでスリリング足り得るだろうか。 [review] (ゑぎ)[投票(4)]
見知らぬ乗客(1951/米)★4 やりすぎヒッチコック先生の誤算 [review] (ぱーこ)[投票(1)]
見知らぬ乗客(1951/米)★5 画面構成の凄さに驚く。ロバート・ウォーカー、良い役者だなあ。混乱した人格と理論に基づいた行動を上手く両立している。勿論自己のためだけの理論だけど。 [review] (t3b)[投票(5)]
リトル・ミス・サンシャイン(2006/米)★3 虚飾に彩られたミスコン参加者の、身の丈に合わぬ欲望が醜悪なのに比べ、エロ爺さんの下品な言動とデブ娘の世間知らずのチャレンジが共感を生むのは、その欲望の原点がただそれを望んでいるという点で純粋な説得力を持っているからだ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
リトル・ミス・サンシャイン(2006/米)★4 何気ない描写、セリフが本当に素晴らしい。迷惑や面倒に感じながらお互いに憎めないし大切、っていう雰囲気が見ていて心地よいし、何より押し付けがましさが全くない。 [review] (agulii)[投票(2)]
リトル・ミス・サンシャイン(2006/米)★2 ポンコツの乗り物を押す、もしくは乗り物に飛び乗るといった描写は、まず例外なく感動的で、この画にテーマを託すことが出来なければ、その映画はまず平均点以下だ。本作では修理屋のご丁寧な解説から導かれるそのシーンは、少なくとも平均水準ではある。しかし、基本的な演出は善意の名のもとで弛緩しており、冒頭の群像の切り取りからして退屈過ぎる。スタートラインの価値観が石器時代の産物。 [review] (DSCH)[投票(2)]
リトル・ミス・サンシャイン(2006/米)★5 全員でおさなければ走りだせない、フォルクスワーゲンの黄色いミニバス。家族が互いを想う気持ちが、物語を前へ前へと進めていく。 [review] (田邉 晴彦)[投票(4)]
リトル・ミス・サンシャイン(2006/米)★4 だって、それが家族だから。 [review] (甘崎庵)[投票(6)]
リトル・ミス・サンシャイン(2006/米)★4 「井の中の蛙」たちが「井の中の蛙」であることに気付き、それでも「井の中の蛙」でいいじゃないか、と思い至る物語。そして、じいちゃんがなかなかの曲者です。[Bunkamuraオーチャードホール (TIFF2006)/SRD] [review] (Yasu)[投票(11)]
彼らは生きていた(2018/英=ニュージーランド)★4 塹壕きつい。NHK「映像の世紀」でも「塹壕マジきつい」の回があったと記憶する。白黒チャカチャカの記録映像からは感じとれなかった、地獄の戦場。我々の想像力不足をテクノロジーで助けてくれる、リアル『担え銃』だ。 [review] (ペンクロフ)[投票(1)]
彼らは生きていた(2018/英=ニュージーランド)★4 映像と音声で“肉体”を再生し時空を埋める試み。古びた白黒映像が色を得る瞬間が衝撃的。生々しい「血色」を取り戻した100年前の若き兵士たちの、あどけない表情にひとり一人の個性が滲み、ナレーションを廃し間断なく流れる100年前の「証言」がリアルを担保する。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
ザ・バニシング 消失(1988/仏=オランダ)★4 行方不明をテーマにした作品としては序盤から予想外の展開になるので最後まで目が離せないのは確か。 [review] (おーい粗茶)[投票(3)]
ジャッキー・ブラウン(1997/米)★4 パム・グリアーロバート・フォースターの初対面時の切り返しにタランティーノのド本気を感じ、涙した。 (赤い戦車)[投票(2)]
ジャッキー・ブラウン(1997/米)★3 ファンキー。 [review] (グラント・リー・バッファロー)[投票(4)]