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3819695さんのお気に入りコメント(92/180)

荒武者キートン(1923/米)★3 キートンは悲しく美しい。しかし当時どうやってこういう映像を撮っていたんだろう。 (buzz)[投票(1)]
荒武者キートン(1923/米)★3 蒸気機関車は面白いけど、キートンは乗って動きがないのが難点にも思えた。 終盤のスタントは尊敬するけど、落下という縦の運動の力は横の画面を基調とした映画では捉えずらいかなっと思う。 私的にキートンの運動は、横の運動、疾走する描写に感動するのです。 (モノリス砥石)[投票(3)]
荒武者キートン(1923/米)★4 まるでアメリカのアニメのように、うにゃうにゃくねるレールの上を走る汽車。そういや人間離れしたキートンの動きの「おかしさ」こそ後のアニメーターたちのよいお手本だったのかも。 (おーい粗茶)[投票(1)]
荒武者キートン(1923/米)★4 馬車のような客車を引っ張る蒸気機関車の装置としての面白さ! [review] (ゑぎ)[投票(6)]
キートンのセブンチャンス(1925/米)★5 前半のメアリーや7人の女とのロマンスコメディ的助走から、地から湧いて出る花嫁群にモブパニックの予感を漂わせ飽和点に達するや、一気に映画が疾走し始めるダイナミズムの妙。キートンの活劇力の比類なさは言わずもがな。あえて時代へのアイロニーに注目する。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
グラン・トリノ(2008/米)★5 安全牌とも言える前半を只事でないレベルに昇華させるのは、良くも悪くも「最もアメリカらしかった男」自らが「故アメリカ」と「新世界」の歴史的結節点として世界に向かい人柱となる覚悟。終焉と再生。「男らしい非暴力」による贖罪と継承は、この暴力の時代におけるこの男以外に出来ることではなかった。この、時代と選ばれた人間の出会いがもたらす映画を「不朽の名作」と呼ぶ。果てなき水平線は「神聖」なる領域へ・・・ [review] (DSCH)[投票(5)]
ヒーローショー(2010/日)★4 「孤族の国」の物語。肥大化しながら行き場を失った自意識の掃きだめで、一瞬暴発する「俺を見ろ!」という叫びの矛先の狂いが人生を殺す。夢とその残骸が氾濫し、つながりの方法を様々に獲得しながらつながりが崩壊している、これはまことに現代日本的なテーゼである。極めて不愉快だが実にリアル。この無為な暴力連鎖物語は対岸の火事ではない。私たちは覚悟を問われている。 [review] (DSCH)[投票(4)]
バルカン超特急(1938/英)★5 鳩は飛ぶ、動物がいる、ブサイクな蹴りが炸裂する。なんとも楽しいファイトシーン。92/100 (たろ)[投票(2)]
キートンの恋愛三代記(1923/米)★5 役に立たない最強恋愛ガイド。犬橇操縦法・ライオンと仲良くなる秘訣・試合で味方が大怪我しても自分はぴんぴんしている技…等々。人生に必要なことはすべてキートンから学んだ! ()[投票(1)]
SUPER 8 スーパーエイト(2011/米)★3 「映画内素人」と「映画内女優」を見事に演じ分ける”メタ”女優エル・ファニングの資質と完成度は末恐ろしい。 [review] (緑雨)[投票(6)]
冷たい熱帯魚(2010/日)★3 怒鳴り合う役者陣の熱気やマジで現実にいてもおかしくないでんでんのシリアルキラーぶりなどは買うが、色々と粗が目立つので手放しで褒められるような作品ではない。 [review] (赤い戦車)[投票(8)]
冷たい熱帯魚(2010/日)★4 ボーダーレスに狂気を見え隠れさせるでんでんの恐ろしさ。熱帯魚屋の二階事務所はサスペンスの牢獄。品のないヒッチコックといった趣き。 [review] (緑雨)[投票(6)]
冷たい熱帯魚(2010/日)★5 とにかくでんでんがすげー!怒鳴り声すらリズミカル!それにつられて思考停止! [review] (パグのしっぽ)[投票(8)]
キートンの強盗騒動(1921/米)★2 ハイライトと呼べるギャグの達成は見当たらずいたって低調なBAD作品 [review] (junojuna)[投票(1)]
キートンの強盗騒動(1921/米)★3 上下をカットしてワイド画面比率で左右の距離感を描写したり、シルエットで暗闇の中の逃走を見せるなど旺盛な実験的表現に驚いた。車や列車とからむ追っかけのスピードとタイミングは、さすがキートン。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
リトル・ミス・サンシャイン(2006/米)★5 全員でおさなければ走りだせない、フォルクスワーゲンの黄色いミニバス。家族が互いを想う気持ちが、物語を前へ前へと進めていく。 [review] (田邉 晴彦)[投票(4)]
ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢(2008/英)★5 ドMマグロ天然ボケのウォレス氏に言葉を持たないグルミット君がツッコミを入れるためには、とにかく寡黙に忠犬スタイルを貫いて「アクション」するしかない。これほど「アクション」が雄弁なツッコミとして必然化する設定を愉しまない手はない。しかも観客からツッコむ暇だけは絶対に与えないというナンセンスのスピード感と漲る自信。至上の英国ド突き漫才アクション。魅力的過ぎる手触り。参った。怒濤と豊穣の30分。 [review] (DSCH)[投票(2)]
松ヶ根乱射事件(2006/日)★4 雪が融けて土が顔を出すように、平穏という嘘で隠された醜悪は暴かれる。しかしまた雪が大地を覆い隠すように、暴かれかけた醜悪は平穏という嘘と暗黙の了解で再び隠蔽される。しかもそれは「季節」として逃れようのない「サイクル」であることへの絶望。雪(嘘)がとけては積もるというロケーションに寓意を込める的確。 [review] (DSCH)[投票(4)]
コクーン(1985/米)★3 全体的には、いかにもアメリカらしい能天気さと単純さばかりが目立つ、かなり甘々な出来で、あまり評価する気になれないのだが、異星人と老人という奇妙な組み合わせの異質性と同質性のもたらす情動には、「『コクーン』的」と呼ぶしかない独特なものがある。 [review] (煽尼采)[投票(1)]
アフター・アワーズ(1985/米)★3 キューブリックが『アイズワイドシャット』の参考にしたんじゃないだろうか。ちょっとブニュエルテイストも入ってる。でもスコセッシには、2人みたいに超然としたユーモアセンスはないと思う。可愛らしいけど。 (赤い戦車)[投票(1)]