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ゑぎさんの人気コメント: 投票数順(80/111)

人気コメント投票者
★4今日限りの命(1933/米)ジョーン・クロフォードをめぐる3人の男の映画。彼女の兄がフランチョット・トーン。トーンの友人にロバート・ヤング。映画の冒頭で、ヤングはクロフォードに求婚する。そこにゲイリー・クーパーが登場し、三角関係を形成する。 [review]寒山拾得[投票(1)]
★4クレオパトラ(1963/米)特筆すべき場面は、矢張り、クレオパトラのローマ入場の場面でしょうが、それ以上に、シーザーとの出会いの夜の、シーザーが癲癇で苦しむのを覗き穴から見るクレオパトラから始まって、寝室で苦しむシーザと、彼のことを考えるクレオパトラをマッチカットのように執拗に繋いで見せるカッティングが、一番の見せ場だと、私は思う。 [review]ぽんしゅう[投票(1)]
★4多十郎殉愛記(2019/日)前半の、ゆったりとした小さな寄りのリズムがとてもいい。勿論、人物のカットでもこれをやるが、その効果が顕著に出ているのが静物のカットで、夏蜜柑への寄りや、池のアヤメ(菖蒲?)の花のカットなどだ。 [review]けにろん[投票(1)]
★3ハンターキラー 潜航せよ(2018/英=中国=米)これも、不要な小さなズーミング(寄り引き)を繰り返す。全体に落ち着きのない画面ではないのだが、だからこそ、余計にその意味不明さがウザい。 [review]月魚[投票(1)]
★3特捜部Q キジ殺し(2014/デンマーク)暗視カメラで撮った、女性の恐慌をきたしたリアクションで始まるオープニングはかなり期待させるものだったが、前作に比べると事件の背景、ステークホルダー等がスケールアップした分、映画全体として、タイトなまとまりを欠いた感がある。 [review]jollyjoker[投票(1)]
★4岬の兄妹(2018/日)冒頭から第一感、ずいぶんと紋切型の表現が続くな、と思ったが、確かに全編に亘って、特に新しさを志向することなく、王道のスペクタクルを目指しているように感じられた。 [review]ぽんしゅう[投票(1)]
★3タロットカード殺人事件(2006/英=米)ウディ・アレンスカーレット・ヨハンソン の二人が会話というか議論するシーンは最初のうちはいいが後半になって流石にうんざりさせられる。いつものことながら演出には「映画」を志向する部分が希薄だ(わざとだ)。 [review]けにろん[投票(1)]
★3リリーのすべて(2015/英=独=米)全編鏡の映画。窓ガラスもほとんど鏡として使われる。アンバー・ハードが在籍している劇場の衣装部屋の鏡も印象的だが、何と云っても、パリの覗き部屋のシーン、こゝで使われる覗き窓の、鏡としての使い方がスリリングだ。私はこゝが白眉だと思う。 [review]水那岐[投票(1)]
★3カウボーイ(1958/米)デルマー・デイヴィスの西部劇はどれも水準以上ではあるが、突き抜けた面白さに欠ける、という感覚を持っている。これもそうだ。 [review]3819695[投票(1)]
★3折れた矢(1950/米)画面造型として大きく二つの良い点がある。一つは、カメラワークのきめ細かさで、ドリーとパンニングを使って絶えずカメラを動かし、的確な構図を維持していく。屋内でも屋外でも会話シーンにおけるカメラワークはとても繊細な演出がなされている。 [review]袋のうさぎ[投票(1)]
★4みかへりの塔(1941/日)本作も、もう道が主役と云っても過言ではないぐらい、道の映画だ。開巻から、道を歩く人を映す。学院内を、先生の笠智衆と見学者達が歩く場面で始まり、これらの人々を、正面後退移動のカットや、ドリーで横移動するカットなど、様々な視点で繋ぐ。 [review]寒山拾得[投票(1)]
★4信子(1940/日)本作も道を歩く高峰三枝子のショットから始まる。画面奥から正面へ歩いて来るロングショットで、それをカメラがドリーで横移動しながら(道を横切りながら)撮影した、ちょっと浮遊感のあるカットになっている。 [review]寒山拾得[投票(1)]
★4真人間(1938/米)ラング渡米3作目。本作もシルヴィア・シドニーを使った犯罪映画なのだが、クルト・ワイルを迎えてミュージカル処理を盛り込んだ娯楽性豊かな映画であり、ハートウォーミングなロマンスものとしても充分に成立している。つまり、いずれにおいても、水準以上の強さを持っているのだ。 [review]寒山拾得[投票(1)]
★4リリオム(1934/仏)フリッツ・ラングが渡米前にフランスで撮った、見事なオールセット映画。第一景は遊園地の回転木馬。その呼び子の名前がリリオムでシャルル・ボワイエが演じている。 [review]寒山拾得[投票(1)]
★3サブウェイ・パニック(1974/米)英語のタイトルを直訳すると「ペラム123号の奪還」というようなことになる。(もっと言葉を足して説明すると「地下鉄ペラム駅1時23分発列車の、乗っ取り犯からの奪還」)。やはりタイトルというものは大事なもので、この映画、原題が示す部分は面白い。 [review]ぽんしゅう[投票(1)]
★3キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002/米)なんかスピルバーグらしい甘ったるい映画。それは画面に厳格さがない、ということなのだが、画面だけでなく、音楽も含めてベタベタじゃないか。ジュディ・ガーランドが3回もかかるのは、ファンの私でも冗漫な感覚に思える。 [review]DSCH[投票(1)]
★3コント55号 水前寺清子の大勝負(1970/日)云ってみればプログラムピクチャーの小品で、水前寺清子のヒット曲「勝負」をからめてこの題名なのだが、プロットとしては大勝負というようなシーンもなく、ゆるーいコメディだ。当時の松竹としても平均的な出来とも思うが、でもこれが安定した仕事ぶりなのだ。 [review]水那岐[投票(1)]
★3エスケープ・フロム・L.A.(1996/米)ニューヨーク1997』(1981年) から15年を経、VFXが随分と進化していることは分かるのだが、しかし、こゝから現在まで、既に20年を経ており、特にCGのチープさはいかんともしがたい。となれば、逆にそのチープさを楽しむ、という見方が肝要であろう。 [review]Myrath[投票(1)]
★3ニューヨーク1997(1981/米)カルト映画に相応しいチープな感覚が全体に横溢しているが、テクニカルな面では、かなりしっかり作られている。特に撮影は全くチープではない。へたなズーミングなどもない。引きのカットから寄りのカットへ切り替えるリズムも非常に安定している。 [review]Myrath[投票(1)]
★4ストレンジャーズ6(1949/米)この頃がジョン・ヒューストンの全盛期と云っていいのだろう。少々カルトっぽい雰囲気はあるが、魅力あふれるシーンの連続だ。何と云っても、ラスト近くのジェニファー・ジョーンズのマシンガンぶっ放しショット!それまでの全シーンを吹っ飛ばすぐらいの衝撃度だ。こゝに尽きる。 [review]袋のうさぎ[投票(1)]