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お引越し(1993/日) | 田畑智子の発掘はセンスと言うしかない。両親に無臭な中井・桜田を配したキャスティングも自然体の境地を思わせる。栗田のカメラが艶やか。 (けにろん) | 少女彷徨3部作の掉尾とも言える終盤の琵琶湖畔には些かの食傷を覚えるが、狸顔少女への偏愛の凝結点[投票(1)] |
フレンチ・カンカン(1955/仏) | ギャバンや集団舞踏のカンカンで芸道ものの悲喜交々を抽出し難い点でMGMミュージカルに届かない。だが、ザ・ベルエポックな衣装と色彩がルノワール父子相伝の至宝。そして、酸いも甘いも噛み締めて踊るラストの狂熱。 (けにろん) | 女たらしの辣腕興行師に見えぬ[投票(1)] |
脱出(1945/米) | ハワード・ホークスの関心はドラマにはないようで、名だたる作家を連ねた原作も脚本もほったらかし。全勢力はボガードとバコールの掛け合いに集中投下され、二人の一言一行 は嫌味すれすれの様式美を醸し出す。で、箸休めは酔っぱらいとピアノ弾き。 [review] (ぽんしゅう) | 本作の[投票(1)] |
レベッカ(1940/米) | フローレンス・ベイツ)、「承」は不気味な世話人(ジュディス・アンダーソン)の両オバハンに翻弄される波乱で、良く言えば巧み、悪く言えば順調に沸点のドン詰まりへ。にやけたオッサン(ジョージ・サンダース)登場で物語は「転」調。 [review] (ぽんしゅう) | 「起」は無粋な主人([投票(2)] |
友だちのうちはどこ?(1987/イラン) | review] (ぽんしゅう) | 子供は社会にとって“未来”そのもの。大人は子供に何を、どう託すのかということ。友だちのために迷いさまよう心優しき少年が、唯一大人からもらったものは一輪の花。無造作に道端の花を摘んで少年に託したのは“今”を嘆きつつも“過去”を誇りに生きる老職人。 [[投票(3)] |
おかあさん(1952/日) | 香川京子が今川焼きの露店で岡田英次と本を読む場面。「今川焼き」の幟(のぼり)が、「アイスキャンディー」に変わって、冬(春?)から夏に、季節をジャンプするのだ。 [review] (ゑぎ) | これは、成瀬の中でも、一二を争う凝った繋ぎの映画だろう。まずは、[投票(2)] |
リアリティのダンス(2013/チリ=仏) | review] (ぱーこ) | 超傑作。映像詩人の面目躍如。画像も素晴らしければ、台詞も極上。詩的自伝だった。父親との葛藤がメインテーマだったが。 [[投票(2)] |
汚名(1946/米) | review] (緑雨) | 有名なキスシーンは、観ているだけで照れ臭くなるほど。ヒッチコックに、こんな官能的な演出力まであったんだね。 [[投票(2)] |
刑事マディガン(1968/米) | ラッセル・メティの撮影でしょう。 [review] (ゑぎ) | アクション映画としては、終盤の銃撃戦ぐらいしか大きな見せ場はないのだが、それでも全編しっとりとしっかりとよく見せてくれる、十分に佳編と呼んでいい出来だ。まずは、何と云っても、[投票(2)] |
ブンミおじさんの森(2010/タイ=英=仏=独=スペイン=オランダ) | review] (ゑぎ) | 幽霊や精霊が普通に日常生活の中に存在し、人々も少し驚くだけで、それほど驚かない、ということが面白い。これが最初に描かれる、ブンミの家での夕食のシーンの演出、表現力に、我々は驚かされる。 [[投票(2)] |
グリーンブック(2018/米) | disjunctive) | トラブルに惹かれる男と旅グルメ。バラエティショーの番組フォーマットを援用しながらも、60年代ディープサウス紀行の社会時評はトラブルとグルメを離断せずにはいられない。文脈から浮き上がる健啖家の食欲は能天気という得難い徳を謳う。 ([投票(2)] |
クライ・マッチョ(2021/米) | review] (jollyjoker) | イーストウッドは老いさえ楽しんでいる [[投票(5)] |
クライ・マッチョ(2021/米) | review] (緑雨) | もしイーストウッドが監督・主演でなければ、映画史の波間に埋もれてしまいそうな慎ましい小品だが、それでもやはり感動してしまう。押し付けがましさは一切ないのだが、残そう、伝えようという意思を感じる。その想いが静かに響く。 [[投票(4)] |
クライ・マッチョ(2021/米) | review] (ぽんしゅう) | 軽快なギターにのせて、昇る朝日を背景に車と並走する空撮(イーストウッド印)から始まる冒頭の“通勤”シーンのカティングがカッコいい。ここで私はもう釘づけ。老残のカウボーイがキャリアという無形の機智で人生の借りを返し収まるべきところに納まる幸せな小品。 [[投票(6)] |
クライ・マッチョ(2021/米) | review] (ペペロンチーノ) | 星条旗を描き続ける作家=イーストウッド御大が選んだ安住の地。幸福な映画でありながら、ある意味衝撃作。 [[投票(3)] |
クライ・マッチョ(2021/米) | review] (おーい粗茶) | 荒野の真ん中でマチズモを叫んだ老人。 [[投票(5)] |
クライ・マッチョ(2021/米) | 運び屋』同様、出演した監督作にハズレはないのだ。 [review] (ゑぎ) | 彼が監督のみに徹した近作には失望することも多かったが、矢張り『[投票(9)] |
クライ・マッチョ(2021/米) | review] (週一本) | 俺たちは知っている [[投票(3)] |
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014/米) | 動物園のクマ) | 虚構渦巻く迷路のような室内と鳥が羽ばたく空という分かりやすい対比、火薬による決別というよく見た構図、のような安心できる装置があったから、不安にならず観られたが、、、、長回し(風)は観るためなのか、見せるためなのか、最後まで判然としない。 ([投票(1)] |
地獄の警備員(1992/日) | review] (DSCH) | 「許す?お前の何を許すんだ?」「どうする?それは、あんたが決めることだ」「お前はそれを理解することに耐えられない」・・・問いかける「異常者」、そして暗黒に染まる主人公と世界。黒沢清初期作でありながら観る者の「清指数」が問われる清一見さんお断り映画。 [[投票(2)] |