★4 | いつの間にか、猛のほうがつり橋に乗せられていることに気付く。そして、「その瞬間」を見せられていない我々観客もゆれる。これほど効果的な作劇は久しぶりに見たよ。[シネ・アミューズ・ウェスト] (Yasu) | [投票] |
★4 | 時折挿入される俯瞰画面の冷静さ。隣部屋からの屋内撮影は西川美和のトレードマークになりそうである。家族間の本音の会話の恐ろしい切れ味。場面場面での人物間の好悪の変化のダイナミックス。実に鋭い。ただコメンテーター間で事実認識に差がありすぎる。 [review] (ジェリー) | [投票] |
★4 | 日本映画としては屈指の出来。かなり練ってある脚本に無駄な部分がない。映像のちょっとしたカットにも意味を持たせ、兄弟の本源的な心の葛藤を人間の闘いにまで昇華させた演出は高く評価できる。
[review] (セント) | [投票(4)] |
★5 | 凄い! [review] (chokobo) | [投票(1)] |
★5 | 久々に観賞すると、以前は見えなかったものが見えて私の心もゆれた。 [review] (ナム太郎) | [投票(1)] |
★5 | 状況を揺るがす簡潔で鋭利なセリフと、香川照之とオダギリジョーの切迫感に満ちた演技が、善意と悪意、寛容と狡猾、憧れと妬みという人間が併せ持つ感情の垣根を揺さぶり続ける。幻想やサイコ全盛の中、久々に真正面から心の闇をえぐる力作サスペンスだ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(9)] |
★3 | 控えめな長男、破天荒な次男。実に典型的兄弟像だ。昨今の事件を起こしているのはやはり長男だよね・・・もろい存在なんだね。次男は耐えるすべを小さい時から学んでいる。因みにもちろん私は次男ですよ、 (RED DANCER) | [投票(1)] |
★4 | 兄弟の描き分けとか、事件の真相の隠し方とか嫌味なぐらいうまいけど、ピンとこない部分も・・・オダギリジョーはこの作品でカメラのCMをゲット! [review] (TOMIMORI) | [投票(1)] |
★3 | 兄から弟へ&弟から兄への愛と憎しみの表裏一体っぷりとか、オダジョーたち兄弟&伊武たち兄弟の関係性の類似っぷりとか、オダジョーの部屋のテレビ上にさりげなく飾られていたマイルスのレコードジャケットとか、 [review] (tredair) | [投票(3)] |
★4 | 自分が次男坊ということで兄弟間の確執に共感、また、途中までは演出・演技なども素晴らしく満点の勢いだったが、噴飯ものの蛇足がすべてをぶち壊す。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | 蛇足が全てをぶち壊す。ものすごくがっかりした。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(10)] |
★4 | 香川照之無双。真木よう子を送って実家に戻ってきたオダギリジョーとの会話シーンでの静かなる不穏さ。面会室や法廷での底なしに掴み所の無い豹変ぶり。転落死のミステリーに香川の存在感が相乗して、思いっきりサスペンス状態に放り込まれる。 [review] (緑雨) | [投票(2)] |
★4 | ナレーションを聴くかぎり、弟くんは気づいていないようですが、簒奪したのは実は兄さんの方なんです。 [review] (kiona) | [投票(6)] |
★4 | 香川照之とオダギリジョーの兄弟の姿が『レインマン』のダスティン・ホフマンとトム・クルーズを見るようでもあり、裁判で兄の言動が二転三転する様は黒澤明の『羅生門』を見るようでもある。人の気持ちは常に揺れていて、確かな物や不動の物など、この世に一つも無いのかもしれない。['07.2.12シネマジャック] [review] (直人) | [投票(2)] |
★5 | 木村祐一の「言っちゃって」が好きだ。この人、役者やるのに照れがない。自分の力を存分に出す意気込みでやってる。 (kenichi) | [投票(7)] |