★5 | 号泣必至の大傑作。奥行きのある画面での大らかかつ鮮やかなドラマの語りと人物のさばきはルノワールの名人芸。だが、あまりの名人芸ぶりに「へっ、確かに巧みなのは認めるが、それがどうした!」と反感を覚える天邪鬼もいるかもしれない。しかし……。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★5 | 君もハッピー、僕もハッピー。[ラピュタ阿佐ヶ谷] (Yasu) | [投票(2)] |
★5 | 豪奢な映像の中に、細心なる大胆さと洒脱なる愚直さが同居する奇跡。これだけの大集団を画面に収めて各々に演技をさせつつ破綻を見せない高い統率力。深い奥行きの奥で主要登場人物が演技をするシーンを見ていると、映像の最表面でばかり俳優が演技している映画とのコクの違いが歴然。 (ジェリー) | [投票(2)] |
★5 | 2020年末、35ミリフィルム上映で、再見する機会に恵まれた。これは間違いなく人類の至宝だ。人類史上最高の映画監督はルノワールだと思えて来る。
[review] (ゑぎ) | [投票(2)] |
★4 | ジャン・ギャバンのダンディーぶりいやいやフランス紳士のかっこよさに感心いたします。小銭を借りてまで施しを与えるその懐の太さには人間本来の優しさを感ず。 [review] (セント) | [投票] |
★5 | あまりにも幸せすぎて、カンカンのシーンで涙が溢れた。 [review] (tomcot) | [投票(4)] |
★5 | 悲劇性をも吹き飛ばす大らかな喜劇性、見せているのに見せ過ぎない、色を使っているのに使い過ぎないそのさじ加減。何より私たちを幸せに包み込む、出演者達のあの幸せそうな顔々。半世紀後の観客をも魅了するルノワールの祖国讃歌。恋せよ!踊れ!歌え! (ナム太郎) | [投票(3)] |
★3 | ダンスと歌がメインのMGMのミュージカルみたいな映画を想像していたら全然ちがった。ラストは物語に絡んできた銀行家や投資家にやきもち焼きの有閑マダム、ヒロインにフラれた王子やパン職人、洗濯女にスリまでが、踊り子取り囲んでやんややんやの大団円。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★5 | 俺にとって映画とは”ジャンプ”であり、芸術だろうがエンタメだろうが、それが出来ているか否か、出来るか否かが重要なのである。これは至高の芸の数々が、究極の演出のもと撮り収められた至福の映像作品。ルノワールの重層的・立体的画面造型、その躍動感にひたすら酔いしれるべし。 [review] (町田) | [投票(4)] |
★4 | 圧巻とはこれ。 [review] (G31) | [投票(3)] |
★5 | 映画、それも「スクリーンで見るべき映画」のための至福がぎっしり。 (tredair) | [投票(5)] |
★5 | ドガの絵が動き出すような楽しい世界。ラストのカンカンはホントに幸せで胸がいっぱいになった。 (くたー) | [投票(5)] |
★5 | 奥行きのある画面の中で別々の行動をとる人物たちを演出し、それらを的確に捉えていくカメラ。何という統率力。これも豊穣で多面的な「世界の美しさ」を見事に切り取っている作品だ。綺麗な姉ちゃんが踊り狂うクライマックスは文字通り百花繚乱。世界で最も盛り上がる映画は『静かなる男』か『カリフォルニア・ドールズ』かはたまた本作か。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★4 | 女たらしの辣腕興行師に見えぬギャバンや集団舞踏のカンカンで芸道ものの悲喜交々を抽出し難い点でMGMミュージカルに届かない。だが、ザ・ベルエポックな衣装と色彩がルノワール父子相伝の至宝。そして、酸いも甘いも噛み締めて踊るラストの狂熱。 (けにろん) | [投票(1)] |
★3 | 主要な登場人物が皆、感情的で浮気者で、我儘で嫉妬深くて、場をわきまえなくて自分勝手で、最高にイライラさせられるが、ラストのキ○ガイ祭は圧巻。だが、もしこれが=フランス人像なら(んな訳無いが)、自分には正直なんだろうが、先進国でありながら、社会人として最低な民族だと思った。['05.2.26高槻松竹セントラル] (直人) | [投票] |
★4 | ジャン・ギャバン邪魔。爆発な芸術の前にしゃしゃりでる岡本太郎の禿げ頭のように邪魔。このジャガイモ顔のクロスカッティングを全て削除してダンスシーンだけに編集できぬものか。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |