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渋川清彦の映画ファンのコメント

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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016/日)************

★5恐ろしいし話だ。まるでホラー。オモテとウラなら違いも自覚できるだろう。「オモテのようなウラ」に翻弄され、気づかぬうちに「終わり」の一歩手前まで行ってしまう話だ。例えばオモテとウラとは、うぶと打算。無自覚とシステム。善意と計略。つまり世間のことだ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(5)]
★5現実の世の中の彼女たちには綾野剛が手を差し伸べてくれることはないのだが、そこまで岩井が呑んで含めた仮想王国を揺蕩うように黒木は乗り越えていく。随所に片鱗が差し込まれる疲弊し腐った現実。それを許容し肯定しないと世界は手に入らない。 (けにろん)[投票(4)]
★5岩井の新作。しかも3時間という長尺。最近敬遠する時間だが、体の調節をして頑張る。時間はさすが岩井映画、全然気にならなかった。また、出演者全員が芸達者で安定した映像を堪能できたことも一因。日本映画としてはここ最近ピカイチの収穫作である。 [review] (セント)[投票(1)]
★4声が小さい・主体性がなさ過ぎる・自分は悪くないのに(無自覚)。そんな(割とよくいる)女性を襲う不幸のスパイラル。物語としては面白いはずなのに、行ってはいけない方向にばかり進んでいく七海というキャラクターを全肯定できなくてこの点数。 [review] (IN4MATION)[投票(1)]
★5岩井俊二は“時代の空気”を切り取る作家だと思う。2010年代という時代を切り取った代表作と呼んでもいい。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(6)]
★4綾野 剛は真面目に演じ続ける。いい加減な男=安室をマジメーに演じる事で、こちらも何となく騙されそうになる。ウマい。畢竟人間の真面目さなんて、いい加減(テキトー)と紙一重なのだと思い知らされる。☆3.9点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(2)]
★4ある種のファンタジーながら、物語はいたずらに現実らしさを踏み越えない範囲で運用されている。それにもかかわらず「長大な上映時間」だけでは説明のつかない(むろん、主因ではあるだろうが)得体知れずの著大なスケール感に圧される。このあたりの印象は安藤桃子0.5ミリ』と相通ずるものがある。 [review] (3819695)[投票(3)]