★5 | 彼女の口に含んだ橙色のほおずきを、手にとった瞬間、丸髷の下の、黒い濡れた瞳が、力強く嬲る。血の味をベロの先で感じ乍ら、桜色に染まった頬を指でなぞると、湿った肌が絡みつく。やがて季節は過ぎゆき、四度目の逢瀬は恋に変わる。 (Linus) | [投票(2)] |
★5 | 死人に口あり。 [review] (町田) | [投票(2)] |
★5 | この監督が描く日本の美しさは攻撃的な気がする。例えば「ほうずき」。地味で素朴に美しいと思っていたら、この映画では毒々しく迫ってくる。私はこの映画を見るのに頭を使わない。ただ流れる映像を、音を感じるだけ。2002.4.5 (鵜 白 舞) | [投票(1)] |
★5 | 第一印象は接続詞のない映画。そして自分の中で勝手に新しいジャンルを開拓。 [review] (kazya-f) | [投票(1)] |
★5 | 摩訶不思議な世界・・・良かったです。でも『ツィゴイネルワイゼン』の方が私は好き。松田優作もイイけど画面に原田芳雄が出てくると、やっぱりこの人凄い迫力ある-などと思ってしまう。話し方がポイント! (レネエ) | [投票(1)] |
★5 | まさしく、目眩めく映画。 [review] (鷂) | [投票(1)] |
★5 | 省略の妙が生みだす夢と現実のあわい。此岸と彼岸をつなぐモンタージュ。このふてぶてしさ。清順の人を食った笑いが聞こえるよう。 (crossage) | [投票(1)] |
★5 | うぶな人も、突然なにかどこかが開花してしまうような説得力あり。 (tomcot) | [投票] |
★5 | 実は最も真っ当な泉鏡花の映像化。そして出演者(スタッフもか!)みな、力を入れて、生命がない人を造形する。『ツィゴイネルワイゼン』が成功してしまった故の大仕掛け映画。 (ALPACA) | [投票] |
★5 | 独り芝居の連続。それはひたすら松田優作は見えない観客を相手に演技させられていた。仕掛け満載! (まご) | [投票] |
★5 | 最後の「裏返し」を見た心境であります。 [review] (バーンズ) | [投票] |
★5 | 訳の分からぬものに翻弄される気持ち良さを味わうならコレを観よ。万華鏡の如く広がる世界に出口なし。 (マッツァ) | [投票] |
★5 | 映画史上に残るラスト。 (もしもし) | [投票] |
★5 | 途中寝ながらも不思議と心地よい映画。夢かまことか・・・ (ミニー) | [投票] |
★5 | 『ツィゴイネルワイゼン』が狐につままれたような映画なら、『陽炎座』は狸囃子で道に迷ったような映画。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |
★5 | あやかしの映画。薄暗い中に原色が溢れては消えてゆく何とも不可思議な空間。 [review] (ワトニイ) | [投票] |
★5 | 原作泉鏡花って、『Wの悲劇』と同じ扱いなんだね。 (木魚のおと) | [投票] |
★5 | 『ツィゴイネルワイネン』の方が好きだけど、でも5点ですね。会話が交錯していないでしょう。日本人てそういうところありますよね。目線と会話がかみ合わないところ。泉鏡花は関係ありませんね。 (chokobo) | [投票] |
★5 | 清順流映像スペクタクル炸裂! (ハシオ) | [投票] |
★5 | 確かドーム式の映画館で見たような。また見たいなあ。 (ユージ) | [投票] |
★4 | もう、初めの駅に松田優作が立っている構図から、ああ清順だ、ああうれしい、と思ってしまった。何気ないシーンなのに、変。何かがおこりそう。なにかよからぬことが影でうごめいている。って感じ。一枚のシーンだけでも、もうサスペンス!天才。 (エピキュリアン) | [投票(2)] |
★4 | 『ツィゴイネルワイゼン』よりも記憶に残るのは、松田優作の力か、象徴的なイマージュのせいか。 [review] (鏡) | [投票(1)] |
★4 | 音楽の使い方がいい。後半の怒涛の展開!! (あおのり) | [投票(1)] |
★4 | こちら側とあちら側をつなげてくれるはずの松田優作が、いつまでたってもこちら側を離れられないのは残念。それとも主役がいちばん浮いている、というそれは清順のねらいなのか。 (tredair) | [投票(1)] |
★4 | 『ツィゴイネルワイゼン』の無惨な出来損ない。後半は退屈極まりない。陽炎座のシーンは長すぎて腹が立ってきた。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 不連続から非連続へ。こちら側の裂け目から垣間見える妖艶な世界にとり憑かれ、ふと気がつくとこちら側と断ち切られた妖気の世界が目の前で踊る。高みの見物と決め込むが良い。連ならざる世界など立ち入らぬが良い。魂のやり取りなどせぬが良い。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | 見世物小屋の覗きからくりから見た、無惨絵の世界。心が血を流すのを、見ていたのか、それとも見られていたのか。早く蓋をしないと、こちらの世界とつながってしまいそうで怖い。 (リーダー) | [投票] |
★4 | 生と死、男と女、金髪と洗い髪の黒髪の様に両極に立つ2極、
そこからおぼろげだが、確実に匂いたつほおずきの香り [review] (あき♪) | [投票] |
★4 | 子供の頃深夜に放映されて、あまりの面白さにビデオを借りてきてまた観た。 [review] (は津美) | [投票] |
★4 | 奇々怪々。そして、艶かしく美しい。
(0044) | [投票] |
★4 | 思い出すとつまらない映画だと思うんだけど。こういう類の映画があってもいい。 (dahlia) | [投票] |
★4 | 誰かが「脚の映画」だと言ってたけど、たしかにあの絡みはなんともいえずエロティック。 (動物園のクマ) | [投票] |
★4 | ひとつの完成された世界。 [review] (セネダ) | [投票] |
★4 | ほおづきが口から溢れ出すシーンが忘れられない。無惨絵をバックに使ってるのも丸尾チックで素敵。 (ブドワール) | [投票] |
★4 | 夢幻。シュールな映像美。ストーリーなど思い出せないが耽美な印象が焼き付いて離れない。 (stag-B) | [投票] |
★3 | 『ツィゴイネルワイゼン』のように恐怖譚を地道に綴るでもなく、『カポネ』のように冗談で弾けるでもなく中途半端で、漫然と繋げた没フィルムの束を観せられたような印象。実際それが狙いではないのだろうか。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |
★3 | 松田優作のひょろ長い足にムラッ。たとえ髪型と髭の具合が向井万起男に見えようとも。。。って、そう言う箇所を語る映画じゃないですね、
[review] (レディ・スターダスト) | [投票(2)] |
★3 | ホントにわかった人、いる?? [review] (超伝動エネルギー貯蔵) | [投票(1)] |
★3 | 『ツィゴイネルワイゼン』のインパクトに比べるとちょっと負ける。慣れたせいか?[シネセゾン渋谷] (Yasu) | [投票(1)] |
★3 | 映像美 映像美 耽美 嘆美 「画」だなぁ (マツーラ) | [投票] |
★3 | ツィゴイネルワイゼンに比べれば、かなり凡庸。ちょっとがっかり。 (Carol Anne) | [投票] |
★2 | 『ツィゴイネルワイゼン』が10年以上寝かせた特上のワインだとすれば、こいつは即席のカストリ酒だ。ペラい役者が織りなす清順歌舞伎というより紙芝居。余裕の無い優作は木偶の坊にしか見えなく、陽炎座の部分も冗長としか思えない。 (けにろん) | [投票(3)] |
★1 | だって、面白くないんだもの。理解しようとしたけど、途中でやめました。 (ぱちーの) | [投票] |