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★4 | 恐竜100万年(1966/英=米) | なぜ100万年前に恐竜がいるんだ、などと野暮なことを言ってはいけない。ヒーローはティラノサウルスと戦わなければならないし、半裸の美女は翼竜にさらわれなければならないのだ。それが映画というものだ。 | Orpheus, ダリア, 空イグアナ, mizeほか10 名 | [投票(10)] |
★5 | ジュラシック・パーク(1993/米) | たとえば初めて恐竜を目にする場面で目を見張りながらもしっかりと自説の正しさを確認するグラント。トリケラトプスの糞の山の中にためらいもせず手を突っ込むエリー。この作品に登場する科学者たちは、まさにプロとして描かれている。だからこそ恐竜を目の当たりにした彼らの驚きや感動に同調して、見ているほうも感動することができるのである。名作。
| 煽尼采, FreeSize, サイモン64, ギスジほか10 名 | [投票(10)] |
★2 | 39 刑法第三十九条(1999/日) | 教授や助手、それに弁護士や刑事といったキャラクターは精神的に不安定で、容疑者だけが唯一まともにみえる、というのがおそらく演出の意図なのだろうが、最初から鑑定人たちにプロらしさが一ミリも感じられないというのはどうかと思う。ファンタジーとして作ったというのならそれでもいいのだが、そういう映画の中で実在する刑法39条への異議を申し立てるというのは、フェアな態度ではないんじゃないか。
| takamari, 水那岐, Amandla! | [投票(3)] |
★2 | メン・イン・ブラック(1997/米) | 可もなく不可もなし。おもしろくなりそうなネタはいくつもあるのに、ツボをわざとはずしたかのごとく、まるっきり凡庸なストーリーに仕立ててしまっているのは、観ていてもどかしいくらい。 | NAO, けにろん, りゅうじん | [投票(3)] |
★3 | プルガサリ・伝説の大怪獣(1985/朝鮮民主主義人民共和国) | 特撮はチープだし、退屈なところも多いのだけれど、話のタネに見てみるのも一興かと。しかし、国王は兵器作りに血道を上げ、農民は飢えている、という設定は、まるで北朝鮮そのもののことのようなのだけど、よくこんな映画作ったものだなあ。 | りかちゅ, 水那岐, ハイズ | [投票(3)] |
★4 | シックス・センス(1999/米) | 子どもは自分の能力と折り合いをつけ、精神科医は過去と折り合いをつける物語であり、サイコホラーでもあり、伏線の張り巡らされた本格ミステリでもある。これ以上は、何を書いてもネタバレになってしまいそうなので書けません。
| けにろん, TOBBY, Amandla! | [投票(3)] |
★5 | 血を吸うカメラ(1960/英) | 殺人犯を恐ろしい怪物として描くのではなく、充分共感できる人物として描く描き方は、今見ても決して古くなってません。なお、主演のカール=ハインツ・ベームは名指揮者カール・ベームの息子。と考えると、映画の主人公像になんとなく重ねてみたくなるような……。 | おーい粗茶, Amandla! | [投票(2)] |
★3 | 追跡者(1998/米) | 手堅く作られた追跡サスペンス。オーソドックスなだけに、飽きずに見られる安定感がある。 | わっこ, ホッチkiss | [投票(2)] |
★4 | 殺人論文 次に私が殺される(1996/スペイン) | 殺人シーンはほとんど画面には出さず、音楽や効果音も最小限で、静寂のシーンが逆に恐怖を盛り上げる。下品に撮ろうと思えばいくらでも撮れる題材だけに、このストイックさは好感が持てる。わずか23歳の監督が撮ったとは思えない良質なサスペンス映画。 | モノリス砥石, ゆーこ and One thing, なつめ | [投票(3)] |
★3 | ピクニック at ハンギングロック(1975/豪) | 美しくも危うい少女期という、勝手なイメージを前面に押し出した作品はいささか食傷気味。なんだか思わせぶりな雰囲気だけの映画のように思えてしまった。 | カフカのすあま, mize, くたー | [投票(3)] |
★3 | ピッチ・ブラック(2000/豪=米) | 「夜来たる」+「エイリアン」みたいな話。夜が来るまでの前半はけっこう眠いのだけど、世界が暗黒に包まれてからのサスペンスの盛り上げ方はなかなか見事。 | ペペロンチーノ | [投票(1)] |
★4 | ザ・グリード(1998/米) | 傑作B級モンスター映画。テンポよくたたみかけるような演出は心地よいし、キャラクターのからませ方も絶妙。私はこの映画でスティーヴン・ソマーズ監督のファンになりました。 | けにろん | [投票(1)] |
★3 | スパイダーズ(2000/米) | 途中でヒロインはなぜかシャツ1枚になり、なぜそんなところにあるのかわからないプールに落ちて、ずぶぬれになって意味もなくエージェントと殴り合い。これぞB級の王道。 | シーチキン | [投票(1)] |
★3 | グリーンマイル(1999/米) | イエス・キリストと総督ピラトの話ですね、これは。ジョン・コフィ(J.C.)とポール(P)というネーミングからして、その辺は一目瞭然。そつのないウェルメイドな物語だけど、それほど感動するようなものではない | おーい粗茶 | [投票(1)] |
★5 | ニルヴァーナ(1997/仏=伊) | サイバーパンク映画の中では最高の出来。 | HW | [投票(1)] |
★3 | さくや妖怪伝(2000/日) | 安藤希が八王子のフィギュアオタクを倒し、箱根のチンピラを倒し、そして静岡では巨大化した大女優を倒すという話。めでたしめでたし | 直人, ガリガリ博士 | [投票(2)] |
★3 | グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997/米) | 天才の孤独と虐待された孤児の孤独を、故意に混同してしまっていて、ラストでは主人公の天才性なんてのはどうでもよくなってしまう。これは一種の逃げだと思うのだけど。でも私はミニー・ドライバーファンだからいいのだ。 | グラント・リー・バッファロー | [投票(1)] |
★5 | 風雲 ストームライダーズ(1998/香港) | 『マトリックス』では最終的に「人間が空を飛ぶ」というところに至るまで、2時間分もの理屈づけが必要だったけど、香港映画は違う。最初からもう当然のことのように人は空を飛ぶし、おまけに、それを誰も不思議には思わない。次から次へ繰り出されるアクションの迫力は、やはり本場香港に一日の長がある。
| シーチキン, nob, ミュージカラー★梨音令嬢, べーたんほか6 名 | [投票(6)] |
★4 | 20世紀ノスタルジア(1997/日) | なるほどこれが噂の「ニューロンばちばち!」かぁ。20世紀と、映画と、そして広末涼子を(笑)、いとおしさのあまり抱きしめたくなるような作品である。今の広末涼子の人気を思えば、こんな映画が撮れたことはほとんど奇跡に近い。今はただ、この映画が存在するという奇跡を素直に喜びたい。 | ことは, crossage, ゆーこ and One thing, くたーほか7 名 | [投票(7)] |
★3 | グラディエーター(2000/米) | 冒頭のゲルマン人大殺戮と戦車軍団との戦いが見所。ストーリーはいささか予定調和でカタルシスに欠けるし、ローマ市街の映像はなんだかいかにもCG臭くてちょっと興醒め。 | けにろん, これで最後, ひゅ〜む | [投票(3)] |