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寒山拾得さんの人気コメント: 更新順(20/61)

人気コメント投票者
★4さざなみ(2015/英)物語技法としてはひとつ優れものだが、登場人物を物語の実験に使っている印象も残った。 [review]jollyjoker[投票(1)]
★5友だちのうちはどこ?(1987/イラン)志賀直哉の短編の最高傑作のようなこの呼吸。善人だった子供の頃を思い出させられる。黒牛がぬっと出てくるイランの村をほっつき歩く愉しさは何ものにも替えがたい。 [review]jollyjoker[投票(1)]
★1東京裁判(1983/日)判事・検察側を暴露記事的に揶揄し、一方、被告側へは価値中立的かつ同情的。アメリカのダブル・スタンダードは常に批判されなくてはならないが、戦犯救済というグロテスクな方法を採る必要がどこにあるか。 [review]ルクレ, けにろん[投票(2)]
★4血槍富士(1955/日)「ラプソディ・イン・ブルー」のリズムで奏でられる「海ゆかば」 [review]けにろん, 3819695[投票(2)]
★4精神0(2020/日=米)「患者がいちばん苦労している。ずっと我慢し続けている。あんたは頑張った。よく耐えた」 [review]ぽんしゅう[投票(1)]
★2全員死刑(2017/日)劇中言及される『いつかギラギラする日』のようなヒステリックでユーモラスなバイオレンスが目指されたんだろうが記憶に残らない出来。カレープール他どのネタも笑いに恵まれず六平直政鳥居みゆきも不足感。 [review]けにろん[投票(1)]
★4座頭市(1989/日)本シリーズが積み重ねてきたものを回想するばかりの総集編で、ただ勝新が繰り返すお袋の回想だけが新しかった。 [review]けにろん[投票(1)]
★4翔んだカップル(1980/日)映画100年の歴史はセックス描写発展の歴史でもあるが、本作が青春アイドル映画(しかも東宝)でセックスを解禁したのは画期的だったのではないだろうか。 [review]けにろん[投票(1)]
★5星屑の町(2019/日)この世知辛い上映環境に歌謡映画という幸せ。押しの強いのんの造形は日活期の吉永小百合を彷彿とさせ、「新宿の女」の弾き語りが素晴らし過ぎる。レコードほしい(含『極私的エロス・恋歌1974』のネタバレ)。 [review]水那岐[投票(1)]
★3ポンチョに夜明けの風はらませて(2017/日)タイトルは「ピクニック」のほうが良かっただろう。♪ララ歌声合わせよ足並み揃えよ今日は愉快だ(含『台風クラブ』のネタバレ)。 [review]水那岐[投票(1)]
★3海月姫(2014/日)芸能界の不条理を見て我々は日本はいまだに封建社会だと学ぶことになっているのだが、さすがに藤原鶏太の戦時中じゃあるまいに、この当代随一のコメディエンヌはいつまで『千と千尋』状態で放置されるのだろう。 [review]水那岐[投票(1)]
★5人斬り与太 狂犬三兄弟(1972/日)渚まゆみのラーメンにチャーシューのせる文太。これが彼がこの世でなした、たった一度の善行なのだ。「蜘蛛の糸」のカンダタが蜘蛛助けたみたいな。本作の暴力描写はいまだに本邦映画100年の頂点。 [review]DSCH, ぽんしゅう[投票(2)]
★3あばよダチ公(1974/日)佐藤蛾次郎の発情描写の数々が激しすぎて弱ってしまう。「自由にヤレるのか」「貴方は自由をはき違えています」「ネエチャン何も穿いていないのか」何という対話だろう。腰振り続ける蛾次郎に雄の哀れを見よ(含『男はつらいよ望郷篇』のネタバレ)。 [review]ぽんしゅう[投票(1)]
★4さらば夏の光よ(1976/日)モテない君の波乱万丈は遠藤周作固有の主題。本作は神を語らないが、地上に救いを求めないカソリックのハードなスタンスはブレッソンと寸分も変わらないのだった。 [review]けにろん[投票(1)]
★4アジョシ(2010/韓国)ブルース・ブラザーズ』を想起させる動機の純朴さがチャーミングでいい。撮影も面白く、窓から飛び降りる際の上品なCG処理に二度はっとさせられた。 [review]おーい粗茶[投票(1)]
★4洲崎パラダイス 赤信号(1956/日)消えた町を記録してしまった文化財映画。この前跡地を散歩してきたのだが、轟夕紀子さんの居酒屋跡と思しき場所にウヨった北方領土返還の大看板が立っていて驚愕。追善供養碑に参って周りの雑草抜いてきました。 [review]ぽんしゅう[投票(1)]
★1虎の尾を踏む男達(1945/日)敗戦がなければクロサワってこんなのばっか撮り続けたんだろう。観客の感情を誘導し続ける榎本健一の顔アップ連発は最悪、映像的ファッショそのものだ。 [review]けにろん[投票(1)]
★5独立愚連隊西へ(1960/日)日中戦争北支ものの代表作。永年保存に値する傑作。アジアへ堂々輸出すべき戦争映画だ。邦画でそんな感想を抱かせる作品は残念ながらとても少ないのだが、本作は誉れある例外である。 [review]死ぬまでシネマ, 水那岐[投票(2)]
★3黒蜥蜴(1968/日)最高の主演を得て戯曲家ミシマの技が冴えまくり。ともかく科白が立っている。拳銃取り出して「はい両手上げてね、ラジオ体操みたいに」。 [review]けにろん[投票(1)]
★5イージー・ライダー(1969/米)あらかじめ彼等は死んでいる。競争とは諦念である。 [review]3819695, セント[投票(2)]