コメンテータ
ランキング
HELP

水那岐さんの人気コメント: 更新順(51/83)

人気コメント投票者
★3新・平家物語(1955/日)タイトルの期待を裏切り、物語は清盛の雌伏時代であえなくチョン。僧兵の軍勢が集結し、さぞや血の滾るスペクタクルが観られるかと思いきや、清盛の弓矢ニ、三本で…。溝口監督がいかに名匠でも、この肩透かしはほとんど犯罪的だ。雷蔵の清盛というキャスティングはミスキャストを飛び越えて愉快でさえあっただけに、なおさら。セント, 直人, けにろん[投票(3)]
★3楊貴妃(1955/日)美しい毒婦をヒロインに据えて宮中を描くと、毒婦は瞬く間に愛に殉じた天使の仮面にその顔を隠される。マリー・アントワネットを悲劇の王妃に描いた『ベルサイユのばら』はフランスでブーイングを浴びたが、さてこの王妃、中国人が見たらどのように映るものだろうかね。りかちゅ, 直人[投票(2)]
★4X―MEN ファイナル ディシジョン(2006/米=英)しかつめらしい文句で煙に巻こうと一度は考えたのだが、言いたいことをシンプルに言ってしまった方がいいだろう。「このシリーズをここまで引っ張ったのは、他ならぬマグニートーだ」と。 [review]ロープブレーク, らーふる当番, わっこ, 死ぬまでシネマほか6 名[投票(6)]
★2シュガー&スパイス 風味絶佳(2006/日)モノローグに頼りすぎる状況描写、「イカニモ」な名文句気取りのセリフ。それらが折角の美点を台無しにしてゆくのは、きわめてテレビドラマ的に過ぎるこの映画の性格を反映している。 [review]sawa:38, 直人[投票(2)]
★2初恋(2006/日)やはり宮崎は、『パコダテ人』『NANA』のような少女らしい「ほんわかさ」の方が魅力的に映る。19歳なりの修羅のごとき佇まいはもう身についているけれど、幼く甘えた声質がそれを台無しにしているし、演技力を問われるような役回りではこれはない。試みとしては面白い作品かと思ったのだが…。 [review]おーい粗茶, ina, 直人, sawa:38[投票(4)]
★4非行少女(1963/日)凡庸なコメディエンヌとして見ていた和泉雅子の演技力を知り、改めて吉永小百合の陰に隠れがちな日活時代の彼女の不運を知る。方言もよく仕込まれていて耳障りではない。タイトルから感じるほどの「ズベ公」でなかったのが救い。直人[投票(1)]
★4巨人と玩具(1958/日)悪趣味な虫歯メイクで媚態を振り撒く野添ひとみよりも、冷酷・残忍さを己に課したダンディ、狂気に魅入られて転落の坂への道を選択する高松英郎のクールさが目を奪う。高度成長社会の醜悪なディフォルマシオン。ライターは焦燥を駆り立てる打楽器。直人, ゑぎ[投票(2)]
★4愛と死の記録(1966/日)吉永にとっても、最も明朗な表情が可憐に見え、突然やって来る愛の嬉しさが全身で表現できた時代の一作。映画的には、手持ちカメラで追う街をゆく吉永の姿に、その心情の推移が写し撮られているように見え、また絶対的な原爆の非情さを表す仰角でのカメラも非常に効果的である。ただし、心情的にはこの佳作をそのまま受け入れたくはないこだわりが自分にはある。 [review]ぽんしゅう, ゑぎ[投票(2)]
★4白い巨塔(1966/日)邦画不世出のインテリジェンス溢れるダンディ、田宮二郎面目躍如のピカレスク・フィクション。ただしその活躍の場所は病院よりも料亭・バーに比重が傾くが…。清純に揺れる野の花よりも鮮やかな毒花・小川真由美が視線を奪う。社会派・山本薩夫の手腕による迫真のドラマは長尺を感じさせない上手さだ。けにろん, 新町 華終, ゑぎ, モモ★ラッチ[投票(4)]
★3007/死ぬのは奴らだ(1973/英)カントリー情緒あふれる田舎の農園主めいた男と戦うのが、主役交代直後のロジャー・ムーアでは、彼がどことなくやる気のない浮かない顔をしているのも肯ける気分がしてくる。『007はつらいよ・カリブの海にワニを見た』。 [review]ぽんしゅう, けにろん[投票(2)]
★4レジェンド・オブ・メキシコ デスペラード(2003/メキシコ=米)ジョニー・デップが役割でも見せ場でも完全に主役扱い。その分、バンデラスの存在は前作より小ぢんまりとし、サルマ・ハエックに至っては「おいおい、こんな扱いかよ」。前作を忘れて観た方がいいかも知れない。 [review]ロープブレーク, わっこ, Walden, ねこすけほか6 名[投票(6)]
★3アニーよ銃をとれ(1950/米)主演のベティ・ハットンのお転婆ぶり、元気さは好感が持てるのだが、お話としては「女は身のほどを知るべきだ」という教訓のようで素直には楽しめない。 [review]りかちゅ[投票(1)]
★2ベルサイユのばら(1979/日=仏)当初予定されていたドミニク・サンダ=オスカルで撮ればよかったのに…。カトリオーナ・マッコールは男に見えない。映画的にも盛り上がりのない一編。 [review]りかちゅ[投票(1)]
★2バードケージ(1996/米)時事ネタ以外は、愚直なまでに『Mr.レディMr.マダム』と全く同じ。それだけならいいのだが、議員役のジーン・ハックマン以外の役者の魅力が格段に劣る。何が違うかといえば物語に対する愛情の深さだと感ずるのだが…。りかちゅ, KADAGIO[投票(2)]
★3王様と私(1956/米)ユル・ブリンナーは魅力的に演じているが、いかんせん「タイなんざ野蛮国だ」との偏見が鼻についてミュージカルを素直に楽しめない。りかちゅ, ジャイアント白田[投票(2)]
★4遠くの空に消えた(2007/日)リアリティよりは寓意を重視した物語である。そのせいかドラマ的な盛り上がりは今ひとつであり、散漫とも映るが、行定勲監督の本格的な軌道修正作としては、大いに評価したい一作であった。 [review]JKF, Keita[投票(2)]
★4007は二度死ぬ(1967/英)この巨大アミューズメント・パーク日本を見て爆笑できるか激怒するかで、そのヒトの人間の大きさが判る。畳敷きの丸の内線、神社で鐘を突く坊さん、ショーン・コネリーの安直な変装で日本人と見分けられなくなる日本ブラボー!丹波も忍者部隊月光(?)を率いてカッチョいいぞ!りかちゅ, 山本美容室, ゼロゼロUFO, 甘崎庵ほか6 名[投票(6)]
★3赤線地帯(1956/日)末期を迎え死に絶えようとしている往年の吉原を描くため、いかにも陰気なイベントばかりが羅列され、気が滅入る。やはり作為的描写ではあっても京マチ子の陽性は必要だったのだな、と痛感。若尾の狡猾さだけでは転げ落ちる女たちの末路描写の寒々しさはカバーしかねるだろう。ましてラストはあざと過ぎる。りかちゅ, カレルレン, けにろん[投票(3)]
★2高校生心中 純愛(1971/日)普通でない高校生同士ですら、お互いに心中を誓い合うためには、性格破綻者に囲まれたこれほどまでの不幸のドラマに身を晒しあわねばならないのか。事に及ぶ前に雪合戦に戯れるシーンは、『泥だらけの純情』の亜流であることの暴露と映った。セント[投票(1)]
★3ああ爆弾(1964/日)狂言、ジャズに浪花節、タンゴ、ゴーゴー、チャールストン。リズム喜劇と謳ってみれど、いの一番のお話は、惹句に似合わぬ小ぢんまり。欲求不満は否めずや。 [review]SODOM, けにろん[投票(2)]