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ゑぎさんの人気コメント: 投票数順(78/112)

人気コメント投票者
★4現代インチキ物語 騙し屋(1964/日)クレジットバックの、大阪駅屋上の電飾看板の裏側から、駅前交差点を撮ったカットが凄い!この出だしが一番驚いた。 [review]けにろん[投票(1)]
★4堕ちた天使(1945/米)本作のプレミンジャー、絶好調じゃないか。ジョセフ・ラシェルの仕事ぶりもノリノリの感じ。屋内の寄り引き、屋外の移動やパンニング、縦横無尽だ。どうしたら、こんなに自由自在に繋ぐことができるのだろうと思う。もう魔法のよう。 [review]袋のうさぎ[投票(1)]
★4半世界(2019/日)この映画、製炭を題材にした時点で、完全な勝利と思った。映画的な画面造型が横溢する。炭焼き窯と炎のカットも美しいが、山から、樫材(ウバメガシ)を伐り出し、ロープで運ぶアナログな画面も、とても映画的なのだ。 [review]ナム太郎[投票(1)]
★4ホドロフスキーのサイコマジック(2019/仏)2018年パリと字幕が出て、ホドロフスキーが現れ、紫の小さな花の前で喋る美しいカット。最初の兄弟と母親とのセラピーの場面。マイナーなBGMも良く、演じられている(というか目の当たりする)光景、所作の数々、それ自体が面白くて思わずニヤけてしまう。 [review]3819695[投票(1)]
★4女狙撃兵マリュートカ(1956/露)これは驚くほど、すっごいメロドラマ。また、序盤は西部劇のよう。砂漠。砂嵐。こんなロケーションにも関わらず、クレーン上昇移動を2回やる。マリュートカは革命軍遊撃隊の狙撃の名手。射殺した敵の人数をカウントしており、現在40人目。 [review]袋のうさぎ[投票(1)]
★4スプリングフィールド銃(1952/米)これはかなりプロット展開の面白い西部劇だ。善玉、悪玉がシフトして驚かす。一方で、これも斜面の西部劇であり、岩山の西部劇なのだ。 [review]袋のうさぎ[投票(1)]
★3馬上の男(1951/米)夜の場面が多く、これは意識的にローキーシーンを作っているように思う。夜、部屋の明かりを消すシーンも多い。これも照明変化の演出を意識的にやっている。 [review]赤い戦車[投票(1)]
★5水俣 患者さんとその世界(1976/日)大遠景で海上(水俣湾)を映したカットが度々入るのがいい。夕方の光の中の船の遠景。土本典昭が患者に寄り添い、深い信頼関係を築いていることがようく分かる。その関係性に何度も落涙しそうになる。映画の一方のエッセンスは、あくまでも被写体の魅力と、カメラの視点との関係なのだ。 [review]ぽんしゅう[投票(1)]
★3燃えつきた地図(1968/日)勝新太郎が乗るスバル360がやたら目立つ。この自動車が主役、と云いたくなる。鏡、反射物の映画でもある。ラスト近くのビルの窓に二重露光、というのは何とも古臭いが。 [review]おーい粗茶[投票(1)]
★4自由学校(1951/日)小さなアバン・タイトル。佐分利信が「自由か..」みたいな独り言を云い、俯いて歩き出す。その足。次いで、屋外の高峰三枝子のバストショット。こちらは、キリっとした表情だ。この二人の対比に続いて、大磯の浜辺を横移動する画面に、クレジットが流れる。 [review]ぽんしゅう[投票(1)]
★5恐怖のまわり道(1945/米)これは傑作だ。まずは開巻間もなく、主人公トム・ニールが、ハイウェイ横のダイナーで、思い出の曲を聞いて回想に入る処理に唸る。唐突にローキーになり、ジュークボックスのレコード盤から、NYのクラブのドラムセットのバスドラムに繋ぐ、円形のマッチカット。 [review]袋のうさぎ[投票(1)]
★3裏切りの街角(1949/米)街の空撮から始まる。よく目立つビル。LAなのか。駐車場へ寄っていく。車の陰でキスをする二人−バート・ランカスターイヴォンヌ・デ・カーロ。 [review]ぽんしゅう[投票(1)]
★4特急にっぽん(1961/日)線の上に「にっぽん特急」という文字が右側から出て、「特急」の文字だけが右へ左へと動き、「にっぽん」の前に連結する、というタイトルイン。列車の狭い通路を使った人物の出入りの演出は、川島雄三らしさに溢れたものだ。仰角を主体とした構図、見事な空間描写。 [review]disjunctive[投票(1)]
★4しろばんば(1962/日)鳴滝組の生き残り、滝沢英輔の傑作。本作を見た後に、例によって脚本家(木下惠介)の仕事ぶりをオモンパカりたい、という不純な動機で、井上靖の原作を読む。 [review]けにろん[投票(1)]
★3蜜蜂と遠雷(2019/日)タイトルロール、蜜蜂は鈴鹿央士少年で、遠雷は松岡茉優ということか。 [review]緑雨[投票(1)]
★5その場所に女ありて(1962/日)面白い!もう全編ニヤニヤしながら見た。カット割りが縦横無尽かつ超キメ細かい。このレベルはちょっと他にないんじゃないか。本作の鈴木英夫は、当時の東宝で云うと、成瀬も黒澤も届いていない到達点にあるのでは、と思わせる。これは大傑作だ! [review]ぽんしゅう[投票(1)]
★4彼奴を逃すな(1956/日)ファーストカットは蒸気機関車が来るカット。クレジットも、機関車が右から左へ走るのに合わせて、右から左へ出る。やはりこれは、類稀なる音の映画なのだ。貨物機関車、銃声、ラジオ、ちんどん屋、時計、僧侶の団扇太鼓など、見事な音使いだ。 [review]ぽんしゅう[投票(1)]
★3大番頭小番頭(1955/日)タイトルが示す通り、大番頭役の藤原釜足がある意味主役。学卒新人の小番頭である池部良や、主人・伊藤雄之助と同等レベルの比重で描かれる。 [review]ぽんしゅう[投票(1)]
★5その女を殺せ(1952/米)これは傑作だ。シカゴからLAまで、死んだマフィアのボスの夫人(証言者)を、列車で護送する刑事の話。主人公をチャールズ・マックグローがやっており、これが渋いだけでなく、優しさも垣間見せる、いい役なのだ。護送されるのは、マリー・ウィンザー。彼女のマフィアの情婦らしさ(正妻ではあるが)も、絶品! [review]ぽんしゅう[投票(1)]
★3愛と希望の街(1959/日)川崎市を舞台とする。冒頭の靴磨きシーンは川崎駅前か。望月優子とその隣は谷よしの。谷は、本作では珍しくクレジットあり。鳩を売る少年は望月の息子の正夫。彼から二羽の鳩を買ってくれた女子高生、京子は富永ユキ。 [review]3819695[投票(1)]