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movableinfernoさんのお気に入りコメント(7/29)

ミスティック・リバー(2003/米)★3 そもそも原作自体がミステリーとしてはB級。ただ原作は人間関係、家族関係、地域社会、育った背景などの描写が巧かった。映画化に際しては大幅な省略化で、その辺が粗雑になってしまったのが悔やまれる。役者陣の演技合戦は観ていて楽しめる。 [review] (TOBBY)[投票(8)]
春夏秋冬そして春(2003/独=韓国)★3 湖上の庵の造形や般若心経のエピソードなどは、宗教が持つ独善的傲慢さがなく地に足のついた慎ましい神秘性を漂わせ好感が持てるのだが、観音菩薩のくだりはあまりにもオリエンタル趣味。欧州資本とキム・ギドクの無邪気さがあいまって凶と出た感がある。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
カスパー・ハウザーの謎(1974/独)★4 サイレント映画を思わせる序章部から始まり、全篇クラシカルな雰囲気が漂う静謐な画面。しかし、確かにそれは「声にならない叫び」を内在した静けさだった。 [review] (くたー)[投票(3)]
珈琲時光(2003/日)★3 今度ばかりは褒められないな。オマージュと言っても、懐古的な東京風景だけを選び、古そうな山手線、郊外線の露出オーバー。大家さんに酒、調味料を借りるなんてやりすぎ。思い入れが強すぎたね。ヴェンダーズの「東京画」をドラマ化したような感じ。 [review] (セント)[投票(1)]
話の話(1979/露)★5 横たわる自然、流れる時間、そういったものをあるがままに受け入れ、どんな過酷なものに対してもそう接することしかできないことの残酷さ。私自身北海道の出身なのだけれど、この淡々とした映像と歴史観、自然観には、同じ北国としてのシンパシーを感じます。 (かける)[投票(5)]
話の話(1979/露)★5 ハフハフ。ヘクチッ。そんな狼のしぐさに単純に「可愛い〜」と言えない不安感が漂っている。でも心地よい。記憶の断片の羅列の中に、昔体験したような錯覚を感じる瞬間がある。 (mize)[投票(5)]
霧につつまれたハリネズミ(1975/露)★5 この手の映画にはどうにもこうにも弱いので、やや妄想が加速ぎみかも。私の頭の中にはハリネズミくんの声が(ものすごくリアルに)こう響いてきました。→ [review] (tredair)[投票(6)]
ツイステッド(2004/米)★3 アシュレイ・ジャッドの表情で、親近感湧いた。(04.10.13@チネチッタ) [review] (リア)[投票(1)]
GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995/日)★4 戦後の日本人が直面した問いは大きく二つある。一つは言うまでもなく「我々にとって『ゴジラ』とは何か?」であるが、もう一つは「サイボーグとは何か?」ということである。日本人は何故こんなにサイボーグが好きなんだ? [review] (ジョー・チップ)[投票(9)]
HERO(2002/中国=香港)★3 スノビッシュな映画人が「スウォーズマン」の真似事するんじゃないよ。 (黒魔羅)[投票(2)]
華氏911(2004/米)★4 Imagine all the people living life in w ... [review] (kiona)[投票(2)]
華氏911(2004/米)★4 いろいろ言われているが「このままでは本当にヤバイ」というマイケル・ムーアの真摯な危機感だけはホンモノだろう。そして、この映画を観た人は皆、自らの立ち居振る舞いが問われていることを自覚すべきだと思う。 [review] (緑雨)[投票(13)]
華氏911(2004/米)★5 人類が地球規模で「クライシス」に向かっている今、金持ちだけが「ノアの箱舟」に乗れると誰もが信じだしたのではないだろうか? [review] (新町 華終)[投票(11)]
華氏911(2004/米)★3 正直いって、映画としてみると今までの作品よりも後退しているんじゃないかと思う。見るべきはUSAの民主主義が崩壊し、全体主義に変貌していく過程。その行間にみてとれる監督の哀しみ。 [review] (ジョー・チップ)[投票(12)]
華氏911(2004/米)★3 フリントから来た男がもたらしたもの。 [review] (グラント・リー・バッファロー)[投票(5)]
インファナル・アフェア(2002/香港)★3 絵に描いた如きシンメトリーなキャラ設定を2大俳優で設定しながら、対立のベクトルは昇華せずに同一方向に流れて雲散霧消していく。糞詰まりみたいなもどかしさ。脇役者の良さやカメラワークの魅力等見所も多いが、やっぱどっちかが泥被らないとダメ。 (けにろん)[投票(5)]
インファナル・アフェア(2002/香港)★3 新進の香港映画が伝統から生まれ変わろうとして、生まれ変われきれない部分。 [review] (kiona)[投票(8)]
ロスト・イン・トランスレーション(2003/米=日)★3 都市の孤独、という言葉に実感を持てずにいる。俺は上京者だが、俺の孤独は「東京」とは何の関係もない。いつだってどこだって一緒である。ソフィアが感じ、描き出そうとした孤独も、基本的にはそれと同じだろう。が、如何せん嘲笑的な描写が多過ぎる。 [review] (町田)[投票(9)]
魚と寝る女(2000/韓国)★4 もう、なんつか、自然と目が細くなるのと、首が引っ込むのと、もう大変。 [review] (カノリ)[投票(1)]
魚と寝る女(2000/韓国)★4 女の代償によって快を追求する釣り客たち。女の痛みは身体の深い部分に沈みこんでいく。その痛みをキム・ギドクは針を表象として釣り上げる。心と身体の乖離は、ここに正視に耐えないほどの直接的な痛みとして水上に現れ融合する。圧倒された。 (よだか)[投票(2)]