コメンテータ
ランキング
HELP

3819695さんのお気に入りコメント(151/182)

夜顔(2006/仏=ポルトガル)★5 世の殆どの映画は、映像の中の風景や人物を、何らかの語りの効率の下に切り貼りすることで、この豊饒さを放棄しているのだ。この名匠の手の中では、物語ではなく、時そのものが語る。 [review] (煽尼采)[投票(3)]
西鶴一代女(1952/日)★3 サディスティックなまでの徹底した突き放しっぷり。 [review] (緑雨)[投票(1)]
西鶴一代女(1952/日)★4 開いた口がふさがらないほどの不幸の波状攻撃。ここまでされると憐れみの感情なんて全くでてこない。そのぶん田中絹代の凄さなどを堪能できたと思う。 [review] (ハム)[投票(4)]
西鶴一代女(1952/日)★5 文句ナシの溝口映画の最高傑作。小娘から老婆までを、無理を承知で臆面もなく演じてしまう田中絹代の演技魂炸裂。長回しの効果を最大限に引き出すセットの造形も素晴らしい。 (くたー)[投票(4)]
アキレスと亀(2008/日)★3 ブルーを捨てたキタノはアーティストの夢を見るか [review] (ペペロンチーノ)[投票(4)]
K−19(2002/米=英=独)★3 本来バレたらまずい死亡フラグを、もう自棄糞に羅列してコントじみたスリラーに昇華する力業。しかしトラブルが起きすぎてどうでもよくなる、という無常観もある。後半の難病物はやはりドン引き。 (disjunctive)[投票(1)]
K−19(2002/米=英=独)★4 うわー、見ていられないよー!アメリカの人はあのシーンをどう見たのか・・・ 『スターリングラード』のようにとってつけたような社会主義批判めいたセリフはなく、むしろソ連兵士としての立場を尊重するような姿勢に好感が持てる。ハリウッドの中でもちゃんとした人達が撮った映画。 [review] (ジョー・チップ)[投票(1)]
汚れた血(1986/仏)★1 様々な映画的身振りに彩られた「距離」の考察。シネアストは贅沢な表現がお好き。 [review] (ゴルゴ十三)[投票(3)]
汚れた血(1986/仏)★4 カラックス監督の一生懸命さに感服させられます。若き日のジュリエット・ビノシュジュリー・デルピーが見られるのもグーです。 [review] (skmt)[投票(2)]
トウキョウソナタ(2008/日=オランダ=香港)★5 急に突拍子もないものが出現したり、いかにも不安定な現代を描き続けている黒沢清が、妙に落ち着いて揺れ動く現代社会を、揺れないでぶれないでしっかり描写した家族ドラマだ。 [review] (セント)[投票(12)]
晩春(1949/日)★5 行き遅れ気味の独身女性が見るにはあまりにも辛すぎ、そして優しすぎる。泣き死にしかけた。 [review] (づん)[投票(16)]
U−571(2000/米)★4 とにかく「音」がいい [review] (dappene)[投票(5)]
最後の人(1924/独)★4 無字幕サイレントとしても知られるが、まさにどこまでも「観れば解る」映像。ムルナウの技巧は当時の人には目を奪う魔術かもしれないけど、その魔術は映画が映画であるための本質に根差している。 [review] (くたー)[投票(2)]
最後の人(1924/独)★4 窓とドアの映画。多分全体の9割以上のカットで窓かドアが映っている。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
最後の人(1924/独)★4 誇張による風刺劇、とも。現代に通じるものもある。 [review] (24)[投票(4)]
おくりびと(2008/日)★4 ミエミエの雑なストーリーを「題材」「大人のキャラクター造形」「役者の貫祿」がフォローした秀作 [review] (ペペロンチーノ)[投票(16)]
ウォンテッド(2008/米)★3 テンポがよく、気楽に楽しめる作品ではある。が…。 [review] (ナム太郎)[投票(2)]
はなればなれに(1964/仏)★4 マジソンダンスとナレーション。ゴダールの弾ける青春。 [review] (crossage)[投票(10)]
ドイツ零年(1948/伊=独)★5 傑作。元教師の気持ち悪さ。さらに彼が閣下と呼ぶ男の薄気味悪さ。閣下とはいったい何なのだろう。 [review] (ゑぎ)[投票(10)]
アイアンマン(2008/米)★4 これはテーマではなく、キャラクターとシチュエーションの映画である。ここに漂うユーモアのセンスはハワード・ホークスのコメディのように知的な含み笑いを誘うものであり、それはひとえに役者の芝居の豊かさによってもたらされている。 [review] (shiono)[投票(12)]