★3 | 確かにこの緊張感は並ではない。松田優作が「舟に乗ってやって来る」というのがよい。音響設計の工夫も分かる(無音のレコード/見えないヘリコの音、など)。瞠目する屋外カットもふたつほどある。が、趣味が悪い。パズルのピースを合わせない加減の絶妙さ、それによって不快・不安を生む仕方が厭らしい。 (3819695) | [投票(1)] |
★4 | 認めたくはないが、あの家族は確かに私の家族でもある。そして、幸か不幸か私の家族に吉本のような人物はいなかった。[Video] (Yasu) | [投票(1)] |
★3 | まじめなふまじめさ。肩肘張らずに見せようとする作りとは、もちろん単なる弛緩ではなく、これを方法論レベルまでにもっていくのにはたいへんな練りこみを要したであろうことを想像させる努力作。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★4 | 松田優作と宮川一朗太のからみが何とも言えず怪しくてたまらん。 (tomcot) | [投票(1)] |
★4 | 衝撃だったなあ。面白いとか、楽しいとかではなく、しっかりとした構成と未来を象徴していたと思います。素晴らしい! [review] (chokobo) | [投票] |
★3 | 1950年代、1980年代、2010年代、と30年刻みで比較した時、家族という塊に本当に何か変化が起こっているのだろうか?封切り当初も古いと感じたが、今でもそう。それがほっとさせる。 (動物園のクマ) | [投票] |
★5 | 若さと心地よい自信に満ち溢れた傑作。 [review] (ナム太郎) | [投票(3)] |
★4 | 家族という生活単位と社会との関係が希薄になったとき、そこに閉ざされた習慣とルールが芽生え始める。まるで無人島に何十年もとり残された漂着者のように。部外者は舟でそこを訪れ、救出のヘリは爆音をとどろかせるも、彼らはただただ惰眠をむさぼるのみ。 (ぽんしゅう) | [投票(7)] |
★3 | 今や安定路線をひた走っている森田監督もこのころは暴走してたんですね。この作品の場合は松田優作という人物に引きずられたためだったのかも? [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | ヘリコプターの音を聞く夕暮れは不安な気持ちになります(この映画の影響で) (ボイス母) | [投票(1)] |
★5 | 「地球ゲーム」からは逃げられない。
後は余談です。 [review] (いくけん) | [投票(5)] |
★4 | 上から視点・平面的なカメラアイに演出家の性格が透けてるが、中盤以降は照れ臭さのようなものが染み出して来て憎めなくなる。だからこそラストの破綻にも乗れる。宮川・伊丹ら配役、台場を臨むロケーション共に申し分無く、音や台詞の使いも抜群。「女優」以外はホントに全部揃ってる。 (町田) | [投票(1)] |
★4 | 受験勉強の動機付けが明確に定まらなかった自分の学生時代を思い出した。80年代特有の倦怠感がよく出ている。トイレットペーパーを買い込む戸川純とかコブラツイストとか懐かしい。 (TOMIMORI) | [投票] |
★4 | オトナになったらみんな鼻毛を切るものなの?そんなに急にのびるものなの?と強い衝撃が走った。 (tredair) | [投票(1)] |
★5 | 監督曰く松田優作は『ゴジラ』なのだそうだ。そういや海からやって来るなあ。 (ペペロンチーノ) | [投票(4)] |
★3 | 家庭や学校といった共同体の秩序が崩壊し、個人は正面から向き合うことを徹底的に回避する。家族は食卓に横並び。大事な話は車の運転席と助手席で。傍に座る家庭教師と殴り合う。 [review] (緑雨) | [投票(2)] |
★5 | 盛り込むではなく削ぎ落とすアプローチで60年代ゴダール的ポップへの回帰が図られた上でボソボソ声の優作が止めを押す。十三・さおりの硬軟助演の妙もハマり全てが理想的な上、ブニュエルな晩餐から終末示唆の午睡。神業的な出来だ。 (けにろん) | [投票(3)] |
★4 | 私立探偵を家庭教師に置き換えた傑作ハードボイルド (kiona) | [投票(2)] |