★4 | 日本側の俳優陣がなじみ深いこともあり、最初在日朝鮮人として捉えづらいものがあったが、彼らから祖国という言葉が出ると急に在日問題に日常的に何ら関心のない自分を感じ取る。 [review] (セント) | [投票] |
★4 | 300%の理不尽が罷り通る現実に、遣る瀬無い怒りと、憤怒の彼方に到達した諦念と、心の揺れを圧殺する服従とで向き合う3人。そして、その家族・友人の押さえても噴き出る感情の吐露の慎ましさ。この日本的メンタリティは恥ずべきものではない…と思う。 (けにろん) | [投票(4)] |
★4 | 劇映画としての演出はいささか未熟で粗削りだが、逆に作者のむき出しの私念がヒリヒリとストレートに伝わってくる。国家と制度のまえに、戸惑い苦悩する者たちの「寡黙」と「絶句」と「沈黙」。その奥に秘められた絶望的悲しみ。まさに私小説ならぬ私(噴)映画。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(5)] |
★4 | ジョージ・オーウェル。『キューポラのある街』。普遍的な家族の物語。しあわせのくに、ニッポン。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |
★5 | 本作は「朝鮮総連」という組織の周辺にも、生身の人間がいるのだと教えてくれる。その次に行けないものか。 [review] (寒山拾得) | [投票(3)] |
★4 | 在日朝鮮人も僕らと同じ国土に住み、僕らと同じ社会を形成する、同じ「にっぽんのひと」なんだなあ、と思った。 [review] (G31) | [投票] |