★4 | 後進になぞられ上書きされ後景化していくのがミステリーの宿命だとしても、心理を突き詰めた描写はいつまでも鮮烈。稀代の女優が真綿で首を締められるかのごとき時間経過が倒錯的な甘美を醸し、大変よろしくない。残る名画は、なんやかんや見て損がない。 (kiona) | [投票] |
★4 | バーグマンの上手さも光るが、シャルル・ボワイエの怪演っぷりから目が離せない。表情、視線、声色、所作、いずれも見事。ガス燈というタイトルも味わい深い。 (irodori) | [投票(1)] |
★3 | 引きこもってる時に見たくないなー。 (モノリス砥石) | [投票] |
★4 | 安いドラマのように音楽ががなり立てるのではなく、低く押さえられているのは好感が持てる。そして主人公の屋外への憧れを表して、歌曲‘庭の千草’が1シーンだけしっかり入るのは逆に気持ちがいい。原作以上のサスペンスと優しさを表現し得た傑作。 (KEI) | [投票] |
★4 | トリッキーな展開ではなく真正面からいたぶりつくそうという悪とそれに反転攻勢に転じる性根の相克を描いているのだが、徒にニューロティックな表現に走らず演技ボルテージに注魂するキューカー演出がバーグマンの狂気を垣間見せる。スリリングだ。 (けにろん) | [投票] |
★3 | イングリッド・バーグマンをどう写すかみたいなところがミソなんだろうけど。 [review] (t3b) | [投票] |
★3 | バーグマン嬢に芯の弱い女性は務まらない気が。ボワイエさんも不釣り合いにお老けでしたような。 (G31) | [投票] |
★4 | 揺れる明かりにバーグマンの表情が曇り視線が宙をさまよう。不安に歪む苦悶美を堪能するサディスティック・サスペンスの快感。ヒロインを無粋に揺さぶるメイド(アンジェラ・ランズベリー)の悪気なき品の悪さも魅力的。ヒッチほど饒舌でないのも好感。
(ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | このイチゴ泥棒め。 (黒魔羅) | [投票] |
★3 | ガス燈の炎の揺らぎをヒロインの心理状態が不安定になっていく様に重ね合わせるとともに、謎解きの鍵に仕立て上げていく。なんと粋なんだろう。このようなガジェットを使うことができた、映画にとって幸福な時代。 [review] (緑雨) | [投票(1)] |
★5 | 昔のドラマって、立派な俳優がちょっと大仰にも感じる演技をしていて、なんとも言えない迫力があるなと思う。イングリッド・バーグマンの美しさで押し切ってる面もあるが、男優陣や脇役陣もカチッとしていて、手作りの良さを感じる。 (サイモン64) | [投票(1)] |
★4 | ガス燈の柔らかな灯りが照らすバーグマンの顔。この茫漠とした照明が、狂気と正気の定かならぬ事と一体となる。夜霧が更に灯りを茫洋とさせる街路の美しさも何もかも、ヒロインの不安と疑惑の息苦しさを表わし、観客の喉元を真綿で締め上げるように苛む。 [review] (煽尼采) | [投票(2)] |
★5 | 最高度の技術が結晶した最良の意味での「クラシック」映画であり、照明による心理活劇。『ガス燈』という題自体が、これが照明の映画であることを物語っている。ああ、それにしても霧の立ち込める夜の街路の情景のなんと禍々しく美しいことか。映画はここまで完璧に「世界」を構築できるのだ! (3819695) | [投票] |
★2 | バーグマンの端正な美貌だけで2時間弱を耽溺し続けられるほど単純ではない。まして彼女の魅力は知的な容貌と演技であり、朦朧としてボワイエの甘言に乗せられて徘徊する彼女には魅力のカケラも無い。残念ながら愚作の烙印を押さざるを得ない。 (水那岐) | [投票(1)] |
★5 | ミステリーとしては「おち」が弱いものの、それをカバーする程の役者、演出が見事。ロンドンが醸し出す不気味な雰囲気に包まれて、宝石よりも美しく輝くイングリッド・バーグマンの大熱演に盛大なる拍手を! (牛乳瓶) | [投票(1)] |
★5 | 絶妙なタイミングで現れる婆さん。いい味出しとる。 (太陽と戦慄) | [投票] |
★4 | 前半から大まかな筋が分かってしまうストーリー。それをいかに飽きさせず、いかにまとめるかは役者や監督の手腕にかかっている。 [review] (氷野晴郎) | [投票] |
★3 | 銀幕と霧は、切っても切れない良縁カップルだったのだな、と改めて実感(そしてガス燈は彼らの出来のよい子ども)。カラーになってから、映画に登場するロンドンの「風情」が3割は減っただよ。 (はしぼそがらす) | [投票(1)] |
★4 | 冒頭でバーグマンとボワイエのキスシーンは、バーグマンの方が上背があるため、木箱を用いてのキスシーンとなったそうな。大柄な女性って言うのは、それはそれで苦労があるようですね。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★4 | 当時のサスペンスとしては、設定に無理・錯誤があっても観客が許すという一種のルールがあったのでしょう。霧のロンドン。美術品のような撮影。バーグマンの熱演。脇役のうまさ。じっとり主人公を追い詰める駆け引き。すべて一級。しかし、 [review] (セント) | [投票(2)] |
★3 | ガス燈自体がちょっともうわからないけど特に関係ないですよ。
人の事を信じて疑わないという事は・・・結論を知りたければ本作品を見ましょう。 [review] (TO−Y) | [投票] |
★4 | イングリッド・バーグマンの主演作では『カサブランカ』なんかよりずっといい。いやむしろ若き時代の最良作と言ってもいいのではないか。撮影の素晴らしさもあってか、タイトルどおり『ガス燈』の醸し出す雰囲気が最高だ。 (ナム太郎) | [投票(1)] |
★5 | 古典時代のサスペンスの傑作。結末が分かっているのに見せてしまうドライブ力は今なお、圧倒的。何度も見てよーくお勉強させてもらった。 [review] (ジェリー) | [投票(9)] |
★4 | イングリッド・バーグマンの瞳が、微妙に揺れ続けている・・子供の私は、この女優さんは本当に気がおかしくなってる、と思ったものです。でも、きれい。女優の美しさをひたすらあがめる、これぞクラシック・ムービーの見方でしょう。 (イライザー7) | [投票(1)] |
★4 | まさに霧の都「ロンドン」という感じ。更にイングリッド・バーグマンの存在が「サスペンス」って叫んでる。 (らーふる当番) | [投票] |
★4 | 狂った美女は絵になる、というお手本。白黒だから、よりバーグマンの白さが浮き立って印象に残る。2002.7.30 (鵜 白 舞) | [投票(1)] |
★4 | 外国臭漂う背景とイングリッド・バーグマンだけで酔える。 (ドド) | [投票(2)] |
★4 | イングリット・バーグマン素晴らしい演技をしていた。シャルル・ボワイエとイングリッド・バーグマンが組んだ作品はこの作品と『凱旋門』がある。ジョセフ・コットンがわざとらしかった。 (ドワイト・アイゼンハワー三世) | [投票] |
★3 | 底の浅いミステリだがそこを逆手にとってひたすら疑惑にさいなまれ怯えるイングリッド・バーグマンを撮り続けることを選択し焦点を当てた結果一つ事を追及した際の完成度の高さを手に入れた。これがグレース・ケリーだったらきっと5点を献上していたであろう。 (モモ★ラッチ) | [投票] |
★5 | ジョセフ・ルッテンバーグの仕事、照明と撮影の素晴らしさ!完璧なフレーム・サイズ!そして全てのメロドラマの手本となるべき視線の演出。 [review] (ゑぎ) | [投票(7)] |
★5 | イングリッドの熱演にド肝を抜かれた。宝石が美しく輝くほど、彼女の心は硝子細工のような繊細さを光らせていく。正気と狂気の狭間で、恐怖を感じる姿も、豪華なドレスに包まれ、音楽を堪能する姿も、「演技」とは思えない、魅力に捕らわれる心境でした。 (かっきー) | [投票(1)] |
★3 | 他人から孤立し自分から孤立していくバーグマンの姿 実に秀逸ね (マツーラ) | [投票] |
★5 | ストーリーが意外な展開を見せた。結末がびっくり!!! (ihishoujyo) | [投票] |
★4 | 女性の貞操についてうるさかった時代… [review] (りかちゅ) | [投票] |
★3 | そこそこ緊張感はあるし、バーグマンは文句なく美しい。 [review] (カルヤ) | [投票] |
★3 | 「推理」を前面に押し出すよりも、バーグマンの苦悩する姿を中心に撮っているからこの作品は成功している。 (ゆーこ and One thing) | [投票(2)] |
★4 | 昔のサスペンスは話が凝りすぎてないから見やすい。ひねくれた展開だったらバーグマンの美しさを堪能するゆとりがもてなかったろうね。 (ハム) | [投票] |
★4 | なんか分からないんだけど、理屈抜きで「映画」って感じがする。彼女もとても綺麗。心理的な揺さぶりも前面に出てるし。 (レノ) | [投票] |
★4 | ふたりの記憶が食い違ってたとき、男と女どっちが折れるか。夫婦の力関係。 [review] (マグダラの阿闍世王) | [投票] |
★4 | 美女が怯える、っていうのはサスペンス映画の基本ですよね (ADRENALINE of Adrenaline Queen) | [投票] |
★2 | 面白くない・・・・・。盛り上がりもイマイチ無く退屈でした。。。。 (ババロアミルク) | [投票] |
★5 | はじめにイングリッド・バーグマンありきの映画。サスペンス構築、話の展開は、それに付随していった感じ。でもこの映画はそれで良いのだと思う。 (kawa) | [投票(4)] |
★2 | [ネタバレ?(Y1:N0)] 夫が妻に殺意を抱く映画って、憂鬱。解決してもしなくても、ちっとも良かったと思えないから。 (mize) | [投票(1)] |
★4 | ヒロインものサスペンスの秀作。「紗が掛かる」ってこういうことか、と実感した作品。 (おーい粗茶) | [投票(1)] |
★4 | 男がおかしいとは思わないのか?惚れるとあんなの? [review] (tenri) | [投票(1)] |
★4 | 炎が大きくなるとき、緊張が生まれる。 (丹下左膳) | [投票] |
★4 | イングリッド・バーグマンが緊張を盛り上げてます。 (kenichi) | [投票] |