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[コメント] 回路(2001/日)
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★3ミニマムな世界で解ったような解らんような終末感で煙に捲いてこそ取り敢えずの深遠さを醸し出していたのに、こうも子供じみたビジュアルで具現化された終末世界はヤケにちぐはぐ。大体武田真治が語る幽霊が出てくる訳の底浅さにはまっことたまげたぜよ。 (けにろん)[投票(2)]
★3コワ〜いシーンは、本当にぞくっとコワい。それだけで十分だった。が幽霊の説明を始め、それが不十分で、説得力に欠けた。それを基にした世界観?人生観?は、そんなものかな位にしか私としては反応出来ない。 (KEI)[投票]
★3いきなり下の名前。 (黒魔羅)[投票]
★1画面は暗く、退屈きわまりない。富める国の若者が生と死や世界について厭世的に語る意味のなさ。何度も見るのをやめたくなった。パーティクル処理がマイケルジャクソンの "Remember the time" より低レベルなのも興ざめポイント。 (サイモン64)[投票]
★3ネットでの繋がりを映像化するとこんな感じなのかもしれない。 (koba)[投票]
★2「黒」に対抗するものとしての「赤」がいまひとつ立ち上がってこないもどかしさ。生きながらにして既に亡霊化している人間達の描写は、作品の主題を貫いてはいるが、彼岸の暗黒との境界が曖昧すぎて、恐怖感を著しく殺ぐ。終盤(=終末)に向かうほどに退屈。 [review] (煽尼采)[投票(1)]
★3「生死」という血の通った言葉を「いる」「いない」の無機的な二択に変換。ここには「血」がなく「染み」だけがある。どこに「いる」のか、どこに「いない」のか、「いる」のに「いない」、「いない」のに 「いる」、そして境界の喪失に至って現出する「永遠」という牢獄。冷血黒沢の虚無の顕れる残忍な編集、カメラ、色の枯れ果てた死相(思想)の蠱惑には抗しがたい。意識の立ち位置の混乱のみによって観る者を揺さぶる力業。 [review] (DSCH)[投票(2)]
★31カット自殺や飛行機の墜落など刺激的な場面もあるが、話の弱さを全てカバーするまでには至らない。出すなら出すでもっと多くの終末イメージ群を見たかった。 (赤い戦車)[投票(1)]
★1「日々の不穏をインターネットを通じて感受するという誰でもある契機を、都市における人の死の突然性という別の契機とうまくミックスさせビジュアル化することに成功した作品」だったならば、もう少し高評価にしてもよかったのだが。 [review] (ジェリー)[投票(2)]
★3日本ホラー特有の見えない怖さですね。でも後半は怖さ半減でちょっと残念。 (NAO)[投票]
★4黒沢清の世界観。 [review] (3819695)[投票(3)]
★4世界終末をさまよう幽霊たち。(2007.3.18) [review] (HW)[投票(2)]
★3死んだらどうなる的プリミティブな恐怖に、今どきの若い奴らがビビリそうな「孤独」やら「永遠」やらの呪縛ワードを接木して強引に幕を引くハッタリ感に満ちた黒沢らしい映画。でも、おじさんはそんなの怖くない。何故ならもう既に人生の半分は使ってしまったから。 (ぽんしゅう)[投票]
★3最後あんなにスケールがでかくなるとは思わなかったな。 [review] (TOMIMORI)[投票(1)]
★3世紀末的な世界観はゾンビ映画のような展開。 [review] (わっこ)[投票]
★2ホラーだと思って観たら…『渚にて』な終末劇。噂の1カット飛び降り自殺に免じて2点。DVDのパッケージから想像される内容の方が数段怖い。 (某社映画部)[投票]
★3黒沢監督“らしさ”に溢れた作品ですけど、あんまりにも“らし”過ぎて訳が分からなくなってますね。 [review] (甘崎庵)[投票]
★3言葉で説明しすぎて、こっけいな箇所あり。しかしまあ、これではどちらが良いのかわからないね、確かに。途中は「死にたくない」と思ってたのに、次第に「どっちも同じか」と思えてくる。 (なつめ)[投票(1)]
★2怖さを引き立たせる画面。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票]
★4浮かび上がってくる「孤独」「寂しさ」「恐怖」。ホラーには免疫がないので、何が起こっているのか分からない、けれども、じわじわと迫りくる恐怖には、ぞくぞくした。後半の展開は、一歩間違えば、リアリティの全くない、設定になってしまうところを、何とか踏みとどまったか。そこまで規模が広がっていくのか、というほど、予想をはるかに超えた展開。ここまでやってくれたら爽快。中途半端にまとめるよりずっといい。 (ことは)[投票]
★3いごこちがいいのでついつい引きこもっているうちに、ちょっと寂しくなってきて外を覗いたら誰もいなくて…ああ孤独だ、みたいな人たちが喪失するクローズドな「セカイ」。 [review] (おーい粗茶)[投票(1)]
★3通常の感情、表情を持たない人々ばかりが出てくる作品。観ていて「そのリアクションはありえない」という感想ばかりで、逆に普通に「キャー」と叫ぶ人を見ると安心するという不思議。物語は目的に向かって進んでいくものの、周囲ばかりが変化し、その「現実」を主人公たちがなかなか認めないために、観客に回路が開かれない、というオチ。 (tkcrows)[投票]
★2上っ面だけの会話と、意味の無い伏線の数々には、苦痛しか覚えない。どれだけ破綻してても最低限「ホラー」として成立していれば楽しめるけど、怖がらせることすら放棄してしまっては、もはや最低。 [review] ()[投票(1)]
★1なんだこれ。死や無の恐怖よりも、現実逃避をひた走るこの映画の姿勢の方が薄気味悪いぞ。メッセージ性の余韻など皆無。だから多様な出来事が黒沢清の妄想の1コマのようにしか思えない。そもそも、何を意図に製作したのか…? [review] (ナッシュ13)[投票(4)]
★4加藤晴彦が大根だろうと、物語が破綻していようと、孤独表現の切実さでは黒沢作品の中でも抜きん出ている。何より、全編を貫いている過剰なペシミズムに心を打たれた。 (太陽と戦慄)[投票(3)]
★4ホラーファンにも解る驚かし描写が結構あって、『CURE/キュア』みたいに悩みながら前に進むものよりもこちらの理解到達が同時に進んでいたので観ていて快感だった。 [review] (t3b)[投票]
★4映画を見ていて、死について考察してしまうのも珍しい。一気に見てしまいました。単なるホラーではないな。死についての究極的な恐怖にまで至る力作です。後々忘れない映画になるであろう。 それにしても、「28日後、、、」に似ていること。こちらの方が先だが。 (セント)[投票]
★3場面場面の怖さを煽る演出力はさすがだが、黒沢清は変に頭がいいせいか、お話としてまるきり怖くない。インターネットなどの小道具もうまく作用していない。無理やり武田真治役所広司を使うのもやめようよ。 ()[投票]
★2登場人物は決して部屋の電気を点けない。暗い画像処理もやや遣りすぎの感があり不快。この監督の死生観やら終末観に興味を持てなかった自分にほっとする。 (sawa:38)[投票(1)]
★2待てば回路の紫のバラ 。”怖い”というより”イヤすぎる”表現。おお!この映画ってSFだったのか! (ホッチkiss)[投票]
★2孤独感は味わえたよ。ついていけなくて。 (Stay-Gold)[投票]
★3大津波が来た(のか)。(レビューはラストに言及) [review] (グラント・リー・バッファロー)[投票(8)]
★3花いちもんめ (2003/01) (秦野さくら)[投票]
★2生と死の境界をあいまいにして、死が生を徐々に侵食していく恐怖を表現するのはいいが、風呂敷を広げすぎて最後は収拾がつかなくなっている。怖さも話がすすむにつれてトーンダウン。おまけにセリフが薄っぺらくて、作品の世界観から深みを奪っている。 (よだか)[投票(3)]
★3開かずの間でこっちに向かって歩いてくるその時に、《彼女》が「グラッ」とよろける。そういう時ってちょっと表情が変わるのが当たり前だと思うんだけど、《彼女》は全然表情変えないで体勢立て直す。思わず鳥肌った。あと飛び降りのシーンもインパクト大。 (nob)[投票]
★3あれ〜。後半、これどっかで観たことあるシチュエーションだと思ったら・・・ [review] (地球発)[投票]
★4ワケがわからぬまま人が消えていく事の恐怖、自分の身の回りで異常な事態が起こりつつあるという不安感、そう言う雰囲気が良く描けていて好感を持った。幽霊の不気味さより数倍印象に残る「ワン・カット自殺」が一番怖い。 (Ryu-Zen)[投票(2)]
★1いよいよ腹が立ってきた (off_the_wall)[投票(1)]
★3前半の雰囲気で結構期待したんだけど、後半に入ってからのご都合主義的な展開で頭が混乱して素直に恐怖を味わえなかった。 [review] (Walden)[投票(2)]
★3ネットは、匿名の自我がリミッターを切ってゲロを吐きまくる墓場でもあるが、そこに漂っていた無数の思念に比べたら、この映画に出てくる幽霊なんざ可愛いもんだ。(追記:2002/7/16) [review] (kiona)[投票(6)]
★3日本のホラー映画にありがちな説明不足により、置いてけぼりをくらう。 (ロボトミー)[投票]
★3「捕まえてやる…そしたらおまえは消える…そうなんだな!そうなんだろ!!」…?えー!?なんでそんな結論に達するんですか加藤く〜ん?オチはイイのに、このアホっぷりがなんともはや… (LUNA)[投票]
★3何かわからないけど、「不安で嫌な感じ」に3点。 (つな)[投票(2)]
★2CURE』でも思ったけど、そんな言う程恐いですか?加藤晴彦は下手過ぎ。 (直人)[投票]
★4これが日本でのインターネット映画の代表的なものとなっているのは 否めない。そこに邦画お得意のホラー。一般向けになることは容易 に予想できる。映画として売るならば今はこの組み合わせで作る しかないのかなぁ・・・。 (two)[投票(1)]
★2時折ゾクッとくる不気味さはあったものの、怖さ的には消化不良気味の様に感じました。おそらく深いものを感じさせようとしてるんだとは思いますが、個人的にはもっと即物的な怖さに徹して欲しかったです。ラストは「ゾンビ」!? (takamari)[投票]
★2言わんとする恐怖はなんとなく理解できるが故に、悪い意味での黒沢清集大成な作品になっちゃったのは残念。あと台詞の説明過剰ぶりは相変わらず? (もしもし)[投票(1)]
★4こわい!一人で見られない!こんなシンプルな感想をもった映画は久しぶり。 (dahlia)[投票]
★2しまった、暗すぎてビデオじゃ見れん。まあ別に見たいとも思わんが。 [review] ()[投票(1)]
★1来瞳ちゃんは、良い女優さんになると思います。有坂来瞳という女優を見つけられた事だけが収穫です。黒澤は、無能です。 (Carol Anne)[投票]