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★3 太平洋奇跡の作戦 キスカ(1965/日) |
狂気がもたらす蛮行か愚な判断がもたらした悲劇を延々見せられる日本の戦争映画のなかで、この爽やかさは確かに「奇跡」であるが、作戦の帰趨を左右する論理的判断の反ポピュリズム性を謳いあげたことがより印象的。三船でなくば一層明確に提示された筈。 |
けにろん (2025年09月19日) |
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★4 海辺へ行く道(2025/日) |
海辺の町の寸景集を仄かにシュールで時に奇天烈な温もりと優しさに縁取られた世界観で統御し得ている。確かに『アマルコルド』を連想させる。無いのは時代性と批評性と詩情か。全篇の大半に処されたズームアップ&ダウンが予兆と終焉を示唆し続けるのも良い。 |
けにろん (2025年09月19日) |
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★4 近畿地方のある場所について(2025/日) |
失踪編集長の残した資料映像。古いビデオから配信までらしさを凝らした剣呑映像祭は脈絡や整合はともかく白石フィールド中間決算の趣き。それらは整理・解読される間なく突如あらぬ方向へグラインドしラストではアッチョンプリケとなる。いっそ清々しい。 |
けにろん (2025年09月19日) |
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★4 ザ・フラッシュ(2023/米) |
各人の課題を一本の筋に収束させず、並行宇宙を俯瞰して現況是認の嘆じに終わるのでは芸がない。本当の課題は変えられない事情にも自由意思が働いてしまう余地に潜み、自然災害に準じる事件に自責を介在させる時空の戯れが死者の呪縛からの解放を実感させる |
disjunctive (2025年09月18日) |
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★4 大いなる陰謀(2007/米) |
役者としてのレッドフォードの役作りはちょっと不遜にも見えて胡散臭く、少し興醒め。しかし、ストリープが流石に上手いところを見せるし、やっぱりレッドフォードの演出に関しては、ホンモノだなぁと思うシーンが多い。
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ゑぎ (2025年09月17日) |
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★3 お嬢さん乾杯(1949/日) |
巡査の手つきに始まる冒頭からお見合いまでの、流れるような映画の語りと軽妙なセリフの応酬には圧倒される。今からハチャメチャに楽しい映画が始まるんだとワクワクする。 [review] |
ペンクロフ (2025年09月16日) |
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