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新着コメント(15/20)

★5 エミリア・ペレス(2024/仏)
女になり良かったことと切なさが倍加されたことの狭間で否応なく嘗ての杵柄方途に手を出し運命の流れを急落させてしまう。論理的に構築された感情の鬩ぎ合いの行き着く隘路がそれしかない悲劇的結末に至る点で『総長賭博』に比肩。テールランプの詠嘆の戦慄。
けにろん (2025年05月02日)
[投票(1)]
★4 捕らえられた伍長(1961/仏)
総じて緩い大戦末期の脱走ものだが、収容所とシャバを何度も往還する展開が自由への渇望を嫌が上にも駆り立てる。それくらいシャバの空気は収容所と違う。ルノワールならではと思わせるし、『大いなる幻影』のスイス国境の澄んだ空気を思い起こす再構築。
けにろん (2025年05月02日)
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★3 ベルサイユのばら(2024/日)
確かに絵は美麗だ。しかしミュージカルという趣向は徹底的に間違いだ。抽象的なイメージの羅列、セリフを載せたがために聞き取り不能なメッセージ。どれをとっても作品を損なっているとしか見えない。 [review]
水那岐 (2025年05月02日)
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★4 カップルズ(1996/台湾)
これもキスの映画。この頃のヴィルジニー・ルドワイヤン−こゝでは男を追って台北までやってきたフランス娘マルトを演じている−は本当に可愛かった。本作も大した群像劇で、見ている最中は、誰が主人公かと一概には云えないプロット展開だ。 [review]
ゑぎ (2025年05月01日)
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★4 妹の恋人(1993/米)
とぼけ具合がキートンっぽい気がせんでもなく楽しい、乗り物活劇を期待したんだけど。無理だよね。 窓の外で頑張るデップがいいよね。
モノリス砥石 (2025年05月01日)
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★4 ANORA アノーラ(2024/米)
スキルフルな売れっ子ストリップダンサーになり切ったマイキー・マディソン。生々しい絡みへのチャレンジは予想以上だった。 [review]
緑雨 (2025年04月29日)
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★3 ワーキング・ガール(1988/米)
女性陣の超ボリューミーな髪型同様、日本企業が敵対的買収先に想定されているとこなど、現在(2025年)に鑑賞すると隔世の感がある。 [review]
AONI (2025年04月28日)
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★4 教皇選挙(2024/英=米)
選挙映画としての単線的物足りなさは、筆頭枢機卿の真摯な人格と、逝った前教皇への想いと、実際に人格者であったことが明かされる過程が重層的に畳み込まれることで解消される。惜しむらくはテロの絵面の象徴的に過ぎる段取り感と描き足らぬ終盤の反転帰結。
けにろん (2025年04月28日)
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★2 新幹線大爆破(2025/日)
影響されやすいタチなので、自分のことばで書くためにどなたの感想も見ずに書いてみようとしてます。もう言い尽くされた内容だったら、どうぞ鼻で嗤ってください。 [review]
水那岐 (2025年04月28日)
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★4 96時間 リベンジ(2012/仏)
プロは秒を数えるのに「ワン、ツー、スリー、、、」と声に出す(口を動かす)ものなんだ、とか思わされっとこも面白かったス。 [review]
G31 (2025年04月27日)
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★3 待って居た男(1942/日)
前年の『昨日消えた男』の姉妹編のような、限られたロケーションを舞台にする時代劇の探偵物語。主演の長谷川一夫山田五十鈴に加えて重要な脇役として高峰秀子も継続投入されている。ちなみに本作と同年のマキノ版『婦系図』もこの3人の出演作だ。 [review]
ゑぎ (2025年04月27日)
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★4 男の花道(1941/日)
富士山。マキノ正博は富士山大好きだ。風で幟(のぼり)がはためく。籠から女形姿の長谷川一夫が出て来る。お付きの山本礼三郎とともに関西弁を喋る。長谷川の顔を左に向ける山本。富士を見る2人のツーショット。 [review]
ゑぎ (2025年04月27日)
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★4 四畳半物語 娼婦しの(1966/日)
全編に渡る流麗なワンシーン・ワンショット演出に見とれる。特に昭和の廃屋から大正期の待合(この家屋が裏の主役)へタイムスリップし、そこに現れた女(三田佳子)の所作と会話を追いながらオフスクリーンの声の主(田村高廣)と同衾に至る導入部は圧巻。 [review]
ぽんしゅう (2025年04月27日)
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★4 Playground/校庭(2021/ベルギー)
パパとお兄ちゃんとの家庭という小さな温もりの中でストレスなく暮らしてきた少女が、学校という初めての外界で社会の軋轢に向き合う中で、今まで知らなかった2人の属性を知り戸惑い反撥し、けどやっぱり2人のこと大好きで悩む。きっと良い子に育つだろう。
けにろん (2025年04月27日)
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★4 名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN(2024/米)
3つの出会いと別れ・訣別が物語の骨子となっており、特にシーガーに連れられたディランがバエズと邂逅する序盤のライブハウスシーンは持てる者たちの思惑が交錯し空気濃度を上げる。だが、佳境に立てられたジャンル志向の転向が通過点のモチーフに過ぎない。
けにろん (2025年04月27日)
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★3 ベテラン(2014/韓国)
ユ・アイン演る財閥一族の息子の造形が突き抜けており、見る者をして「こいつぶっ殺したい」と思わせる扇情性バツグン。こっち側に来たファン・ジョンミンと相対するキャラ濃度が均衡して魅せる出来だ。しかし、女房の男前な対応に全部持ってかれる。
けにろん (2025年04月27日)
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★3 M:I−2(2000/米)
フェイス・オフ』に話が似てる。(2025/04/26/KOBFL)
USIU (2025年04月26日)
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★4 ア・フュー・グッドメン(1992/米)
銃(ライフル)を手元でクルクル回すあの動き、「軍人なのにうまくできないのは恥ずかしい」をデミ・ムーアが体現させられ微笑ましい。 [review]
G31 (2025年04月26日)
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★3 飾窓の女(1945/米)
目をつぶってendマークが出るんかと思いきや、、、
モノリス砥石 (2025年04月26日)
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★2 北浦兄弟(2024/日)
緩いコントのようなやり取りがリアルな日常風景のなかで何の映画的工夫もなく“お芝居”としてだらだら続く。90分ほどの尺で残り30分を過ぎてやっと話が転がり始めるがエンタメとして手遅れ。そもそも風刺(志し)のないブラックユーモアはただの悪趣味。笑えない。
ぽんしゅう (2025年04月26日)
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