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★4 青春 -帰-(2024/仏=ルクセンブルク=オランダ) |
原題は「YOUTH (HOMECOMING)」。ここには「家族として」の意味が込められているのだろう。職場で知り合い同郷同士で結ばれた者。地方から職を求めて共稼ぎに来る夫婦。親子、兄弟姉妹、それぞれ別の工場を選び情報交換する家族。新たな出会いのときめきに輝く10代の若者。 [review] |
ぽんしゅう (2025年07月31日) |
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★2 殺しの分け前 ポイント・ブランク(1967/米) |
裏切りの復讐譚は恨み晴らすより約束履行の要求。その感情よりロジックの乾いた味わいが要らぬフラッシュバックを多用し濡れる。その気もないのに相手が次々死んじまうのも演出はそこに諧謔的な何かを見いだそうとはしてない。唯アンジーの使い捨てが粋。 |
けにろん (2025年07月31日) |
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★4 「桐島です」(2025/日) |
手配され名を変え土建屋に職を得て寮の1室で爾来50年。シャブ中の同僚やコソ泥の隣室の住人。置かれた環境の遣る瀬無さ弥増す。酒場で聴いた「時代おくれ」の胸打つ佳境。それだけに後半「闘争」の熾火が燻り続けてたって描写は要らぬ伴明の自己弁明。 |
けにろん (2025年07月31日) |
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★4 群衆(1941/米) |
捏造されたトリックスターが熱狂支持でカリスマになるにしては提唱するのが「隣人愛」ってのが浅い。しかし、スタジアムから公会堂に至る後半の大構えな本気汁。キャプラの信念が疑義を覆い潰す。そしてスタンウィックの可愛さとブレナンの心根。 |
けにろん (2025年07月31日) |
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★4 少年(1969/日) |
景物の情報量が暴力的な郷愁を産し、一方では時間の滞留した観光地が異世界の求心力に抵抗する。この対比は渡辺文雄の役者論でもあり、イケメンのインテリでありながらメタボである彼は、養豚のようにひたすら食って寝て違和感に奉仕する。 [review] |
disjunctive (2025年07月29日) |
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★4 緋牡丹博徒 花札勝負(1969/日) |
官幣社熱田神宮修復大勧進賭博。‘やくざの体質改善’は大笑。先の読めない面白さ。偽者登場、ロミオと・・、タイム・・とよく有るネタを上手く絡めた。高倉登場は興味津々。藤の下手な殺陣は、撮影でカバー。やくざは無職ぶしょく、私は仕事にあぶれた無職です。 |
KEI (2025年07月29日) |
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★5 緋牡丹博徒 一宿一飯(1968/日) |
いいホン(野上龍夫)だ。3つの愛を漏らさずしっかり描いた。特におれんと半目の安(西村晃)は、中途半端に描けば単なるゲテ物だった。主人公の簪のシーンも粋―簪にはプロポーズの意が有る。お竜23才(役、本人共)、周44才(本人)、色恋には歳は関係がない。 |
KEI (2025年07月29日) |
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★3 緋牡丹博徒(1968/日) |
日本侠客伝(64〜71)、昭和残侠伝(65〜72)の真っ最中に作られた女侠客お電伝。ではなく単に藤純子売出し目的の企画。山本麟一、沼田曜一の好演、特出高倉も押しのけて、唯々熊本弁が見事な藤の際立つ美しさが光る。藤と待田の道行は、苦笑するのみ。 |
KEI (2025年07月29日) |
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★3 二人の銀座(1967/日) |
歌謡映画としてはこういう「寄っても触れず」の関係がちょうどいいのだろう。青年たちが夢を叶えもせず、恋が膨らんでいくのでなくとも。和泉雅子も、海外に雄飛する国際スターへの夢を抱かず(かの『非行少女』!)自分のしたい事をして天に召された。彼女が不運だったと誰も言うまい。 |
水那岐 (2025年07月29日) |
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★5 アタラント号(1934/仏) |
世界映画史に刻まれる正真正銘の傑作であることは間違いないが、そんな扱い以上に、映画ファンの心の中にいつまでも残る、愛すべき宝物のような作品と云うべきだと私には感じられる。 [review] |
ゑぎ (2025年07月28日) |
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★4 スーパーマン(2025/米) |
題名がシンプルなスーパーマンというのに主張めいたものを感じます。よくある、1,2とかを使用せず、これぞ正真正銘のスーパーマンでありますという自信を感じる。でも私自身スーパーマンを何本見ただろうか、この作品、何か集大成のようなものも感じた。
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セント (2025年07月28日) |
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★3 海がきこえる(1993/日) |
実写ではない、アニメの良さが上手く出ている作品。高校2年生(回想シーンを入れると中学生もあるが)から大学生という、僅か3年程度の期間ではあるが、幼さがなくなり大人へと成長していく多感な時期の登場人物たちの姿が上手く描かれていた。こういう違和感なく主人公たちの成長が描ける点は、実写映画は勝てない。 四国地方って、その方言もだがお遍路やら独特の文化があり、なんか魅力的だ。 |
AONI (2025年07月26日) |
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