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新着コメント(12/20)

★4 フロントライン(2025/日)
原理原則(=正論)が成り立たない最前線で、じゃあ原理原則がだめなら人間は何を基準に判断するべきなのか、と問うた作品。 [review]
おーい粗茶 (2025年07月25日)
[投票(2)]
★3 競泳選手ジャン・タリス(1931/仏)
ジャン・タリスは1932年ロサンゼルス・オリンピックの400メートル自由形で銀メダリストになった選手のようだ。本作はスポンサー企業がらみの宣伝映画だろうか(調べた限り、そんなエビデンスは見当たりませんが)。 [review]
ゑぎ (2025年07月25日)
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★3 2025年7月5日午前4時18分(2025/日)
何かが起こる予兆や予感のみ描いた結果、何が起こったのか全然分からん。だが往々にして「何」の正体が知れると馬脚を表すことも多い。夜道を1人歩いてて遠くでぼんやり灯りが灯ってる。そういうのが心底怖いという感覚。それを弥増させるデジカメの即物感。
けにろん (2025年07月24日)
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★4 からっ風野郎(1960/日)
演じるに必死な三島ヤクザは全然怖くなく、イロ文子を引っ叩いても痛さは露程も感じられない。役者力の圧倒的差が設定を凌駕し一枚も二枚も上手の女にいいように遇らわれる小物男みたいな想定外の背景まで匂い立つ。演出の切り返しの適宜さも圧倒的。
けにろん (2025年07月24日)
[投票(1)]
★3 ヘルボーイ/ザ・クルキッドマン(2024/米)
冒頭、疾走する列車の貨物車両での大蜘蛛騒動からドッテンバッタンの加速感は傑作の予感であったが。辺境の悪魔憑き村に調査に来たヘルボーイとまあ、言うなれば横溝正史、ヘルボーイ=金田一です。何かが起こったら後付けで動く。なので物語は失速する。
けにろん (2025年07月24日)
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★3 F1/エフワン(2025/米)
オヤジの復権と世代交代という再びのコンセプトを、マニュアルライクに仕上げた定番料理の趣きを嫌いじゃないが、やや飽きたかなと。そんななか驚愕なのは設計士の彼女のツンデレが度を超してデレデレ領域に至る点かも。そこだけはマニュアルを粉砕していた。
けにろん (2025年07月24日)
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★5 スーパーマン(2025/米)
陳腐な(人権)プロパガンダと片付けられそうなところを役者のうまさと力の抜けた脚本・演出が見事にカバーしている。米国に限らず世界中で今求められてるのは声高なシュプレヒコールではなくふわっと受け止めて逃がすこの態度なのかも。 [review]
月魚 (2025年07月29日)
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★3 カニバイシュ(1988/ポルトガル=仏=伊=スイス)
3段階にわたるとんでも展開は、異形性の発露→カニバリズムの日常性→済し崩しな大団円なのだが、終わってみればそこに至るまでの「好きよ」「ちょい待て」の延々たるオペラ劇の手抜きない力の籠った作劇が寧ろ異様である。底知れぬド変態の力業とも言える。
けにろん (2025年07月24日)
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★4 侍タイムスリッパー(2024/日)
最初ゲラゲラ笑わせて段々と真面目(リアル)な話に移行。これがタイムスリップ物のパターンだが、本作は笑いもリアルも程良い加減で十分練られたホンだ。低予算の賜物(笑)。山口は 秋山大治郎役が良かった。長いと何かいいこともある。あきらめるのは今ではない!
KEI (2025年07月24日)
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★4 チリンの鈴(1978/日)
児童アニメとは思えないハードさ。生き方を変えるなら、得るもの失うものすべてを受け入れる覚悟が必要だ―地獄で生きていくという事だ。覚悟して、後悔しても、それでいいと笑える人生が一番だ。主題歌はブラ・フォーだ。本国より日本での人気が高かった。
KEI (2025年07月24日)
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★3 ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023/米)
見せ場、見せ場をつないで行く。そのつなぐ物語の流れは、お粗末すぎないか?物語をセリフで言ってしまうシーンも有った。全て、既視感の有る物ばかり。が、従来よりもう一歩踏み込んでいる。これもいつも通り。結局安心して観れるのもいつも通りだ。
KEI (2025年07月24日)
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★3 罪人たち(2025/米)
ブルース起源への憧憬を『フロム・ダスク』的構造に塗して謳いあげるという意図は買うが所詮は狂気が足りない。戦いは被虐層同士の内紛に留まり世界に突き抜けない。終盤でのKKKとのそれをこそ真ん中に据えるべきだった。ヘイリーの3段跳びの跳躍力。
けにろん (2025年07月24日)
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★3 国宝(2025/日)
このあざとさは原作の色合いのせいもあろうが、不思議なことに芝居がかった演出や演技、アップ多用や鈍色の撮影が起伏を平坦にした。役者の後ろから客席を見る風景はちょっと新鮮。
動物園のクマ (2025年07月24日)
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★4 メガロポリス(2025/米)
前半に傑出した2大シークェンスを擁することで余波が後半の稚性と混濁を押並べる。てんでわからぬ理想都市だけど、それでもさこれは何より「映画」なのだよとコッポラは言うだろう。何はともあれ俺らの魂が震える映画の始原的ダイナミズムが確かにある。
けにろん (2025年07月24日)
[投票(1)]
★3 導火線 FLASH POINT(2007/香港)
主人公は悪を憎む余り犯人ドツキまくって殺してまうほど熱血。てか熱血で済むのか?度が過ぎ警察音楽隊に転属させられるけど大太鼓やる気なくすぐに現場復帰。ドニーも映画もやる気ない。要らんやんこのシーン。関節技を取り入れた擬斗シーンも長く冗長。
けにろん (2025年07月24日)
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★3 雨の訪問者(1970/仏)
薄弱さの多元的な構造は女を男たちのパワハラ気質に惹かせながら、男たちを支配する蛮勇をも彼女にもたらし、特殊な母娘関係は娘の魔性と向き合う母の距離感だと解される。 [review]
disjunctive (2025年07月23日)
[投票(1)]
★4 儀式(1971/日)
社会小説を志向する性癖の記号群は機構そのものに欲情する国粋フェチに至り、男は枕を相手に初夜を演じる。この雑魚寝一家は佐藤慶のノリの軽さも相まってリベラルな家庭としか言いようがない。 [review]
disjunctive (2025年07月23日)
[投票(1)]
★4 Shall we ダンス?(1995/日)
草刈民代の質量に乏しいアンニュイには精神的課題の含みがあり、これに同伴した役所の練度は最後まで見えにくく、場の凝集力の指標になっていない。代わりに柄本明の行動主義的気性が場の中間共同体のような性質を開闢する。 [review]
disjunctive (2025年07月23日)
[投票(1)]
★4 陪審員2番(2024/米)
バーに入って酒を頼んだ時点で予後はすでに暗く、その後の災厄に際して男が決められるのが宇宙崩落のタイミングと様態に限定されてしまえば、話は免許更新講習あるいは自動ブレーキの技術的課題を扱う啓発教材にすぎなくなる。 [review]
disjunctive (2025年07月23日)
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★5 祇園の姉妹(1936/日)
軽快な、ご陽気なBGMのクレジット。開巻は日本間を延々と右へ移動するショットで、画面外から男たちの声。次第に競売中だと分かる。続いて、ちょっとパンして、奥の間の人物たちを見せる。 [review]
ゑぎ (2025年07月23日)
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