★4 メクトゥー・マイ・ラブ カント・ウノ(原題)(2017/仏) |
セット*!ニース!学生と観光客と地元のすけこましが糸目もあらわに入り乱れる夏のバカンスの昼下がりと夜通しの馬鹿騒ぎの肉迫が生々し過ぎてとても冷静に見ていられない**。やはり、この人の映画は、褐色の肌に映える白い歯の微笑と南仏の抜けるような青がよく似合う。毎回、お約束のように意中の人をいけ好かない仲間に目の前で掠め取られる主人公が、昼過ぎまで悶々として寝床で過ごす下りは世界の映画青年に捧げられている? [review] |
濡れ鼠 (2019年02月05日) |
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★2 未来を乗り換えた男(2018/独=仏) |
どうしちゃったの?ペッツォルト。過去のナチス幻影と現代の移民問題をごっちゃにし、領事館でのあり得ないやり取りといい、不要なナレーションといい、まったくもって意味をなさず。これがあの秀作を生み出していた同じ監督だとは到底思われない、、。変に原作者に気を使ったのか。反省要す。 |
セント (2019年01月15日) |
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★3 22年目の記憶(2014/韓国) |
話はなかなか面白い展開で、興味を持ってみることができたが、仮想首脳会談話自体が私のような日本人にはそれほど思いが募らないので、恐らく韓国の方々が見るのとは違う見方になったのではなかろうかと危惧する。 [review] |
セント (2019年01月15日) |
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★4 それだけが、僕の世界(2018/韓国) |
イ・ビョンホンの最近の映画の選択にはいつも感心する。もう彼ほどの名声を得て、カッコいい役柄もやりつくしたスターが、原点に戻るかのようにやさぐれで、地味で、ヒューマニズムあふれた市井の人間を演じるのである。 [review] |
セント (2019年01月15日) |
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★3 この道(2019/日) |
もはや過去の人となりうる白秋の伝記映画だ。タッチも悪くなし、じっくりと日本の古き時代を映像で追う。でも映像の奥底から見え隠れするはずの切実なるテーマが見えてこない。佐々部は全く吠えない。爪を隠すな!血のりをどっと出せよ。いい子が描いた昭和前史のよう、、。
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セント (2019年01月14日) |
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★3 アリー/スター誕生(2018/米) |
怒りと悲しみが鬱積したような重低音が腹に響くジャクソンのライブシーンが印象的。アリー(レディ・ガガ)は“ガガ的”虚飾をまとわされ始めると急激に魅力を失う。これが個性的なようで実は型式的なショウビズを皮肉るB・クーパーの実演証明だとしたら大した企み。 |
ぽんしゅう (2019年01月14日) |
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★3 新任女刑務官 檻の中の花芯(1998/日) |
支配・被支配の逆転劇として展開する中盤が面白く、どんでん返しての落としどころもまぁ悪くない。それにしても桃井マキの第一声「アンタ、胸でかいね」には参った。彼女は女優である。(Video) |
町田 (2019年01月13日) |
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★4 蜘蛛の巣を払う女(2018/英=独=スウェーデン=カナダ=米) |
やはりこのシリーズは面白い。渋めの色調とクレア・フォイ目線の映像が冴える。全体に沈黙してる流れが好きだ。あの駆使する狙撃シーンの新鮮なこと。そして今回は少々スピンオフ作品めいてはいるが、黒と赤の対比が実に美しい。2時間全くだれない。これぞ秀作。 |
セント (2019年01月13日) |
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