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町田さんのお気に入りコメント(40/70)

エマニエル夫人(1974/仏)★3 年少者にとってのズリネタ有効賞味品質保持期限は、最短1日で最長6ヶ月、ひとによっては1年以上も美味しく召し上がることが可能なのかもしれない。が、シャープな映像でないがために噴射もソフトになるのかもしれないという危うい側面も。もっとボイン(大・中)を。 [review] (ジャイアント白田)[投票(4)]
都会のアリス(1974/独)★5 まさに神業としか言いようのないファーストカット。ラストカットの空撮も比類ない。天使の視点とはよく言ったものだ。アメリカのモーテルで見るテレビの中の映画は『若き日のリンカン』。ラスト近く、列車の中でジョン・フォードの死を報じる新聞。 ただの郷愁ではない。ヴェンダースの「映画」に対する表明。 (ゑぎ)[投票(4)]
津軽じょんがら節(1973/日)★5 女は真紅、男は黒。ふたりが立ちつくす無彩色の浜。轟音をとどろかせる荒波。叩きつける津軽三味線。斎藤真一の不気味な絵までもが美しい。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
仁義なき戦い(1973/日)★5 トップの欲望、都合、尻ぬぐいのために次々とあっけなく犬死していく若者たち。この映画の状況が先の戦争を暗示しているのは明らかだが、「戦争が終わっても日本はちっとも変わってないじゃないか!」という深作監督の怒りが全編に渡って伝わってくる。 [review] (ジョー・チップ)[投票(23)]
決闘高田の馬場(1937/日)★4 阿波踊りかブレイクダンスを彷彿とさせるステップ。取り巻く数百の見物人。観客もその渦に飲み込まれる。まさに祭りの陶酔。映画的興奮を知り尽くしたマキノ正博と稀代のダンシングアクター坂東妻三郎の技と芸に娯楽の原点をみた。 (ぽんしゅう)[投票(3)]
スモーク(1995/日=米)★4 嘘で繋げる現実、盗んで残す真実。 (kiona)[投票(6)]
生きる(1952/日)★5 死せる健常者よりも生けるミイラへ…Happy birthday to you. [review] (kiona)[投票(20)]
スター・ウォーズ(1977/米)★3 見立てを必要としなくなったSF映画が大手を振って文学と決別した瞬間、まばゆいばかりの光は尾を引き、それまでに跋扈していた胡散臭くも愛すべき陰影達を容赦なく浸食していった。この一本を否定するのではない。ただ、今の主流に感じる隔絶とその歴史を手繰るとき、どうしてもこの一本に辿り着いてしまうのだ。 (kiona)[投票(8)]
ルパン三世 カリオストロの城(1979/日)★4 大人は“こんなのルパンじゃない!”と考えるが、子供は“今度のルパン優しい!”と感じる。「俺のポケットにはでかすぎらぁ…」との台詞はルパンの惚れ過ぎない美学を顕在化させており、この映画は子供の感性の味方として正しいのだと思う。 [review] (kiona)[投票(8)]
陰謀のセオリー(1997/米)★2 結局はアクション映画のパターンに逃げ込むリチャード・ドナー演出が、陰謀論者というネタが内包する面白さを殺してしまっている。結果、メル・ギブソンの演技もポーズに見えてしまう。ジュリアはそのままで、ブシェーミ主演にして、コーエン兄弟に撮って貰いたかった。 (kiona)[投票(2)]
ベルリン・天使の詩(1987/独=仏)★3 バーカウンターで、サーカスの女がブルーノ・ガンツ相手に能書きタラタラ喋りまくったから1点減点。 [review] (ざいあす)[投票(5)]
バーバー(2001/米)★5 エンド・クレジットが始まった瞬間、感嘆の溜息を大きくひとつ吐いて身震いをした。感涙を誘う映画はたくさんあるが、こんな映画は、そう多くはない。(02.07.02@梅田ガーデンシネマ) (movableinferno)[投票(4)]
バーバー(2001/米)★4 皮肉屋兄弟が綴る人生の物語 [review] (ペペロンチーノ)[投票(6)]
デッドマン(1995/米)★5 死へと向かうこの物語は実は生へと向かう物語でもある。映画全体に漂うこの世のものでない存在感が印象的。 (goo-chan)[投票(2)]
デッドマン(1995/米)★4 西部劇というジャンルへの諦念がスプーフ(ちゃかし)として表出している部分は好きになれない。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
修羅雪姫(2001/日)★3 アクションとちゃんは良い!彼女、低音ボイスだけでなく、佇まいも落ち着いていて陰があって、そりゃあ、まだまだこれからだけど、次が楽しみだ。ちなみに、次は何に出るんだっけ?何でもいいから、みんな見に行こうぜ!(←白々しい) [review] (kiona)[投票(12)]
生きものの記録(1955/日)★4 別名は『親父の異常な世界での正常な愛情 または親父は如何にして心配するのを止めず核を恐れるようになったか』だろう。スタンリー・キューブリックは見事この映画の主題のパロディで成功したわけだが、この映画は発想源にとどまっていない。体験者と使用者の違いは鮮明で豪快。…そして早坂文雄の遺作となった音楽がそれを静かに捲し立てる。 [review] (ジャイアント白田)[投票(4)]
ウェスト・サイド物語(1961/米)★5 原作でテイボルトやマキューシオが担う役割を集団に置き換え前面に出し、不良グループ同士のみならず不良と警官、男と女など多様な対立の劇的緊張の連続をモダンバレエで描いてド迫力。加えて映画史を正味塗り替えたワイズのテクニカル編集は極み。 (けにろん)[投票(7)]
独立愚連隊(1959/日)★5 みんな無法者に憧れた。オレの親父(兵学校)も憧れた。筒井康隆も憧れた。(本作ほか『戦争と人間』のネタバレもあります) [review] (水那岐)[投票(4)]
けんかえれじい(1966/日)★3 愛する浅野順子を思い、いきり立つ一物を涙で抑えながら男の喧嘩道を突き進む高橋英樹は最高にカワいかった。だからこそあの終わり方は納得できない。 [review] (水那岐)[投票(3)]