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3819695さんのお気に入りコメント(40/180)

信さん 炭坑町のセレナーデ(2010/日)★4 おばさん、もう三振しとるとよ。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
遊星からの物体X(1982/米)★4 「シャーレ」の中で、『THE THING』は目の前に。 [review] (ペンクロフ)[投票(3)]
トイ・ストーリー2(1999/米)★4 世界観が1で語り尽くされている分、セツナ成分少なめで活劇指向だが、ザーグの「バズを倒せ」の連呼と例の大見得、ジェシーの愁嘆場で再び胸が張り裂けた。げにおもちゃ(人)にとって世界(映画)は牢獄であり、おもちゃ(人)はキャラクタ(アイデンティティ)と愛の奴隷である。だがそれが何だと言うのか。「制約」の中での精一杯の飛翔が、「奴隷」だからこその強度を持った活劇で語られる。これは私達のための物語である。 [review] (DSCH)[投票(2)]
殿、利息でござる!(2016/日)★4 根からの悪が存在しない世界だが、それでも人は放逐され死にいく。そういう非情を十分に肝に溜めつつ尚、善意や心意気とかの前向きファクターを謳歌しようとの決意が表明されてる。全員がハイトーンで台詞を朗じる。その共同体のシンパシーは喜びに充ちてる。 (けにろん)[投票(1)]
カラフル(2010/日)★4 母親をゴミのように睨み付ける小林真。母親はそれでも笑顔で応戦、小林は反発するように逆ギレ、母親は混乱しつつも食い下がるように接するという恐ろしい攻防が続くんです。なんだよこのアニメ。積み木崩しかよ!久々に胸がキューってなったよ [review] (ギスジ)[投票(2)]
クレイジー・ハート(2009/米)★4 オッサン向けハーレクインである。展開される現象に概して意味がないのである。趣味の合う異性が都合よく降ってきて、酒臭いメタボのオッサンに口説かれると紅潮する。断酒は一瞬で成功し、曲は作った傍から金になる。これを物語として編成する意味はあるのか。 [review] (disjunctive)[投票(2)]
黒猫・白猫(1998/独=仏=ユーゴスラビア)★4アンダーグラウンド』へのアンサーソング。主役は美しくも青くもないドナウ河だと思う。ドナウは語る、「ここにとどまる必要はない」と。よい旅を! [review] (DSCH)[投票(2)]
さよなら。いつかわかること(2007/米)★5 家族が寄り添えば、おもちゃの家でも、本物の家になるという逆説 [review] (moot)[投票(1)]
生きてるものはいないのか(2011/日)★3 その思い切りの清々しさ。 [review] ()[投票(1)]
映画ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム(2015/英=仏)★5 このところ、本家『ウォレスとグルミット』で喋らせ過ぎ感のあったアードマン、渾身の原点回帰。写真、8mmというアイテムで開幕から全力で腹筋と涙腺を壊しにかかってくるが、何より「ここにはアクションしかない」という衝撃がある。崖っ淵の攻防は『黄金狂時代』に匹敵、かつ情感まで加えて凌駕すらする。そしてアードマンの「涙」の質感はいつも僕を動揺させる。なんちゅういい映画や・・・(追伸:牧場主LOVE。) (DSCH)[投票(2)]
バリー・リンドン(1975/米)★5 のっけから「キューブリック監督が作った何か」であることがありありと見て取れる。当方、時代考証の正確さについて判断の出来る知識もないが、美しいとしか言いようがない絵巻に感激した。 [review] (サイモン64)[投票(1)]
東京上空いらっしゃいませ(1990/日)★5 面白い!楽しい!少しグッときて涙が浮かんでも、こぼれないくらいの塩梅が大すきだ! [review] (週一本)[投票(4)]
お茶漬の味(1952/日)★4 リアリズム版『淑女は何を忘れたか』(レヴューは「淑女」のネタバレ込み) [review] (寒山拾得)[投票(3)]
ハンナ(2011/米)★3 画もいいが、一番良いのは音楽だろう。今迄にない映画音楽を聞かせてくれた。がしかし、物語の状況設定がいかにも安手だ。ストーリーラインはまあ退屈はしない(といっても特異性はない)。つまる所、ゲームのような映画だ。よく出来た実写のゲームを見た感じ。 (KEI)[投票(1)]
BRAVE HEARTS 海猿(2012/日)★4 この堂々とした航空パニック物は堂々とそれをやるほど海保とは関係のない話になってしまう。また、奉職概念に対する感傷的なアプローチは本作をきわめてドメスティックなものにしている。 [review] (disjunctive)[投票(1)]
ノーカントリー(2007/米)★4 だから壁を作って、国境をはっきりさせよう、ってトランプが言うんじゃないか? そして少なからずの人々が支持するのではないか。 [review] (おーい粗茶)[投票(6)]
レスラー(2008/米=仏)★4 自分の居場所を確信している男と女。カラダを張って自信に満ちた二人は羨ましい反面とても悲しい。この二人のまっすぐさと80年代のロックが、プロレス技のごとくジワジワ効いてくる。 (jollyjoker)[投票(4)]
インターステラー(2014/米)★5 マーフィーの法則=起こりうることは起こるー転じて、「起こりうることは起こす」。そのままノーランの映画製作の矜持なのだろう。作劇にも演出にもこの哲学が最大限・確信的に息づいている。キュアロンの『Gravity』もそうであったように、「重力」は軛でありながらそれを越える「意志」でもある。そしてアクションに意志が漲る。もう激しく好み。この情感がハッタリなら、僕は頭を丸めて映画を観ることをやめる。 [review] (DSCH)[投票(2)]
無防備都市(1945/伊)★4 劇映画である屋内と即物的な屋外。始祖鳥としての元祖ネオリアリスモ。 [review] (寒山拾得)[投票(4)]
殿、利息でござる!(2016/日)★3 普通「劇的でない」ことは劇映画にとっては致命的なのだが、本作は例外。この登場人物たちの取り組みのヒューマニスティックな重さを、駘蕩とした演出であえて軽く表現したことで、日常的な営為がもつ、劇的な営為が束になってもかなわない重要性を示しえたのはお手柄だ。 [review] (ジェリー)[投票(2)]