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クワドラASさんのお気に入りコメント(5/56)

ヴァイブレータ(2003/日)★4 この何も起こらないロードムーヴィーのなんと魅力的なことか。息苦しいまでの密室での2人がいるかと思えば、流れ去る数々の風景や音楽が映画のスイッチを入れ直す。作り込んだ寺島しのぶと自由な大森南朋の演技のコントラスト。冷たそうな雪もいい。 (ナム太郎)[投票(3)]
エクスクロス 魔境伝説(2007/日)★3 怖くは無いんだけど、変なプログラムピクチャーだから笑ってあげるのが監督にとっても本望だろう。 [review] (t3b)[投票(1)]
ドント・ルック・アップ(2021/米)★4 「楽しければいいじゃん、分かりやすければいいじゃん」てな感じでラクな方・単純な方へと自分や他人を定義したがる21世紀人は自己を正当化することだけは一丁前。宇宙からバラ撒かれる金に群がる人間と一緒に、沈みゆく船に乗っているのだと痛感させられる。 (ドド)[投票(3)]
望み(2020/日)★4 秀作。開巻は住宅街のドローン俯瞰。途中で、子供の写真や家族写真がカッティングされるが、ドローンは一軒の家に下降していく。それとまるで円環のように、ラストは、この家の玄関前からワンカットで(カットを割らずに)、大俯瞰まで上昇移動する。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
十九歳の地図(1979/日)★3 本間は独善的な似非テロリストだが、随分とつまらぬ怒りを胸にたぎらせ、吐き出す場所を探しているあたりは自分との恥じ入りそうな共通点である。そのトランキライザーであったのが、情けない、しかし確実に「オトナ」である蟹江だったことは間違いなかろう。 [review] (水那岐)[投票(3)]
未来のミライ(2018/日)★4 妹が生まれたとき、継母の愛情を独り占めしたくて幼児退行した記憶がある僕にはくんちゃんの気持ちが痛いほどわかる。みんながくんちゃんにイライラするって言っても、僕はくんちゃんを全力で応援する。 [review] (IN4MATION)[投票(1)]
ドント・ルック・アップ(2021/米)★5 功利主義な共和党とGAFAへの揶揄は解り易すぎるがギャグが冴えまくり冷えた演技の深みと相乗され持ってかれる。同等にSNSに狂奔する善良たる市民も撃つマッケイのバランス感覚。終末に際し人はどうすべきか。その解が浮気騒動の挙句の最後の晩餐。 (けにろん)[投票(2)]
半世界(2019/日)★4 心に残ったセリフと、題の‘世界’について。 [review] (KEI)[投票(6)]
ドント・ルック・アップ(2021/米)★4 なかなか強烈な皮肉と風刺のきいた、近来ではかなりユニークで真っ当な、そしてけっこう本気で科学しているSF。近頃の世相は、この映画のようなことは本当の世界では起きない、と言い切れないだけに少し怖い。 [review] (シーチキン)[投票(2)]
モンタナの目撃者(2021/米)★4 なかなか手に汗握る、面白い映画でした。悪役組も、味方組も、それぞれに味があって、よかったです。 [review] (プロキオン14)[投票(2)]
愚行録(2016/日)★3 回想パートに関しては事件に関係のないエピソードも面白いのに、現実パートの魅力が弱いのが惜しい。 [review] (おーい粗茶)[投票(4)]
さらば愛しき大地(1982/日)★5 幸雄(根津甚八)の憂鬱。文江(山口美也子)の諦観。順子(秋吉久美子)の希望。大地の雨と風と陽光の中で暮らすということ・・・すなわち、その土地で耐えるということ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(4)]
来る(2018/日)★5 最強のキャラクター映画。まさか柴田理恵のかっこよさに痺れるとは思わなかった。いい意味で漫画チックな松たか子も最高だし、嫌〜な感じの妻夫木聡伊集院光も良かったし、ストーリーの陳腐さを全く感じさせない素晴らしいキャラクターの立て方だった。 (イリューダ)[投票(2)]
ヤクザと家族 The Family(2021/日)★3 抱擁の映画。舘ひろしから綾野剛尾野真千子から綾野、綾野から磯村勇斗、そして市原隼人から綾野。暴対法以降のヤクザの世界を描いて、井筒和幸『無頼』以上にヤクザ映画らしい暴力描写と帰結の定石を持つ。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
罪の声(2020/日)★3 小栗旬星野源の探偵物語。前半は、そのクロスカッティング。外連を抑制した的確な画面作りがいい。京都のテイラー曽根の外観のカットなんかも丁寧な作りで綺麗。 [review] (ゑぎ)[投票(4)]
すばらしき世界(2021/日)★4 すばらしき世界、とは? [review] (おーい粗茶)[投票(5)]
劇場版 鬼滅の刃 無限列車編(2020/日)★3 熱くて泣ける活劇は大好物のはずなのだけど……ちょっと期待しすぎたのかも知れない。煉獄さんのキャラ立てが思いのほか浅かった。 [review] ()[投票(1)]
里見八犬伝(1983/日)★5 余命一カ月の宿業を抱えて、無理筋の作戦を遂行する千葉真一扮する犬山道節。 一人、また一人と八剣士が倒れる度に、胸中のあらゆる感情を押し殺して叫ばれる「ええい!行け!行け!行けぇ!」 この叫びに一点の曇りもない。 きっと千葉ちゃんは俺たちの為にコロナの扉を身を賭して閉じてくれたんだ。 俺にはそうとしか思えん… R.I.P だから一点オマケするよ… (pori)[投票(5)]
イングロリアス・バスターズ(2009/米=独)★5 嘘や秘密を見破られまいとする際の動揺を見事に表現するメラニー・ロランら役者陣の力量。ねちっこい会話の応酬が生み出すヒリヒリした緊迫感が圧巻だ。映画館という舞台設定及び映画内映画という手法を最大限効果的に使った映画としても記憶に残る。 (太陽と戦慄)[投票(5)]
おおかみこどもの雨と雪(2012/日)★4 まるで空気が伝わってくるような、大自然の雄大な描写が気に入った。あの山の景色はスクリーンによく映える。 [review] (パピヨン)[投票(3)]