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★4 | 東京上空いらっしゃいませ(1990/日) | 大林流のメルヘンタッチと牧瀬里穂の下手糞さに愛想を尽かしかけたが、ハンバーガー屋の件から盛り上がり始め、素晴らしいダンスシーンに痺れてしまった。トロンボーンがこれほど絵になると示したのは数多あるジャズ映画のなかでも画期的だと思う。 | ぽんしゅう, 3819695, ゑぎ | [投票(3)] |
★3 | 海よりもまだ深く(2016/日) | 地味な映画は好みなのだが、ここまで抑えると昔の老大家のエッセイとしか思えない私小説に似ている。話はこれからだし、演出も給水塔に登るぐらいしてもいいのではなかろうか。 [review] | 緑雨, けにろん, Orpheus, jollyjoker | [投票(4)] |
★2 | 湯殿山麓呪い村(1984/日) | 絶対擁護の覚悟で観たが見事陥落。 [review] | ぽんしゅう | [投票(1)] |
★5 | カケラ(2009/日) | 勁くあること、理屈で負けないこと、羞恥心に負けないこと。LGBTに限らず、誰もが持つ自分のマイノリティな部分にどう向き合うかについて、中村映里子の極端な造形は示唆に富んでいてとても魅力的。教えられた。 [review] | ぽんしゅう | [投票(1)] |
★3 | 兄とその妹(1939/日) | 主人公の自覚せぬ不安の描写の巧みさ。収束は2点減点。 [review] | ゑぎ | [投票(1)] |
★3 | オールド・ボーイ(2003/韓国) | 立小便とか突然の色恋とか餃子とか横移動の喧嘩とか、ギャグ映画として観る分には面白かったのだが後半退屈。ユ・ジテの造形ほか後出しのネタが多くてそれは困りましたねという感想しか出てこないし、軽妙な演出も軽薄に見え始めた。 | ぽんしゅう | [投票(1)] |
★4 | アポロンの地獄(1967/伊) | 即物性を極めた描写と異形な面々、無国籍な音楽でトリップさせられる。この作風は新藤兼人等を想起させられ、同時代性を感じさせる。 [review] | ゑぎ | [投票(1)] |
★4 | ノーカントリー(2007/米) | 一切語られない銃規制について [review] | おーい粗茶, ぽんしゅう, jollyjoker, 週一本ほか5 名 | [投票(5)] |
★4 | 瀧の白糸(1933/日) | ミゾグチのサイレント期の代表作と呼ぶに相応しい神業の如き構図の連発。収束の脱落が実に残念。 [review] | ゑぎ | [投票(1)] |
★4 | フラガール(2006/日) | 今も昔も芸道と借金の関係は変わらないものだという点、伝統的な日本映画。ただ高度成長期の時代錯誤を見せられた感も強い。 [review] | けにろん | [投票(1)] |
★3 | こころ(1955/日) | 猪俣勝人ってこの程度なのか。キャストや美術は良いのだがホンに意欲が感じられず、文学は映画にならないというヒッチコックの名言の傍証に留まっている。これなら断然和田夏十に書かせるべきだった。 [review] | けにろん | [投票(1)] |
★4 | 母と暮せば(2015/日) | 松竹家庭劇の秀作。しかしこの山田作品にして『霧の旗』以来と思われる度外れな収束はどう捉えてよいのか整理がつかない。 [review] | tredair, けにろん, セント | [投票(3)] |
★4 | ひそひそ星(2016/日) | 神楽坂恵も仮設住宅の一員なのだ。 [review] | ぽんしゅう, DSCH | [投票(2)] |
★5 | パッチギ!(2004/日) | 加藤和彦の音楽監督による松山猛の伝記。語り継がれるべき文化史を井筒はかつての大島のように、極彩色の演出で塗り潰したうえで、彼等を讃えている。 [review] | pori, シーチキン, DSCH, ぽんしゅうほか5 名 | [投票(5)] |
★3 | パッチギ! LOVE&PEACE(2007/日) | 志は絶対支持なのだが、残念ながら肩に力が入り過ぎての空振りは周囲の方がよく判る典型例。何よりユーモア不足が井筒らしくない。 [review] | pori, 水那岐 | [投票(2)] |
★3 | 偽大学生(1960/日) | ジェリー藤尾を主演にして袋叩きにして、娯楽大作にはなったが、失うものも多かっただろう。 [review] | 水那岐 | [投票(1)] |
★4 | 古都(1980/日) | 途中までは覚束ないが、収束はとてもいい。制作側が本作を大歌手の引退興行の一貫として捉えているのは明らかだが、そんな思惑を超えた秀作と思う。 [review] | けにろん | [投票(1)] |
★4 | 風の中の牝鶏(1948/日) | サイレント仕様の小津映画の完成型 [review] | ゑぎ, 3819695 | [投票(2)] |
★3 | ウィンチェスター銃’73(1950/米) | 犯人立て籠もりの民家に放火する保安官に驚く。シェリー・ウィンターズはまだ中にいるのに。建造物を破壊してよいなら、『狼たちの午後』など、あらゆる立て籠もり事件の解決は容易であり、ある意味画期的な発想と感心した。 | 3819695 | [投票(1)] |
★5 | さらば青春の光(1979/英) | 嗚呼ブライトン。一昔前の神戸まつりの暴走族集結みたいな話。ヌーヴェル・ヴァーグの影響大な瑞々しい撮影がとてもいい。 [review] | 3819695 | [投票(1)] |