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disjunctiveさんのお気に入りコメント(31/39)

ゴーストライター(2011/仏=独=英)★4 この何か俗っぽい題名からは何も浮かばない。ましてや、英国の暗い湿度の体感は微塵にも感じられない。まるでサスペンスの王道とでも言える娯楽作品なのだが、じわじわ追われるその閉塞感からポランスキーの心情が推し量れる展開とも見える。 [review] (セント)[投票(3)]
フロスト×ニクソン(2008/米)★2 鑑賞中、頭に血が上ってとても疲れた。それは主演二人の熱演、舌戦に興奮したからではない。制作者の手法を不可解に感じ、作家としての志の低さに怒りを覚えたからである。この作品のロン・ハワードは王道ではなく邪道を歩んでいるように見えた。 [review] (Lostie)[投票(3)]
キングダム 見えざる敵(2007/米)★3 捜査自体はたいしたことやってないのにうまくいきすぎの感も。結局ドンパチやりたかっただけちゃうかと。でもラスト20分の銃撃戦は凄い。 (TOMIMORI)[投票(1)]
ファイナル・デスティネーション(2000/米)★2 予兆のおかげで死を逃れた7人が定められた運命の追手に殺されてゆくという設定はアイデアとしてはなかなか面白いのだがはっきり言って映画全体はとしてはただのスラッシャー系恐怖映画と変わらないという感じがする。 [review] (わっこ)[投票(3)]
セックスと嘘とビデオテープ(1989/米)★3 人の深部を抉るにビデオという魅力的媒介がアイデアに留まり映像的にも物語を転がす上でも充分に活かされたと思えない。又アングロとラテンが結局収まるべきとこに収まるのが構成としては逆だと思う。排他的保守思想が垣間見えると思うのは穿ちすぎだろうか。 (けにろん)[投票(3)]
バーディ(1984/米)★3 現在の映画と云われても通用しそうなたたずまいを持つ。本作の回想による二重構造と音楽で誤魔化す便法が後の映画に随分影響を与えているんだろうなと思う。学生時代のエピソードには良いシーンも沢山あるが病棟や戦地のシーンの演出はつまらい。エンディングもどうかと思うが、まあそんなことは重要じゃないし、良しとしよう。 (ゑぎ)[投票(1)]
星を追う子ども(2011/日)★3 先生は性欲が強い [review] (ペンクロフ)[投票(5)]
スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団(2010/米=英=カナダ)★3 よー分からんけど楽しければいいじゃん、という感じ。そういうのはほぼ例外なく早く飽きがくるが。女優はみんないい。 (ドド)[投票(1)]
新・平家物語(1955/日)★3 主要キャラ以外にも、媚びへつらう商人とか、わっるそうな僧兵とか、みな濃くて良い。 (ドド)[投票(1)]
北海ハイジャック(1980/英=米)★3 マクラグレン節炸裂!…というのは即ち大味で単細胞ということなのだが、気持よく見れることは認めざるを得ない。小技は無くTVドラマ的バジェットで大味役者ムーアが悦に入って演じるのは或る意味小気味良い。 (けにろん)[投票(1)]
ジャガーノート(1974/英)★2 複雑怪奇な極小空間に於ける、針の穴に糸を通すような、目と指先だけの冒険。コードと金属部品を通しての、犯人との虚々実々。この爆破装置処理の場面だけは4点に値するが、それ以外は眠たすぎる。犯人捜査のサスペンスも船上の人間ドラマも何とも中途半端。 [review] (煽尼采)[投票(6)]
英国王のスピーチ(2010/英=豪)★4 大戦前夜の好戦非戦の悲喜交々も、王位継承への骨肉の軋轢も、吃音解消問題の前では背景音。それがアジテートこそ必要資質たる英国王の必須要件だとしてもミニマム世界に拘泥した感が拭えない。演技陣は抑制された潔癖さの応酬。ヘレナは女房の理想形。 (けにろん)[投票(5)]
ヒア アフター(2010/米)★4 マイケル・オーウェンズの最高傑作。人々や建造物をことごとく薙ぎ倒し呑み込んでゆく津波がかつてないディザスタ・パニックの光景を呈示する。セシル・ドゥ・フランスが息を吹き返す場面で炎上する船舶を後景に見た仰角カット、地下鉄駅から煙が溢れ上がる俯瞰カットも『』に迫る黙示録的画像である。 [review] (3819695)[投票(7)]
サブウェイ・パニック(1974/米)★4 スリルを感じるというより、個性的な登場人物に愛着がわいた。 [review] (ドド)[投票(2)]
ノウイング(2009/米)★4 もうこっちがハリウッド版『回路』でいいよ。大好きです。 (ハシヤ)[投票(1)]
ザ・ヤクザ(1974/米)★2 一種の文化紹介映画なので科白が小理屈だらけになって活劇要素が縮んでしまうのは止むを得ないが、ムービー、スチル問わず写真というものの価値の根源に触れる何かがある。それは、発見への契機。居心地の悪さこそこの映画の意義である。高倉健はよいが岸恵子が中途半端になった。 (ジェリー)[投票(2)]
X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011/米)★4 最も求め合う二人が決定的に引き裂かれるまでを丹念に跡付けた、男と男の悲劇的メロドラマ。ジェームズ・マカヴォイミヒャエル・ファスベンダー以外の俳優が若き日のプロフェッサーXとマグニートーを演じている光景はもはや想像できない。資本と人材の蓄積による配役の正確性こそハリウッドの武器だ。 [review] (3819695)[投票(3)]
小説家を見つけたら(2000/英=米)★3 「ものを書く」という行為を、映画という手法によって表現するのはやはり難しいな、と。 [review] (緑雨)[投票(3)]
小説家を見つけたら(2000/英=米)★3 ショーン・コネリーロブ・ブラウンともに造型の詰めが若干甘く、なかなか映画がドライヴしない。それを「抑制」「落ち着き」「慎み」などと肯定的に云い換えることは難しい。綺麗すぎるきらいはあるものの、ハリス・サヴィデスによる画面の繊細な質感はよい。 [review] (3819695)[投票(2)]
小説家を見つけたら(2000/英=米)★2 宝くじに当たったのと大差ない。 [review] (mal)[投票(1)]