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[コメント] カリガリ博士(1919/独)
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★3原題は「カリガリ博士のキャビネット」で、主役はキャビネット−箱だ。それは意匠としても象徴的な意味合いとしても、もう棺桶そのものじゃないか。タイトルロールは、この棺桶のような箱に入っている夢遊病者チェザーレという見方もできるだろう。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★3目の痛くなるような構図というのは、こんな時代からあったのだなあ。 (G31)[投票]
★3視覚表現に眼が行くし、そこが一番評価されているところだと思う。あと、悪夢としての映画という構成が考えられていて、その型みたいなものがこの時点である事に感動する。いかんせん古すぎてニュアンスがこちらに届かない場面多数有り。消費期限の問題か。 (t3b)[投票]
★4どこぞの不良が壁にペイントしたようなドイツ美術。そして不安感誘う逆三角形な構図の建築様式。 (氷野晴郎)[投票]
★3セット美術の前衛な奇形には最早何の感慨も抱かぬにしてもニューロティックの原型としての価値は認める。4分の3世紀を経ても俺達が見せられ続けてるものは、この映画の変奏曲に過ぎないと思わせられるからだ。圧殺の民族史観は穿ち過ぎだろう。 (けにろん)[投票(2)]
★3誰が正気で誰が狂っているのか判然としない世界。その不安定さは表現主義のセットデザインによってさらに増幅される。うわーん恐いよう。[Video] (Yasu)[投票]
★3今でも映像は斬新だけど無声だし「見ようと」思ってみないとちょっとシンドイ。。。 (toga)[投票]
★0この作品はずいぶん後になって見た作品でしかもあんまり真剣に見てないんで・・・傑作と評判の高い作品ですが私はちょっとイマイチに感じたんだがなぁ。 [review] (TO−Y)[投票]
★5チュザーレが、ゆっくりゆっくりと目を覚ます。そして私は、眠れなくなる。 (ダリア)[投票(1)]
★4境目がないと思った。現実と夢、正常と異常、あるいはこの作品の始まりと終わり。そのどちらでもあるしどちらでもない、そういう無根拠のような部分にある感覚や資源、空き地等をうまいぐあいに利用した感じ。 (蒼井ゆう21)[投票(2)]
★4実際の映画を見るまで、何故か、カリガリ博士はガリガリの痩せた男だとおもっていた。 (KEI)[投票]
★4嗚呼、これぞ切り絵の世界。平面(スクリーン)の上に、影を塗り重ねて奥行きをつくる。 (はしぼそがらす)[投票(2)]
★5ドイツ表現主義、原作・脚本カール・マイヤー、そしてダリブニュエルへ、そして今、これを誰が継承し継承できるのでしょう。 [review] (chokobo)[投票(2)]
★3おれカリガリ君。 建物も人間も傾き歪んだ飛びっきりの、悪夢。 (たかやまひろふみ)[投票]
★3この怖〜い作品を作った国から、後にヒトラーが現れる。関連性があるようで無いけど、何となくこのことが頭に浮かぶ。 (タモリ)[投票]
★4昔のドイツ映画は凄かった。独特のおどろおどろしい雰囲気。幽玄美とも言えるモノクロ画像の美しさ。それに比べて今のドイツ映画と来たら…。 (熱田海之)[投票]
★5名前の元ネタにしてしまったほどインパクト大。美術、音楽に酔いしれる。 (ガリガリ博士)[投票]
★5日本では大正時代にドイツではすでに映画は完成していた。こいつは、凄い。 [review] (甘崎庵)[投票(3)]
★5強烈的なキャラクターと特殊な設定、そして表現的主義感が漂わせる恐ろしさに圧倒した。現実と妄想が入り乱れ、見ているこっちまで困惑する。精神病のブラックな一面は人間と思えないほど悪魔の存在を信じさせた。化石のような究極ホラーの原点だと痛感。 (かっきー)[投票]
★4独の無声映画は秀作揃いだなぁ「祭りの営業許可がほしいのですが」「演目は?」「夢遊病者です」なんか舞台セットが「おかあさんといっしょ」ばりでよいよい (マツーラ)[投票]
★4表現の秀逸さもさりながら,あっと驚く展開も後世に与えた影響は甚大なのではないだろうか。 (死ぬまでシネマ)[投票]
★5見ているだけで、そこの絵コンテがイメージとしてどんどん見えてくる。 その絵コンテを想像するだけで実に楽しいんだ、これが。秀作。 (k5001)[投票(1)]
★5悪夢にうなされました。「カリガリからヒットラーへ」という本は面白いです。 (りかちゅ)[投票]
★4映画としてみるべきなのか美術としてみるべきなのか迷ってしまう、映画黎明期の記念碑的作品。ひねた建造物が印象的。決して面白くはないけど、歴史的価値や美術に敬意を表して+1点。 (Alinax)[投票]
★4見る者の焦りと不安を呼び起こす舞台装置の秀逸さ。近代化の波に飲み込まれていた20世紀初頭の人々は、心の底を見透かされたような恐怖を憶えたのだろう。映画史のみならず、美術史に名をとどめてしかるべし。 (ぽんしゅう)[投票(6)]
★4この見世物小屋的世界に、江戸川乱歩のルーツを見た。 (モモ★ラッチ)[投票(1)]
★3「独逸(←あえて漢字で)表現主義」とか「ナチスを予言した」とかいうウンチクなしでもそれなりに楽しめます。深夜一人で部屋を暗くして観ましょう、並のホラーより怖いです。 (若尾好き)[投票(2)]
★4カラー、モノクロ、サイレントそしてカリガリ博士。演技については何も言えん。 [review] (24)[投票(2)]
★4独逸版「ドグラマグラ」。お化け屋敷行脚の快楽。「お前がカリガリだ!」の場面は『時計じかけのオレンジ』を連想させるキッチュな仕上がり。レモンティー片手に 観ると優雅な午後となった。嗚呼、無声映画、万歳! (いくけん)[投票(3)]
★5壁の穴からこっそり覗き見ているような気分.はっ!カリガリがこちらに気づいて襲いかかってくるのではないか?そしたら最後,あなたも映画の中に引きずり込まれ,一生モノクロームの歪んだ世界で暮らすのさ.それも,悪くないね. (じぇる)[投票(1)]
★4歪みまくりの気狂いセット。紙芝居感覚の全編悪夢な奇々怪々ワールド。採点はホラー映画の原点としての評価。 [review] (アルシュ)[投票(1)]
★4カリガリ光線! でやられました。視点がくるりと返るとこもいいです。あと、驚きとかためらいの音。 [review] (カフカのすあま)[投票(5)]
★5素晴らしき哉、ドイツ表現主義。あの階段、道、壁、扉、窓…。もうその「ゆがみっぷり」の美しさだけで胸がいっぱいになる。USJにこの町が再現されるならきっと飛んでいく。あの坂をヨロヨロ上り、扉をギギーッと開けてみたい。 (tredair)[投票(10)]
★2ダメ、どうしても寝てしまう、あとホント最近まで「ガリガリ博士」と思ってました(かなりバカにされた)みなさんカリガリですよ。 (ギスジ)[投票(1)]
★3俺だったらあの見世物小屋は入らんな。入ったとしても、どうせ訊くなら「オイラに恋人はいつできませふか〜?」 (muffler&silencer[消音装置])[投票]
★3悪夢のわりには後味が悪くない。 [review] (華崎)[投票(1)]
★5今の映像作家が忘れがちな、映画の芸術としての可能性を知っている傑作。 (mal)[投票(3)]
★3う〜ん、これは・・・スゴイ・・・の? 確かに美術は綺麗でワクワクした。 でもサイレントってすごく大変デスね。 もし80年前に観てたらすげぇ面白かったろうな。 (黒犬)[投票]
★5映画自体が見世物小屋の様。単なる懐古趣味?でも普段と違う気分でワクワクした。夜店の一角でテントとか張って上映してたら楽しいだろうなと思う。 (天河屋)[投票(5)]
★4今日から見れば特に目新しくも無いこのオチ。しかし、あの時代にこのストーリー、そして何よりも美術が魅力的。 (ハミルトン)[投票(1)]
★319年の映画を、先入観なく観るのはムリ。話はどうってことなかったけど、セットなど美術に高い美意識を感じる。でも結局タイトルが1番インパクトある。映画史の教科書として★3。 (mize)[投票]
★580年経っても斬新なのか今だからこそ斬新なのか。字幕画面がザクザク入ってのろのろと展開するのがまた強烈でした。 (tomcot)[投票(5)]
★5オチが凄い好きな展開だった。出来ればネタバレ見ないで観たかった・・。 (ランゲルハンス)[投票]
★3現在でも175センチ、53キロ(男)とやせている私。小学校のときのあだ名は「ガリガリ博士」(実話)。 (kazya-f)[投票]
★4画像もすごけりゃ、動きもすごい。映画は決して技術だけじゃないことを証明して余りある! (ぱーこ)[投票(4)]
★4歴史上必見。演技の奇矯さとセットのデザイン化された雰囲気は19世紀と20世紀の同居というカンジで味わい深い。 [review] (ボイス母)[投票]
★3少しゆがんだ背景。これを表現主義というのでせうね (ジェリー)[投票(1)]
★3背景が面白くて、かえって新鮮でした。 (chee)[投票]
★3いちいち役者の演技がオーバーで笑いが止まらん。とりわけ、アランの死を知らされた主人公とGFの驚きっぷり! (黒魔羅)[投票]
★4有無を言わせず感心させるのが古典作品のいいところ。博士も眠り男も高貴なお嬢様も、みんな鬼気迫る形相だった。 (ミイ)[投票(1)]