★5 | 誰でもない、空虚な穴としての「魂の伝道師」。癒し(CURE)は、そこからもたらされる。 [review] (crossage) | [投票(7)] |
★5 | 積み重ねて来た過去と積み重ねて行く未来。連続性からの解放。「いい映画」でないのは確かだ。 [review] (HW) | [投票(6)] |
★5 | どこでもない場所(nowhere)で、だれでもない私(nobody)の、癒しのカーニバル [review] (巴) | [投票(6)] |
★5 | 「あんた、誰・・・?」という問いが、人が人であるための鎧「定義づけ」の装甲を一瞬で蝕み破壊する。暗示は世界に氾濫し、満ちたそれはすでに暗示ではない。自明・当然とされたものに理由や倫理の付け入る隙などあろうはずもなく、空虚な充実を形作る殺人と終末の拡散に響くピアノの旋律が、禍々しくも甘やか。憎悪は、ついに憎悪ですらなくなる。この上なく危険で邪悪な作品。
[review] (DSCH) | [投票(4)] |
★5 | 黒沢清自身によるノベライズは、緻密な心理描写や、暗黒的な哲学性など、実に完璧な作品で(映画に不満な方にもむしろお勧めする)、映画の完璧ささえ霞むのが悩ましいが、映画は、その表層性ゆえに発揮される禍々しさを具現。ノイズの微妙な処理が見事。 [review] (煽尼采) | [投票(4)] |
★5 | 完璧な映画ではないか。黒沢清ほどの才能をもってすれば完璧な映画を撮ることなどそう難しいことではないのかもしれない。『CURE』以降の黒沢は「いかにして完璧ではない映画をつくるか」という努力と試行錯誤を続けているようにも見える。 [review] (3819695) | [投票(4)] |
★5 | 黒沢清、お前は誰だ。 [review] (まー) | [投票(4)] |
★5 | そして役所は旨そうに飯を喰う。それが怖いこと! (ハシヤ) | [投票(4)] |
★5 | 低温ヤケドみたいな映画。観終わって電車に乗って帰ろうとしたころにズキズキくる。 (みかつう) | [投票(3)] |
★5 | これはただひたすら映像を楽しむ映画だ。考えてみると、映画の中で語られていることなどたいしたことではない。それでもこれだけ面白いのだから、これはもう究極のハッタリ作家黒沢清に潔く白旗を揚げるしかない。 (ナム太郎) | [投票(2)] |
★5 | 「えっ?」と言いたくなる瞬間が怖い。暴力、殺人、妄想、奇怪な言動、何もかもが突如として起こる。そして思わず「えっ?」となる、コワイコワイ。おまけに最後の最後まで「えっ?」の連続。............えっ? [review] (Ryu-Zen) | [投票(2)] |
★5 | それにしても凄まじいノイズの映画。私はいまだに洗濯機の音を聞くと、この映画を思い出す。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★5 | この年のベストワン。和製サイコサスペンスのはしり?ショボい他の映画と一緒にしないで欲しいね!黒沢清ならこれと『ドレミファ娘の血が騒ぐ』。 (は津美) | [投票(1)] |
★5 | これいいね。後半にかかる映像のイメージはオリジナルなもので、大変満足しております。 (chokobo) | [投票(1)] |
★5 | 「自分」なんてあるの ? と疑問に思えれば。 [review] (Ikkyū) | [投票] |
★5 | 日本映画でこんな最初から終りまで恐かったのは初めてです。見なければよかったと思いながら、やめられなく、、。癒しという本来の人間の心の形をこういう風に表現するのはさすが鬼才です。これが本来のホラーなんでしょう。独特のスタイルといい黒沢のベストか。 (セント) | [投票] |
★5 | 考えるだけ野暮ってものか。雰囲気に酔いしれる。96/100 [review] (たろ) | [投票] |
★5 | 恐怖の加速装置。 (もしもし) | [投票] |
★5 | 悦楽。 (浅草12階の幽霊) | [投票] |
★5 | ちきしょー・・黒沢清!見直したぞ!! (君が代) | [投票] |
★5 | ハギワラマサトはほんとに狂気役がうまい。ラブ! (satrid) | [投票] |
★5 | 迷宮に迷い込んで行くようなストーリーに、訳もなく人間を不安にさせる映像が絡み合っている、、。 (地球発) | [投票] |
★5 | この静けさ。そして伝わらなさ。現代サイコサスペンスの中でもトップクラスでしょう。サイコが伝わったらサイコじゃない! (日野 俊) | [投票] |
★5 | 普通にしてるのに突然人を普通に殺すとこがすごかった。このラストはハッピーエンドなんだろうかなあ。 (nsx) | [投票] |
★5 | 物語の構成が絶妙!!極端に温度の低い恐怖。 (あおのり) | [投票] |
★5 | 脳の一部を、侵食されてしまったんデす。 (movableinferno) | [投票] |
★5 | ラスト何が起こったのか理解できず、小説まで借りて読んじゃった。 (水木クロ) | [投票] |
★5 | 『回路』同様、世界有数の作品。でもラストが謎、教えてー。 (K) | [投票] |
★5 | バックグラウンドノイズを積極的に効果音として取り込んでいる点が恐怖を増幅させる。 (マック) | [投票] |
★5 | これが日本のホラーだよね。 (Ray) | [投票] |
★5 | 音と部屋の隅の闇が怖い。傑作。 (マルチェロ) | [投票] |
★5 | 邦画史に残るであろう傑作ですよね。この映画以降何かが変わってきつつある気がします。 (青木富夫) | [投票] |
★5 | 最後のシーン。よく解らんけど怖い。どなたか詳しい解釈を。。。 (じゅんた) | [投票] |
★5 | ナゾが多い。何度も見なおしたがワカラナイ。 (シネスキー兄弟) | [投票] |
★5 | 耐えがたい緊張感と静かな怖さ。「この世界は不安定である」ことを描き続ける作家・黒沢清の原点。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |
★4 | × [review] (鷂) | [投票(7)] |
★4 | やっぱりこれはすごい映画だ。 [review] (太陽と戦慄) | [投票(6)] |
★4 | でんでんの代表作。 (STF) | [投票(5)] |
★4 | 「あんた、誰!!」・・・「デブだ!」 あの精神科医が気になる。 (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★4 | 通常一般の人には未開であるところの、黒々とうずくまる狂気の領域を丁寧に丹念に可視化した秀作。肉を、ラグビーボールを、空き缶などを「投げつける」行為として、人間の行動の短絡化を象徴して見せた手並みは素晴らしい。 [review] (ジェリー) | [投票(3)] |
★4 | 警報機、蛍光灯、水流、乾燥機、振動、繰り返される日常・・・。視覚的、聴覚的、そして精神的な連続性のなかに表出するノイズおよびカオスを「間宮」で具象化する手口が面白い。(2003/01) (秦野さくら) | [投票(3)] |
★4 | 日常に留まる者とそこを通過してしまった者 [review] (おーくらくん) | [投票(3)] |
★4 | 不気味でキュアキュア。 [review] (おーい粗茶) | [投票(2)] |
★4 | 世界が狂っていくのなら、真理は狂人の目にしか映るまい。…日常茶飯事の如く描かれる「出来事」の淡々としたテンポに戸惑いつつも、いつしか心地良く侵されていく自分…鑑賞後しばらくしてから、「CURE」という意味が戦慄とともに甦るだろう。 (ガブリエルアン・カットグラ) | [投票(2)] |
★4 | で、青髭男爵もメスメリアンだったの?あんなアヤウイ人にあんなコワイ本を読ませるだなんて、あの主治医もかなりヤバイ人なんじゃないだろうか。 [review] (tredair) | [投票(2)] |
★4 | 視界の隅、盲点近くギリギリのところで目撃したような尋常ならざる事件、その構図、その恐怖。 [review] (muffler&silencer[消音装置]) | [投票(2)] |
★4 | 本格派サイコサスペンス [review] (FRAGILE) | [投票(2)] |
★4 | "あれ!?"って思って巻き戻し…キャーーーーーーーー!!!夜1人で家で観て失敗した。コワイ!! (リア) | [投票(1)] |
★4 | 「おまえは誰だ」という問いと、ファミリーレストラン、との格差が、この映画の怖さの背景。映画は映画、であり、音楽でも文学でも絵画でもないことをちゃんとわからせてくれた。 (動物園のクマ) | [投票(1)] |
★4 | ホラーホラーしてなくて良かった。 (かふ) | [投票(1)] |