★5 | 長回しの人物点描と 怒涛の各組退場が映画の両端で呼応する。苦境でも善性を捨てない男爵は鬱のプリマドンナに恋の特効薬を注入して退場。満を持してのガルボ大輪の開花がオーラを放ち出色。俗人・小物担当のクロフォードも良く始祖は伊達じゃない。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | ラストの‘ぶった斬り’に唖然。他に、音楽が良くない。画を支えるback musicではなく、独立した歌曲だ。役者では、役に成り切ったクロフォードを推す。黒子の博士は、出番が少な過ぎる?‘人生の最期にに背広を新調する’という場面があるが、いいと思う。 (KEI) | [投票] |
★4 | 電話なり通信している道具が小道具として機能してるのかわからない。
ホテルでの劇という設定故、開放感のある画面がなく、
あるとしても高いとこから下を見る画面がある程度。
影の画面が多い印象。 (モノリス砥石) | [投票] |
★3 | 経営が立ち行かぬ社長のヤケは貧乏タイピストの上昇志向と呼応する。帳簿係りは命と引き換えに札びらを切り、文無しの男爵との恋に目覚めた自信喪失ダンサーは、再び興行商品に成り下がる。30年代の恐慌下、高級ホテルで交錯する喧騒は不況にあえぐ時代の気分。
(ぽんしゅう) | [投票] |
★2 | ホテルの空間表現は素晴らしいし、冒頭のフロントにて登場人物が交錯するあたりまでの手管は見事だったけど、以降、場面場面でのダイアログがあまりにつまらなくて退屈。ジョーン・クロフォードは眺めているだけで楽しいのだが。 (緑雨) | [投票] |
★3 | ひどい字幕だ。67/100 (たろ) | [投票] |
★5 | 良く言えば観念的悪く言えばままごと的な演技のガルボと、ナチュラルで肉感的な演技のクロフォードの競演が、不思議な媒介力によって水と油にならないどころか、主要出演者全員が主役ともいうべきこの群像映画が放つ光彩の中でもとりわけ輝かしい光にすらなっている。 [review] (ジェリー) | [投票(2)] |
★4 | 美しいガルボも到底バレリーナには見えない。ここでの勝負、十分タイピストに見えるクロフォードに軍配。 (りかちゅ) | [投票] |
★4 | 本作は後に日本では宝塚でも芝居となり、宝塚らしからぬ退廃的なステージが話題を呼んだとのこと。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | 偉大な表現形式の発明を、比較的簡単にオリジナルで味わえるようにしたメディアの発達は、21世紀の特筆すべき成果だと思います。 (カレルレン) | [投票] |
★3 | アリとキリギリス [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |
★3 | ジョーン・クロフォードがよかったなあ。なんとも暗い映画でしたけど、そういう時代の気分だったんでしょうねえ。その複雑さの象徴が彼女。 (動物園のクマ) | [投票] |
★5 | 二大女優の競演というよりも、ジョン・バリモアの風格ある演技とウォーレス・ビアリーの粗野な存在感が、この映画を支えていると感じた。 (luckyme) | [投票(2)] |
★3 | 何て言うのかなあ、このホテルには床ばっかりあって天井がない。 [review] (G31) | [投票(1)] |
★4 | これは映画のお手本と云うべき見事さだ。何と云ってもこの突き放しは狂気的に凄い。矢張り映画の一つの形式名として名前が残っているだけのことはある素晴らしさ。ただし、その多くは役者達とウィリアム・H・ダニエルズとセドリック・ギボンズの功績に思え、グールディングの演出は印象に残らない。 (ゑぎ) | [投票(2)] |
★3 | この作品を見るきっかけとなったのは実は『アパートの鍵貸します』。ガルボ?ジョーン・クロフォード?誰それ?状態。しかもバリバリのコメディ映画だと思っていたのだからビリー・ワイルダーのせいだ!
[review] (TO−Y) | [投票(1)] |
★4 | ガルボVSクロフォード、そして『グランド・ホテル』スタイル。群衆劇。なのに出演者は少ない。鏡の使い方、宝石、等々、いずれも一生思い出に残る宝物。 [review] (chokobo) | [投票] |
★5 | 女優は美しく、男優は格好良く、そして役者全員が、大衆の手に届きにくい「スター」としての神々しさを醸し出している。今のように製作側が力を握るのではなく、役者が力を持っていたからこそ撮れた作品で、今後二度と撮られはしないだろう。 (タモリ) | [投票] |
★4 | ガルボとディズニーの関係。 [review] (稀) | [投票(2)] |
★5 | 各エピソードが一見繋がりがなさそうで実は繋がっている描き方はなかなか素晴らしい。 [review] (わっこ) | [投票(1)] |
★4 | 人間模様。すれ違い。一時だけの特別な我が家。そこはグランド・ホテル。 (らーふる当番) | [投票] |
★4 | ベルリンの一流ホテルでの人生模様が描かれているが、多彩な出演者だけにそれぞれの描写が浅くなるのは仕方がないことかな・・・ (RED DANCER) | [投票] |
★3 | 人生、カネ、愛、目的を持ち、知らぬ同士が
集まる場所=ホテルという位置づけ。ストーリーがいまひとつ。 [review] (マグダラの阿闍世王) | [投票] |
★4 | 『愚か者の船』でも「グランド・ホテル形式」が使われているが,やはり最初の『グランド・ホテル』のほうがぜんぜんいい。淀川長治さんもこの作品を気に入っている。 (ドワイト・アイゼンハワー三世) | [投票] |
★4 | 名作の名高い映画なのでじっくり観ました。うーん、意外とチャーミングな映画。結構娯楽してる。人生上の哀歌とか、あまり感じませんでしたね。 (セント) | [投票] |
★4 | エピソードの中にはドラマの「ホテル」に似たモノもありましたね。あの感動はこの映画から来ていたんですか・・・。努力する人は素晴らしい!その結果、人は必ず何か報われる。アメリカっぽい夢のような群像ドラマですね。 (かっきー) | [投票] |
★4 | 惜しいなあと思う。映画のひとつの形式を確立した程の作品であるのに、人間模様の描き方が曖昧だ。船頭多くして......なんとやら。 (takud-osaka) | [投票] |
★3 | こんなこと言ってはいけないのかもしれないが、ライオネル・バリモアのサラリーマンかなりうざい。あと例えば『大空港』みたいに登場人物をもっと増やしてほしかった。 (24) | [投票] |
★3 | ホテルでのバイト経験者としては、一流ホテルという割には、あのフロントはなっとらんと思う。 [review] (muffler&silencer[消音装置]) | [投票] |
★4 | 仲の悪いガルボとクロフォードが決して会わないように計算されている演出が芸術的。オールスター映画の元祖でもあるのかな。 (AONI) | [投票(2)] |
★5 | 内容で紳士像を描きながら、映画の見せ方自体もとても紳士的なのが面白い。が、この映画のグレタ・ガルボはあまり魅力的ではなかった。 (tomcot) | [投票] |
★4 | 会ったばかりの女(速記者)のケツをさりげなく触っているバロンがステキ。 (黒魔羅) | [投票(3)] |
★4 | 主演女優たちの単なるワガママが発端だったにも関わらず、それを逆手にとって素晴らしいスタイルを作りあげたというのが凄い。 [review] (tredair) | [投票(1)] |
★4 | 渡辺真理さんに意外と似ていますね。関係ないですが。 (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★5 | 重厚さ。そしてグレタ・ガルボ。 (Yasu) | [投票] |
★4 | グランド・ホテル形式というドラマ・スタイルをこの作品から知りました。『何がジェーンに起こったか?』を見てから本作を見たので、特にジョーン・クロフォードをまじまじと見つめてしまった。 (kawa) | [投票] |
★4 | アカデミー賞とるのはこうゆう作品です。 (tenri) | [投票] |
★3 | 豪華スターで描く人間模様。ひとつの場所に出入りする人々を描くスタイルの名前の由来となった作品だから謹んで拝見した。 (丹下左膳) | [投票] |
★4 | ジョン・バリモアがかっこよかった。
意外に悲しい話でしたが。 (kenichi) | [投票] |
★5 | 客は入れ替わっても、グランド・ホテルは在り続ける。そのなかで、色々な人生が見え隠れする。 (なみ) | [投票] |