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3819695さんのお気に入りコメント(67/180)

ジャンヌ・ダルク裁判(1961/仏)★5 ジャンヌが退出する場面を丁寧に繰り返すこのリズム。余りにも緩慢で息が長く超然としている。このような律動を観客ははじめて体験し、これこそが「神」の領域であると知らされる。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
50/50 フィフティ・フィフティ(2011/米)★4 人物造形がよく考えられているな、という印象。それが映画全体の好感に繋がっている。車社会米国民でありながら免許を持っていないという主人公のキャラ設定がまずユニークだ。 [review] (緑雨)[投票(1)]
ナポレオン(1927/仏)★4 映像は最先端、思想は最末端。よくあることだが。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
オブリビオン(2013/米)★4 このバランス感覚はナメちゃいけない気がする [review] (炭酸飲料)[投票(3)]
ブレイクアウト(2011/米)★3 豪華な家に住み景気の良さそうなニコラス・ケイジのサングラス(気になってしょうがない)はもしかして彼自身が選んだんじゃないかと思わせる役者ぶりで、vsキッドマンの勝負はケイジの勝利。何度目の「家族を守るパパ」か分からないけれど愛すべき職人技。 (m)[投票(1)]
白夜行(2011/日)★3 女性の苦しみがドラマをつくる、ってのを再認識。 [review] (ちわわ)[投票(1)]
BIRD★SHT(1970/米)★4 北京五輪のメイン会場は「鳥の巣」と呼ばれていたが、アストロドームはまさに「鳥籠」だ。すべての騒動はこの「鳥籠」に端を発し、糞を撒き散らしながら籠の外の世界を撹乱し、白い翼を羽ばたかせ籠の内で切なくも華々しく幕を閉じる。渇望と混沌の末の諦観宣言。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
ラルジャン(1983/スイス=仏)★4 厳格にして静謐な世界。欲望と運命のアイロニカルな19世紀的陰鬱さを、唯一無二の映画的反応で描き切る真の芸術としてのGOOD映画 [review] (junojuna)[投票(3)]
Dr.パルナサスの鏡(2009/英=カナダ)★3 相変わらずのギリアム節、まあお話自体は全くもって面白くないのだが、変に理屈っぽくなく無邪気な分『未来世紀ブラジル』なんかよりいいと思う。 [review] (緑雨)[投票(1)]
メランコリア(2011/デンマーク=スウェーデン=仏=独)★2 琥珀色の灯りのもと、広漠たるゴルフ場に漂う終末感。天から降るものが告げる世界崩壊と、天に呼応する魂のような青い電流。世界を侵すメランコリアの青い光を浴びて(花嫁衣裳の「白」から青へ)、終焉の美と一つになるキルスティン・ダンスト。 [review] (煽尼采)[投票(2)]
ザ・マスター(2012/米)★3 投票してくださった方には申し訳ないのだが、再度鑑賞し評価を改めた。ホアキン・フェニックスの被写体としての存在感は特筆に値するのだが・・・ [review] (赤い戦車)[投票(2)]
オブリビオン(2013/米)★3 まあ、一応ビジュアルは良しとしても、フリーマン以下の面々が物語的に機能せずで寧ろ妻への想いの純度を薄め切なさを拡散。で、彼らがいないとしても、このネタは余りに近年で多く語られハードルが高い。そして案の定、超えてない。健闘作だが志は低い。 (けにろん)[投票(7)]
オブリビオン(2013/米)★4 人を人たらしめているもの [review] (Orpheus)[投票(3)]
オブリビオン(2013/米)★5 あぁ大事だなと [review] (m)[投票(6)]
オカンの嫁入り(2010/日)★2 宮崎あおいがストーカーにつけ狙われる件が抜群によい。ここだけ浮いていて、その他の凡々たる人情作劇との組み合わせが奇妙。桐谷健太の造形に何か閃きがあれば、対人恐怖症の症例として説得力があったのかも知れない。 (寒山拾得)[投票(1)]
デビル(2010/米)★3 馬脚を四本も五本も現してからのシャマランがいよいよ楽しくなってきた、という人にうってつけの愛すべき小品。(2013.4.6) [review] (HW)[投票(1)]
籠の中の乙女(2009/ギリシャ)★2 「言葉」の劇。言葉の辞書的・常識的には誤った意味を教える「教育」のシーンが、外界を箱庭的世界の歪んだレンズを透してしか見せない両親(そもそも実親なのか?)の行為を象徴する。 [review] (煽尼采)[投票(1)]
アフター・アース(2013/米)★3 わりと予断を持って臨んだわけだが、ストレートなSF冒険成長物語/父と子の物語、になっていたので個人的にはやや肩透かし。いや、でもぜんぜん悪くはないよ。悪くはないんだが……。 [review] (MSRkb)[投票(2)]
戦争と一人の女(2012/日)★3 不感症でありながら、あっけらかんと男たちの間を行き来するこの女(江口のりこ)は、まるで焼け跡をひらひらと舞う蝶のようである。戦争が終わったら〈あいの子〉をいっぱい生んで、日本を〈あいの子の国〉にしてやると女は言い放つ。これ、妙に説得力がある。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
Dr.パルナサスの鏡(2009/英=カナダ)★3 ギリアム的タブローの味わいが無くファンタスティックな映画の情動もないSO-SO作品 [review] (junojuna)[投票(4)]