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ゑぎさんの人気コメント: 投票数順(49/111)

人気コメント投票者
★4ウィークエンド(1967/仏=伊)全般的感想を素直に云えば、やっぱり面白い!面白過ぎる!なのだ。私は殆ど画面の面白さしか見ないので、そうなると、特に本作の前半は、もう最強のゴダール、と云いたいほどだ。 [review]寒山拾得, 3819695[投票(2)]
★2レ・ミゼラブル(2012/英)画面が綺麗じゃない。かつ五月蠅い。寄り過ぎ、動かし過ぎ、傾け過ぎ。 [review]disjunctive, 緑雨[投票(2)]
★4らせん階段(1946/米)冒頭シーン。ホテルで無声映画の上映会が行われており、一見してD・W・グリフィスだと分かる。(IMDbで調べると『The Sands of Dee』という映画。)その後、ホテルの階上の部屋で足を引きずる女へディゾルブするのだが、もうこの処理だけでゾクゾクしてしまう。 [review]寒山拾得, 袋のうさぎ[投票(2)]
★4幻の女(1944/米)主人公は容疑者・アラン・カーティスかと思わせておいて、プロットを秘書のエラ・レインズに引き継ぐのだが、彼女の探偵物語になってからが断然いい。バーテンダー尾行シーンの濡れた舗道。列車のホームの夜の表現、見事な情感創出だ。 [review]袋のうさぎ, 赤い戦車[投票(2)]
★4(秘)女郎市場(1972/日)素晴らしい。なんというおおらかさ。なんと豊かなスプーフ時代劇。それは殆ど主人公−牛と共に百両で品川宿に売られるお新・片桐夕子−の全きイノセンスに拠っている。 [review]ぽんしゅう, 寒山拾得[投票(2)]
★3列車の到着(1895/仏)画面右奥から列車がやってきて止まり、ドアが開き人々が降り立つ。駅員がホームを走る様がアクセントになっている。パースペクティブな縦構図とスペクタキュラーな運動とその強度。絶対映画。 ぽんしゅう, 3819695[投票(2)]
★4エグザイル 絆(2006/香港)すごい迫力あるシーンがいっぱいありますが、中でも、レストランでマフィアのキョン・ラム・カートンを暗殺しようとするシーンがいいですね。複数のベクトルの殺意が複雑に交錯して尋常でない興奮状態を作ってます。 [review]ペンクロフ, 3819695[投票(2)]
★4アイアン・ホース(1924/米)フォードらしい構築力を感じさせる叙事的なシーンと叙情的なシーンを緻密に構成した傑作サイレント映画だ。フォード29歳の作品だが、後の騎兵隊三部作や『静かなる男』のコメディパートを遥かに予期することができる。既にフォードらしい喜劇的資質が開花していることを確認する。 [review]ジェリー, ナム太郎[投票(2)]
★5エレニの旅(2004/ギリシャ=仏=伊)なんの説明もない。理屈もない。なんの説明も要らない、理屈も要らない。たゞ画面のスペクタクルがあるだけ。これは最も純度の高いアンゲロプロスかも知れない。私も自分の好みで云えば、「アンゲロプロスの中で本作が一番」と云ってもいい(と書いた途端に例えば『狩人』に、例えば『永遠と一日』に置き替えたくなりますが)。 [review]赤い戦車, けにろん[投票(2)]
★4ハウルの動く城(2004/日)全般にキャラクターのルックスに魅力というが画力が足りない、というのが私の第一感なのだが、しかし出鱈目な面白さ、という意味では『千と千尋の神隠し』よりもいいと思う。興奮する。 [review]寒山拾得, Orpheus[投票(2)]
★4結婚哲学(1924/米)本作もサイレント期を代表する傑作と云っていいと思うのだが、しかしそういう紋切り型の紹介をしたくなくなるのは「名作然とした佇まい」というよりはむしろ、途方も無く可愛い映画というべきだからだ。 [review]ぽんしゅう, 3819695[投票(2)]
★3雲の上団五郎一座(1962/日)舞台のシーンは殆ど2台のマルチカメラで撮影されダイナミックなカッティング・イン・アクションを見せる。特にフランキー堺森川信の勧進帳が見もの。二人の芸もだが、このカッティングにはしびれる。『バンド・ワゴン』の「ガール・ハント・バレエ」のカッティングを想起したぐらいだ。(ちょっと大げさ) [review]tredair, ぽんしゅう[投票(2)]
★3ツリー・オブ・ライフ(2011/米)でもやっぱり、このような演出なら佐々木昭一郎の方がずっと感動的に見せたよなぁと懐かしみながら見てしまいました。(いけませんね。) [review]けにろん, ぽんしゅう[投票(2)]
★3ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜(2012/米)これもメチャクチャな手ぶれ画面でドキュメンタリー・タッチを装うが、実は相当にファンタジックな内容だ。 [review]3819695, けにろん[投票(2)]
★3愛、アムール(2012/仏=独=オーストリア)面白かった。スリリングだった。ハネケの演出の緊密さ厳格さもあって、一瞬も弛緩しない強度の緊張を持って見た。 [review]煽尼采, ぽんしゅう[投票(2)]
★3奴らを高く吊るせ!(1968/米)いろいろと中途半端な出来ながら面白いことは面白い。イーストウッドがこの後何度も繰り返すことになる「痛めつけられ〜リベンジ」パターンのエッセンスがこゝにあるという見方もできるし、何よりもこの当時の彼のハンサムぶりに目が釘付けになる。 [review]3819695, ナム太郎[投票(2)]
★3危険なメソッド(2011/英=独=カナダ=スイス)良くも悪しくもキーラ・ナイトレイの熱演について語られることがもっぱらになると思うのだが、実を云うとこれがオーバーアクトかどうはか私には判然としない。登場シーンで嫌気がさしたのは事実だが、ナイスファイトと認めたい気持ちもある。 [review]3819695, けにろん[投票(2)]
★4人生劇場 飛車角と吉良常(1968/日)巷では沢島版(正編・1963年)よりもこちらの方を上に置く人が多いように思いますが、どちらがより良いかと問われたならば、私としては、どっちもいい、としか答えようがないですね。 [review]寒山拾得, けにろん[投票(2)]
★4街のあかり(2006/フィンランド=独=仏)刑務所のシーンのモンタージュがいい。実にいい。昼のシーンは他にもあるのだが、夜警としての夜のシーンに対してかなり意図的に対比されたカットが繋がれる。 [review]動物園のクマ, 3819695[投票(2)]
★4不知火檢校(1960/日)面白い!主人公がこれだけ徹底して悪い奴、という映画はちょっと無い。(ま少しはあるんだけど、とりあえず無い、と云っておこう)。そういう意味では、勿論、勝新の役者生命を賭けた一世一代の造型が面白さの源ではあるが、プリプロダクション(企画・脚本段階)の功績も大きい。 [review]disjunctive, ジョー・チップ[投票(2)]