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★5 | 事件(1978/日) | 空撮のオープニングタイトルと音楽で否応無しに引き込まれる。回想を巧みに取り入れた法廷劇として傑出。 [review] | 死ぬまでシネマ, 氷野晴郎, ユキポン, sawa:38ほか5 名 | [投票(5)] |
★4 | マルサの女(1987/日) | こういった題材を上手に娯楽映画にしてみせた伊丹十三。この人がいなかったら、1980年代の日本映画はとても寒い物になっていたかも。テーマ曲は、実際の脱税ニュースで使われるほど、インパクト大。 | 鋼, りかちゅ, 直人 | [投票(3)] |
★2 | 新・平家物語(1955/日) | 「山椒大夫」など傑作たちの語り口はどこへ行ったのか。残念ながら、溝口カラー作品は2作とも失敗と言わざるを得ない。 | 寒山拾得, ジェリー | [投票(2)] |
★5 | しとやかな獣(1962/日) | 序盤の伊藤雄之助、山岡久乃、浜田ゆう子、川畑愛光一家の会話のシュールさにもうヤられる。そこに、悪女を演じて右に出るもの無しの若尾文子が投入されれば、世界最強のブラックコメディーへ。脚本、映像、音楽ともに実に映画的で、鮮烈な記憶として残る。 | 死ぬまでシネマ, ゑぎ | [投票(2)] |
★5 | 女の勲章(1961/日) | 仕事と恋愛がカラむ女と男の一面を凝縮、悲喜劇として展開させ、さらに、キャラクターをバランスよく出し入れした脚本(新藤兼人)によって、映画のボルテージは最初から最後までなかなか高い。 [review] | chokobo, 直人 | [投票(2)] |
★3 | 鬼畜(1977/日) | 岩下志麻や小川真由美以上に男の子が怖かった。 [review] | yasuyon, けにろん | [投票(2)] |
★5 | 犬神家の一族(1976/日) | 市川崑の快進撃にして復活劇。大野雄二の音楽に乗り、タイトルが出る瞬間の興奮は格別。 | TOMIMORI, 紅麗 | [投票(2)] |
★2 | 市民ケーン(1941/米) | ケーンという人物にまったく興味が湧いてこず、中盤で敢無く挫折。 | りかちゅ, 直人 | [投票(2)] |
★5 | 紀ノ川(前編・後編)(1966/日) | 成島東一郎の映像と武満徹の音楽に引き込まれ、大河ドラマ的でありながら、細やかなセリフや人物造形に唸った。 | 直人, けにろん | [投票(2)] |
★5 | Wの悲劇(1984/日) | 記者会見の映画的な巧さ、薬師丸ひろ子も巧かった。そして、ノリにのる三田佳子。薬師丸ひろ子に偽装を持ちかける長回しのシーンや、共演者への大演説などは何度でも見たくなる。 | ぽんしゅう, 直人 | [投票(2)] |
★4 | 晩春(1949/日) | やはり小津を語るのに外せない作品か。見どころは [review] | モノリス砥石, 3819695 | [投票(2)] |
★5 | 「女の小箱」より 夫が見た(1964/日) | 増村保造は今作でも絶妙なタイミングでエンドマークを入れてくる。この点、ホント達人。 [review] | 3819695, TOMIMORI | [投票(2)] |
★3 | フラガール(2006/日) | 松雪泰子、蒼井優が映画ヒロインとして魅力的。CGの無理矢理な嵌め込み、最近の邦画のキャスティングによくあるお笑い芸人の嵌め込みには興醒め。 | けにろん | [投票(1)] |
★5 | あなたと私の合い言葉 さようなら、今日は(1959/日) | 女の在りよう、男の在り方、親子といった題材をコミカルにちょっぴり切なく伝える、市川崑の隠れた名作。息がぴったりの若尾文子と京マチ子に加え、男3人の情けなさも実に面白い。 | 直人 | [投票(1)] |
★3 | わたしを深く埋めて(1963/日) | つまらなくは無いが、随分と垢抜けない都会派サスペンスメロドラマ。まさかの若尾文子の臭すぎる演技、がっくり。 | 直人 | [投票(1)] |
★4 | 市川崑物語(2006/日) | 溝口健二に『ある映画監督の生涯』があるように、市川崑にもこのような作品が出来て素直に嬉しい。岩井俊二にありがとうと言いたい。 [review] | shiono | [投票(1)] |
★3 | 春の雪(2005/日) | 流麗な映像とベテラン脇役陣に支えられ、時間の長さも気にならなかった。 [review] | きわ | [投票(1)] |
★3 | 泥の河(1981/日) | 良質な作品だとは思うが、終盤の子供同士の気まずさにとてもやり切れなくなった。 | IN4MATION | [投票(1)] |
★5 | 櫻の園(1990/日) | バカバカしくも微笑ましく、淡くも確かな気持ちが交差するシーンが繋ぎ合わせられた限られた時間が、画面を少しだけ飛び越えて輝いて見える。特につみきみほのクールで芯のある存在感が忘れられない。 | けにろん | [投票(1)] |
★4 | 幸福(1981/日) | 恋人同士の永島敏行と中原理恵の寂しげな雰囲気が圧倒的に好い。珍しく、市川流ユーモアが不要だった感があるのは残念。 | けにろん | [投票(1)] |