「埋もれた傑作」(ことは)の映画ファンのコメント
ロックンロールミシン(2002/日) |
この「曖昧さ」がこの監督の本骨頂と感じた。どこにでもいそうな、生きることに疲れ、自信喪失気味の主人公が、服飾デザイナーたちの「異質」な空間に魅せられ、関わっていく。「一時の夢」を見たような放心状態、けだるくも静かに押し寄せてくる熱気がじんじんと響いてきた。この監督は、この路線で突き進んでほしい。 (ことは) | [投票(3)] | |
背中に生えた小さな羽根は、最後にはミシンの揺れと共にパタパタと嬉しそうに羽ばたいていた。 [review] (づん) | [投票(5)] |