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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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エル・スール −南−(1983/スペイン=仏)************

★5「窓」の作家としてのエリセ。最後の昼食シーンが「窓辺」の席で繰り広げられねばならないのは当然だ。なんと繊細な光の扱い! 全ショットの力の平均値は『ミツバチのささやき』を上回る。最高度の繊細さが「これ以外にはありえない」強靭な画面を生む。映画を駆動する「謎」も快い。最良の探偵映画のように。 (3819695)[投票(5)]
★4光の魔術師、ヴィクトル・エリセ。[Video] (Yasu)[投票(2)]
★5凛とした青、切ないオレンジ、そして何よりも包み込むような黒。色彩が主役であるかのようです。オメロ・アントヌッティの奥深い魅力を何度も味わいたくなる。 (ジェリー)[投票(2)]
★5ファーストカットの朝の透明な空気。赤い毛糸。その下のベージュのカーペットの質感。家事をする母親をつなげたシーンの幸福感。妙にマイナーなブルームーンの歌声。初聖体拝受の日の父と娘が踊るワンシーン・ワンカット。エンエルムンド!もう麻薬的だ! [review] (ゑぎ)[投票(7)]
★5フェルメールの絵画のような光と陰影。たっぷり時間をかけた構図、色彩、演出。すばらしい出来。父親の生き方(死)を、政治的に何かあったんだろうが、省略している。キーになる所なので少し不満。 (セント)[投票]
★5十分すぎる! [review] (chokobo)[投票(1)]
★5父パードレ・パドローネ』といい、この映画といい、なんとすばらしい俳優でしょう、、、こういう映画に出会うと映画好きでよかったとほんとに思います (動物園のクマ)[投票(1)]
★4主観としての万能の父から、過去を持つ男という客観へ。内戦終結直後(1940年)の『ミツバチのささやき』が死の気配の映画なら、17年を経た1957年が舞台の本作では混乱の検証と再生が示唆される。少女の成長は、そのままスペイン国民への鎮魂と癒しに重なる。 (ぽんしゅう)[投票]
★4ビクトル・エリセの映画に漂う空気は独特だ。そこにあるのは一瞬の感動ではなく、全編に漂う深い感銘だ。 (buzz)[投票]
★3井戸掘り職人はスペインも日本も同じ (ボイス母)[投票]
★5神秘の振り子。エリセ監督に何ともふさわしい、繊細な小道具。彼はきっと映画の空気の中に、振り子となってじっと身を潜め、意味のある空間をそっと指し示す人なんだろう。 [review] (くたー)[投票(22)]
★4痛切に美しい映画。 (赤い戦車)[投票]
★5良質な短編小説あるいはエッセーのような映画。どうしょもない切なさに、その難解さを忘れてしまう。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(3)]
★4ファーストシーンに、この映画のすべてが凝縮されている。その語り口の簡潔さ、完璧さにまず吃驚させられる。 [review] (緑雨)[投票(3)]
★3「井戸掘り」「夜のカフェの窓」「レストランでの午餐」等父娘のシーンは感情のベクトルが合致し胸を打つが、全般少女視点と親爺視点の入れ替わる構成が映画が依って立つ物を曖昧に遠ざける。静謐な語り口も意識的に過ぎ寧ろあざとさギリギリとも思えた。 (けにろん)[投票(1)]
★5「ずっといるよ わたしの中 今は 眠ってこの胸に 燃えた炎は やがては消えたけれど…」 [review] (kiona)[投票(6)]
★4印象深い。夜明け前の静寂。 (coma)[投票]
★4年齢に応じて父の謎は異なるのだが、これに応じてショットを変化させるのが凄い。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]