★5 | 山本富士子、浪花千栄子親子のパワーに、観客もヤラれてしまいました。 (3WA.C) | [投票] |
★5 | 赤い絨毯、赤い看板、そして赤いヤカンなど、赤の色が目立つ映画。『彼岸花』というタイトルからして赤い。[アテネ・フランセ文化センター] [review] (Yasu) | [投票(7)] |
★5 | 「人生は矛盾だらけなんだ!」 (熱田海之) | [投票] |
★4 | 当時の観客が想像した「小津のカラー作品」のイメージを壊すことを意識したかのような、過度な華やかさが印象に残る。大きな柱である佐分利信の父親像が受け入れられるかどうかで好き嫌いが分かれそうな作品。 [review] (ナム太郎) | [投票(4)] |
★4 | 山本富士子と浪花千栄子の文字通りの「トリックスター」ぶりが楽しい。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★4 | 幸せとは周りが手を出して作るもの。本当は割り切れなくとも…。割り切るために儀式があり、酒があり、友達がいる。小津の描く娘の嫁入りはいつも華やかで無惨、お目出度くて悲しい。 (淑) | [投票] |
★4 | ダメだろ!佐分利信!言ってることが矛盾してるゾ! [review] (chokobo) | [投票(1)] |
★4 | 古き良き日本。頑固親父もまた一興。 (ぱんな) | [投票] |
★4 | ある種の感動から生じる気恥ずかしさを回避するセンス。それがこの映画に趣をもたらしているんだと思う。女性は強く明るく逞しいと感じる映画です。 (buzz) | [投票(2)] |
★4 | 小津監督のパターンを踏襲していながら、ちゃんと喜劇になってます。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | 原作は大正期の‘小説の名人’里見とんが親交のあった小津の為に書下ろし、文芸春秋に発表した。里見はちょっとした仕掛け(ここではトリック等)をして、動く人の心を巧みに綴るが、映画は小津のものになっているのはさすが。音楽はいつもの斉藤だが更に良い。 [review] (KEI) | [投票] |
★4 | ここにいるのは、理屈っぽい男たちと、それを柳に風と受け流す女たち。いまや世の中、男ばっかりになってしまった。ん?女ばっかりか? [review] (G31) | [投票(1)] |
★4 | 田中絹代が入ると小津調が乱れる。家庭の人間劇から夫婦の確執に変貌する。それは冒頭とラストで明らか。内面が出すぎても駄目なんだろうな。田中が傑出した女優たるを証明してるんだけどね。 (セント) | [投票(2)] |
★4 | 小津映画にしてはちょっと全体的なバランスが悪いか。しかし紅や緑など色鮮やかな映像、山本富士子の京都弁、笠智衆の詩吟、高橋貞二のコミカルさなど見所は多い。田中絹代を筆頭に出演者も名演揃い。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | ハッタリめいた画面、「矛盾」に着目したストーリも然ることながら、浪花千栄子と高橋貞二が登場するシーンの必要以上に面白いこと! [review] (町田) | [投票(2)] |
★4 | どんなに豪華キャストでもおいしい所は必ず浪速千栄子が持っていく![追記あり→] [review] (直人) | [投票] |
★4 | 赤にこだわったからフィルムはアグファにした、と厚田カメラマンのコメントを読んだことがあります。浪速・両高橋など、脇を固めた人たちもすばらしい。廊下に立てかけられた逆さほうきには笑わされた。 (動物園のクマ) | [投票(2)] |
★4 | ゆったりとした流れの話は父と娘の気持ちが伝わってくるような感じ。ちょっとおかしくもなり、なんかせつないです。赤のものはちょっと気になり出すと探しだしちゃう。 (megkero) | [投票] |
★4 | 小津安二郎監督カラー作品1号。完成の域に達した技法がさらに精緻に展開される。絢爛とした映画を作りたかった意思が実に明瞭で、その意味ではこの映画は監督にとって初の試みである。関西弁の導入による平安朝様式のような柔媚な味わい。 (ジェリー) | [投票] |
★4 | ただ一通の手紙だけで夫と暮らしてゆくことに賛成してくれた、安易と言えば安易な、けれども私をとても信頼してくれていた父のことを思いだした。どうもありがとう。祝福してくれる人ばかりではなかったからこそ、あの時は本当に嬉しかったよ。 [review] (tredair) | [投票(1)] |
★4 | いつになく激しい語り口が怖くもあり、また新鮮でもあり。 [review] (づん) | [投票(2)] |
★4 | 小津のカラー第一作のなんという美しさ。部屋の隅に意味不明に配置された赤いヤカンが目を射る。こゝでも高橋貞二が出鱈目な人物を飄々と演じており良いアクセントになっている。それは二枚目・佐田啓二以上の扱いで、小津のこの手のキャラクタへの愛着ぶりが見て取れる。 [review] (ゑぎ) | [投票(3)] |
★4 | 娘が自分から離れていく現実に向き合えない父親。その言動はどんどん矛盾し・・・。佐分利信の静かな演技が力強く、見ているこちらも熱くなる。 (茅ヶ崎まゆ子) | [投票] |
★3 | 関西弁とのコラボレーションが醸し出すユーモア、そしてお定まりの“婚前最後の休日”シーンが出色だったにもかかわらず、佐分利信のジレンマにいまいち説得力が感じられない後半が見劣りした。『東京暮色』が強烈だった有馬稲子の役どころが淡白だったのが敗因。 (kiona) | [投票(1)] |
★3 | この頃の方がいい時代だったんじゃないかなあとつい想像してしまう。 (ワトニイ) | [投票] |
★3 | 老いも若きも、ご都合よろしく結婚を語たるが、それが御時世なのか信念なのかが判然とせず話の立脚点が曖昧模糊。浪花、山本の投入で喜劇としては新鮮だが、それも佐分利の頑なさが中和して憂鬱。さらに終演に向かう件もくどいので頑固親父のペーソスも生まれない。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | カラーになって俗っぽくなったと思う。 (coma) | [投票] |
★3 | 台詞の不自然な感じがどうも気になる・・・ [review] (RED DANCER) | [投票] |
★3 | 頑なに自我を通す親父佐分利信が、後期小津作品の中ではとりわけ融通の利かない男で、枯淡の域には未だ遠く、小津の「赤」を偏重するカラーへの異様な拘泥と合いまり息苦しい。山本富士子が瞬間風穴を開けるとしてもだ。 (けにろん) | [投票(2)] |
★3 | 松竹ヌーヴェルヴァーグの若手に突き上げられる重役の自嘲と観れば一興 [review] (寒山拾得) | [投票(3)] |
★4 | お喋りで厚かましくも憎めない浪花千栄子と、人懐っこい満点美人の山本富士子。この母娘のキャラが、映画全体にカラッとした明るさをもたらし、もはや化石としか思えない家父長絶対主義者・佐分利信の仏頂面や有馬稲子が醸し出す薄幸オーラを中和する。 [review] (緑雨) | [投票(2)] |
★3 | 大人の「サザエさん」 [review] (Aさの) | [投票(2)] |
★3 | 京都弁の母娘が愉快。 (ドド) | [投票] |
★3 | 小津の描く日本の風景って、とても日常的なのだけど、女優がみな非日常的に美しい。マイナスポイントかな? (りかちゅ) | [投票] |