市川崑の映画ファンのコメント
牝猫たちの夜(1972/日) |
あの怪作『天使の恍惚』のなれの果てのような本多(吉沢健)のシニカルさに向ける、美形とは言えない昌子(桂知子)の笑顔と困り顔のギャップがいじらしいのだが、その振幅が田中登一流の幻想のなかで、いまひとつ突き抜けないのがもどかしい。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
早朝の新宿西口の描写、このシュールを突き抜けた凄味が強烈。目を覚ましたようなビル群はキノプラウダ直系ではないか。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |
CinemaScape−映画批評空間− | 表紙 | 映画目次 |
牝猫たちの夜(1972/日) |
あの怪作『天使の恍惚』のなれの果てのような本多(吉沢健)のシニカルさに向ける、美形とは言えない昌子(桂知子)の笑顔と困り顔のギャップがいじらしいのだが、その振幅が田中登一流の幻想のなかで、いまひとつ突き抜けないのがもどかしい。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
早朝の新宿西口の描写、このシュールを突き抜けた凄味が強烈。目を覚ましたようなビル群はキノプラウダ直系ではないか。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |