★5 | 全作品中、シネフィルを満足させる「映画」として随一のもの。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |
★3 | 山田洋二の前二作に比べて寅のドタバタギャグが目立ち少し鬱陶しい。旧来の松竹喜劇色が濃いのは森崎東演出の味ととるべきなのだろう。シリーズの魅力はスラップスティックではなく、各キャラクターとその心情だと分かるのはもっと後になってからなのだから。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★3 | 森崎東版『男はつらいよ』は矢張りシリーズの中にあって違和感ありありの寅さんだ。「いくら可愛いくっても妹じゃしょうがねえや」という寅。白いマフラーを巻いている寅。旅館の番頭として「労働」する寅。いやそんなこと以上に、 [review] (ゑぎ) | [投票(3)] |
★3 | やはり『男はつらいよ』は山田洋次監督のものだとの認識を強くさせてくれた一本。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★2 | やっぱり山田洋次監督とは違う雰囲気。なんか薄っぺらい感じで、出来はあんまり良くない方だと思う。新珠三千代もただのイヤな女に見える。春川ますみ、野村昭子が好演。['04.7.23VIDEO] (直人) | [投票] |
★4 | 際どく表出する寅の男の性は寅屋の日常から切断された江戸川でさくらの慈母性に覆い包まれる。制約がもたらした情感。伊勢の旅館での顛末は番頭・女中連のコラボレーションが上滑る双方の想いを定位置に格納させる。充実のファルス。臨界線上で均衡した異形。 (けにろん) | [投票] |