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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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僕の村は戦場だった(1962/露)************

★3「少年兵」ほど痛ましい存在はない。しかしなんだかんだ云って仲間の兵士たちは彼のことを気にかけており、一種の幸福な―きわめて大きな不幸、の中の幸いでしかないが―関係が成立している。そこにささやかな安堵を覚えるとともに、たとえささやかでも安堵を覚えさせてはいけないだろうとも思う。 [review] (3819695)[投票(2)]
★4なるほど、これがタルコフスキーの「水」か…。[Video] (Yasu)[投票]
★5戦争を具体的に表現することなく、深層心理に焼き付ける映像は見事ですね。会話の中の戦争と少年の短い人生の悲哀。美しいシーンの連続。 [review] (chokobo)[投票(2)]
★3演出家として上手とはあまり思えないのに、何かが残るのがこの監督の特徴かな。映画的興奮とも少し違う。無理を感じるのを乗り越えて、画面に惚れるか惚れないか、が境目。笑みが無くなった少年に3点。 (動物園のクマ)[投票]
★5そりゃあ自分の村が戦場だったらどんな人間だってあんなに顔になるって。会社レベルでもそうなんだから。 (ナム太郎)[投票(1)]
★5何という美しい映画だろう。そして同時に何と哀しい物語か。 [review] (甘崎庵)[投票(3)]
★3「子供時代」を送ることが出来ない子供の哀れさ [review] (ボイス母)[投票(2)]
★4水面に映った月を、それが不可能だと薄々感づきながらそれでも、必死で捉みとろうとした少年時代に捧ぐ一篇の絵物語。 [review] (町田)[投票(3)]
★4あの少年と同じ境遇なら自分もああなっていたかもしれない (TOMIMORI)[投票]
★4風にバタバタいう扉と老人、騒々しい鶏。もっと生きたかったという壁の落書き。忘却、未練、懐郷、怨恨。埃まみれの書類が語る存在証明。肌に残る水の記憶。小さな顔写真。何もかもが歪んでいるのだということに、気付かない、気付かされなかった少年。 (tredair)[投票(1)]
★4痛ましいラストシーンは観るものの心を打たずにはいられない。 (赤い戦車)[投票]
★4アンドレイ・タルコフスキー長編デビュー作は細い木と少年から始まる。 [review] (ペペロンチーノ)[投票]
★4現在進行形の部分は今だありきたりな物語の尻尾にひきずられ、その静謐描写の連続は倦怠との臨界ギリギリとも思われるのだが、回想シーンのシュールな突出が失われし恒久平和をリリカルに表して惜涙が滲む。その時制の往還が全篇に亘っていればと思わせた。 (けにろん)[投票]
★38割方は意味分からなかったが、イワン役のニコライ・ブルリャーエフは特筆もの。海や母親とのシーンのあどけない無邪気な表情と、戦場での兵士の様な厳しい表情の使い分けが素晴らしい。ニコライ・ブルリャーエフに免じて…['05.6.25京都みなみ会館] (直人)[投票]
★5網膜に焼きつく映画。それにしてもロシア人の美しさよ! (coma)[投票(1)]
★3断片は強力だが、話法は難解というより編集が下手なだけという気がする。 [review] (寒山拾得)[投票]