「ディア・ドクター」(ぽんしゅう)の映画ファンのコメント
セントのコメント |
ウルトラミラクルラブストーリー(2009/日) | 本年屈指の問題作という触れ込みは変なんだけど、でもまさしくこれは映画なんだよね。敢えて言うと最近こういう映画ってなかったんだよね。それこそ2,30年前だったらごろごろそこらへんに転んでいるかのような映画でもある。 [review] | [投票(5)] | |
ALWAYS 三丁目の夕日(2005/日) | うーん。参った。予告編から雑な作りのちゃちな映画かもと思っていたんだが、演出、映像かなり本格的なのである。しかも、それぞれ話の間合いもうまい。何よりも最初から最後までピュアで通したことがすごい。 [review] | [投票(12)] | |
ALWAYS 続・三丁目の夕日(2007/日) | この映画の構成でまず驚いたのはパート2にはめずらしい前作の焼直し作品だということだ。それ以降では決してない。(もちろん前作で建設中だった東京タワーはすでに建っているが、、) [review] | [投票(4)] | |
CURE/キュア(1997/日) | 日本映画でこんな最初から終りまで恐かったのは初めてです。見なければよかったと思いながら、やめられなく、、。癒しという本来の人間の心の形をこういう風に表現するのはさすが鬼才です。これが本来のホラーなんでしょう。独特のスタイルといい黒沢のベストか。 | [投票] | |
おとうと(2009/日) | こういう言い方をすれば失礼かもしれないが、見ている間、昔見たイタリアのネオリアリズム映画を思い出していた。庶民の話である。どこにでもありそうな話である。そんな小さな、風が吹くと散っていきそうな話である。でも、 [review] | [投票(4)] | |
孤高のメス(2010/日) | この映画、単なるブラックジャック医師の孤高性を表現してもそれなりの評価しか出ない。そこで、ある看護師の日記を通して、心を伝える告白として愛を描くことで広がりのあるいい映画となっている。 [review] | [投票(8)] | |
シャッターアイランド(2010/米) | 小説では自由な描き方も、映画となれば映像で説明して行くわけであるから、多少の禁じ手は必要ではないか、と私は個人的に思っている。 [review] | [投票] | |
エレファントマン(1980/英=米) | 人間を見世物にする醜悪な人間。それを映画に撮る時のまなざしにいやらしい匂いを感じる。私はリンチはしばらく嫌いでした。 | [投票(1)] | |
昼顔(1966/仏) | ラストの5分でブニュエルは原作者、観客者、スタッフを裏切る。「今までの物語は単なる妄想なのよ」と。これが分からないとこの映画にだまされたままだ。 [review] | [投票] | |
病院で死ぬということ(1993/日) | カメラが距離ありましたね。客観的なんですね。でも審美的じゃない。「人の生=死」をクールに、感情抜きに見据えた日本映画の秀作です。 | [投票(1)] | |
ヒポクラテスたち(1980/日) | 若者の輝く群像。それなりに時代を反映しているが、いつの時代でも不変です。楽しい学生生活の中にもちょっぴりにがい人生の真実を見せたいい映画です。 [review] | [投票(5)] | |
歩いても 歩いても(2007/日) | 現代版小津の東京物語とも言えようか、この映画は家族の姿を現代という立脚点から探り出すことに成功している。 [review] | [投票(4)] | |
野いちご(1957/スウェーデン) | 若いとき見ました。ベルイマンも結構若いときに作っってしまったんですね。ひとの生と死(若さと老い)を見つめた映画です。後の映画はある意味ではこの映画の説明にすぎないのかもしれない。 | [投票(3)] | |
カルマ(2002/香港) | チャンの遺作。何か題材も重いね。どうしても、オーバーラップしてしまうから。作品は水準かな。チャンを見るために映画も見ているわけだから、恐くなんかならない。観客は悲しみの心で最後のチャンを眺める。 | [投票] | |
感染(2004/日) | 結構怖いというか、厭な場面の連続でホント目をかなりそむけました。考えられるだけの汚染の洪水。映画を見ていて今にも石鹸で手を洗いたくなったぐらい。作った人はかなり悪趣味ですなあ。でもその分かなり面白かったことは事実。 | [投票] | |
愛と死をみつめて(1964/日) | 泣きました。ずっと立ちっぱなしだったけどみんな映画館で泣いていました。主人公の孤独が当時の少年の心を占領しました。所々出る詩が心を刺す。 | [投票(1)] | |
サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS(2001/日) | 心をあざとくおもちゃみたいに描くのはやめてくれ。(人の思考が分かる)「七瀬(分かりますか?)」のように逆だったら、自分の心の葛藤として人間そのものを掘り下げる事はできるが。 | [投票(1)] | |
モーターサイクル・ダイアリーズ(2004/米=独=英=アルゼンチン) | 恋人もゲバラが自分の所に決して戻らない人間であること、自分ひとりの人間ではないスケールの大きなを持っている人間であることを感じ取っているんだよね。こういうところをきっちり描いており出だしから感心。 [review] | [投票(1)] | |
4ヶ月、3週と2日(2007/ルーマニア) | 見て、しばらくしてから、しまった、この映画は女性映画だと思った。自分でこうジャンルを仕切るのは好きじゃないけれど、これは立派に女性映画であります。男が見ていると絶えられない無責任感を感じます。 [review] | [投票(3)] | |
赤ひげ(1965/日) | みんなセリフでヒューマニズムを言ってるだけ。嘘っぽい。赤ひげを実在させないで西洋的に神の声のような表現にすれば傑作になったかも。落胆。すごい愚作。杉村春子の女郎屋が可哀相になった。あれはないよ。盗んだものは返さないと。 | [投票(3)] | |
3時10分、決断のとき(2007/米) | うーん、なるほどね、いい映画だね。心情映画って気恥ずかしい表現だけれど、登場人物の心根が、吐く息の白さのように鮮明に伝わってくる、要するに浪花節映画でもあります。 [review] | [投票(8)] | |
サッド ヴァケイション(2007/日) | 冒頭の中国人密航船の迫力ある映像から物語へ移るダイナミックな演出は見事の一言。 この映画で面白いのはどうも登場人物が青山真治の過去の作品からの延長線らしいということだ。 [review] | [投票(2)] | |
明日の記憶(2005/日) | 働き盛りを襲うアルツハイマー病。その恐怖、と対峙する勇気。演出も秀逸で見ごたえがある。 [review] | [投票(5)] | |
イン・ザ・プール(2004/日) | 脱力系ギャグ映画といっていいんでしょうか、三人三様の病気が重症なのか自然なのかどうでもよくなってくるぐらい破茶滅茶なのである。一番おかしいのがそれを治すお医者様なのだから、、。思ったより映画的になる素材。カップルでどうぞ。 | [投票(1)] | |
チーム・バチスタの栄光(2008/日) | 題材、テンポ、出演者の個性、とても面白く拝見しました。ただ、映画的には多少の不満もある。まったりしたユーモアのあるスロウテンポが演出にまで波及し、映像での切れが見られないことがまず不満。 [review] | [投票] | |
ヴィタール(2004/日) | 色が青から通常の色彩に変わっている。その代わりテーマは肉体と永遠の愛か。沖縄の海が映える。死が存在しないかのような解剖実習で彼らは何を見たのか、、。何か、でもぶつぶつ小声で言ってる感じがして不消化感が残る。 | [投票(1)] | |
ディア・ドクター(2009/日) | この映画は真実と虚構の狭間、もしくは境界をモチーフにしたものだなあと思う。テーマとしては特に新鮮さを感じないが、映画のタッチがとにかく本格的だ。 [review] | [投票(6)] |