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[コメント] ベニスに死す(1971/伊)
- 点数順 (1/3) -

★5美しさに酔えるばかりでなく、ワンシーンごとに様々な意味の解釈ができるので何度観ても楽しめる映画です。淀川先生が「ダイヤモンド」と言われたのも誉めすぎではありません。 [review] (ルッコラ)[投票(10)]
★5これはヴィスコンティのオカルト映画だ。 [review] (たわば)[投票(6)]
★5「タッジオ!」と誰かが呼ぶ。水際に立っていたタッジオ振り返る。少年の白い体は、今にも太陽の陽射しと溶けあいそうだ。見ていられないアッシェンバッハ。アッシェンバッハ、目を静かに閉じる。すると… [review] (Linus)[投票(6)]
★5話しかけることすらできないなんて・・・悲しすぎるじゃないの!! (太陽と戦慄)[投票(5)]
★5究極。ヴィスコンティの耽美主義と退廃主義が折り重なって発揮され、さらにマーラーのアダージェットも加わって、胸を締め付けるほどだ。 [review] (Keita)[投票(4)]
★5物語はトーマス・マンのものではあるが。ビスコンティは臆面もなく自らを曝け出し、容赦なく観る者の内側にまで入り込む。 (ALPACA)[投票(4)]
★5主人公が乳白色の海を渡って辿り着いた白いホテルは、疫病の蔓延する湿った石畳の黄泉の国への入り口であった。メフィストフェレスに誘われ自壊しゆく男を豊穣なディテールをもってこれ以上ない精緻さで描く。内向するデカダンは突き抜けて至高に達する。 (けにろん)[投票(4)]
★5一見アブナイおやじの妄想話にしか見えないのだが・・・ [review] (ペペロンチーノ)[投票(3)]
★5立派過ぎるぐらい完璧な映画。若さと老い。生と死。自然と文明。美と醜。人間はかくして誰でも死ぬ。死は美しくない。汚い。死ぬために人間は生きて行く。そのすべてをあからさまにしてゆく。 (セント)[投票(3)]
★5あの人は、今しているビョルン・アンドレセン。故に、この映画、氷の塔に閉じこめられた様な、輝きを増している。いや、ヴィスコンティ監督は、こうなる事さえ予想して、この作品を撮った気がする。演技力が彼はゼロだものね。貴族監督の怖さ。 (いくけん)[投票(3)]
★5この独特の空気には参った。何となく生臭い所がたまらない。そして幻のような美少年には私まで心を奪われた。 (kekota)[投票(3)]
★5美による自己喪失の物語。 [review] (coco)[投票(3)]
★5老年は永遠に醜く、青年は永遠に美しい。 老年の知恵は永遠に迷蒙であり、青年の行動は永遠に透徹している。 だから、生きていればいるほど悪くなるのであり、人生はつまり真っ逆様の頽落である。 [review] (TOMIMORI)[投票(1)]
★5恥辱と快楽を示した台詞が印象的。「瞳はいつも恋をしろ!」見る=現実に好感持てるもの全てを・・・これって本当に驚異的な殺し文句だ。他人の瞳ではなく自分の瞳の恋。いつか誰かに言ってみたい台詞に放心。作家の言葉と映像と音楽に惚れました。 (かっきー)[投票(1)]
★5今にも壊れそうな絶対的に美しきものへの、狂おしいほどのヴィスコンティの思いである。芸術至上主義映画。 (takud-osaka)[投票(1)]
★5耽美主義者のバイブル。 (風間☆YUI)[投票(1)]
★5鑑賞回数を重ねるうちに、ビヨルン君よりもダーク・ボガードに惹かれていく自分が怖い・・・ (くろねずみ)[投票(1)]
★5ベニスとリド島の近いけど遠い距離感。異空間のようなそうでないような....。ここでなきゃこの映画に漂う夢と現実の狭間の空気はあらわせなかったのでは。 (june)[投票(1)]
★5まさしく美少年!命をかけた哀しいオヤジの恋。 [review] (ミイ)[投票(1)]
★5全編にマーラーの曲が流れ滅びの美を盛り上げる。アッシェンバッハ 役を演じたダーク・ボガードの抑えた名演技は見逃せない。表情と音楽だけでここまで表現できることに感嘆! (ルリマツリ)[投票]
★5タージオのかぐわしいほどの美しさ。もし目の前に彼が現れたら私もどうなってしまうやら・・。 (TEte)[投票]
★5妄想癖のストーカーはどうかと思うが、あれほどの美少年を目の当たりにしたら、ストーカーしたくなるかも・・・叙情的で良い映画。 (kitakita)[投票]
★5ヴィスコンティの最高傑作。このしめつけられるような感動は何なのか? [review] (chokobo)[投票]
★5ビスコンティとトーマス・マン,そしてマーラーが織りなす破滅への美学。 [review] (ワトニイ)[投票]
★5少年はどこまでも美しく、主人公は常に醜い、っていう隔絶感がとても好きです。マーラーのアダージョが映像にピッタリだ。 (電気一郎)[投票]
★5まさに映画が総合芸術であることがよくわかる作品。マーラーのアダージェットにのせ、ダーク・ボガードの白い額を流れる黒い筋が印象的です。シルバーナ・マンガーノがとてもエレガント! (熱田海之)[投票]
★5切ない恋。 (サー)[投票]
★5マ−ラ−が最高!耽美の2文字が頭をかすめた。 しかしあの化粧はなんとかならんかね ・・・。 (とら。)[投票]
★5娼婦さながらの妖艶な雰囲気を持つ少年。彼はまさしく美の象徴。 (glimglim)[投票]
★5原作の雰囲気を醸し出しているだけで価値がある。 (DK)[投票]
★4タッジオの美形っぷりや時代考証の徹底振りがあるとはいえ、ダーク・ボガードの饒舌な演技がなければ、成り立たない映画であることも確かだと思う。 [review] (くたー)[投票(16)]
★4およそ不釣り合いな恋にすがる主人公の姿は、第三者的に見ればひどく醜悪。ぶざまったらありゃしない。それでも、 [review] (tredair)[投票(7)]
★4なんと残酷な生き様、 [review] (緑雨)[投票(4)]
★4ヴェニスを覆う「観光」という猥雑さの向こうに見える純粋美。無駄な台詞は排され、主人公を演じるダーク・ボガードの微妙な表情の変化が支配する。特に、或るシーンでの、顔に浮かぶ笑みを抑制しながらも、内なる幸福感を隠しきれないその様子! [review] (煽尼采)[投票(4)]
★4ホモなんじゃなくて「自慰」なのよね… (りかちゅ)[投票(4)]
★4ダーク・ボガード…今まで見た中で最高の役者さんです。 [review] (町田)[投票(4)]
★4余りの美少年っぷりに、もうひれ伏すのみです。何ですか、あの流し目は!?アップになるシーンはビデオを一時停止です。あの美しさの前でインテリも単なるおやじと化してしまったのですね。おやじが醜くなればなるほど少年の美しさが際立つとは残酷。最後はあまりにも醜くて笑えます。 (鵜 白 舞)[投票(4)]
★4天才には狂気と邪悪が必要だ。主人公は真面目で、まっとうな精神の持ち主。つまり凡才。凡才故に完璧な真理、純粋な美(イデア)を求め続けた。現実には無いイデア。神は、観客が観ている以上のものを彼に見せたのだろう。死臭漂う迷路又靄った朝焼け夕焼けの中で。 (KEI)[投票(2)]
★4ズームやらフラシュバックやら音楽やらウザ装飾から終盤ロングショット開放感。黒い精液垂れ流しイカせる構成力は確か (モノリス砥石)[投票(2)]
★4ダーク・ボガードなぎら健壱に似ている。 (カレルレン)[投票(2)]
★4視線に身を委ねる映画。タッジオの美少年ぶりとマーラーに無理矢理引き込まれる映画。 ()[投票(2)]
★41899〜1923年のアジア型コレラの世界的流行の記録でもある。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★4品がない、の一言で済ますことができますが、主人公を介してこの監督が自分の才能の限界を吐露しているようで、その正直さ=品のなさ、はとても買えますね。この監督はいつもそう。 (動物園のクマ)[投票(1)]
★4空が映り、その空を流れる煙が映り、その煙を吐く船が映り、その船がゆっくり過ぎていくのが映るというオープニングからもう目が離せないのだが…[Video] [review] (Yasu)[投票(1)]
★4男はベニスで醜く死んでいく。しかしそれは男の人生でかつてない官能の瞬間だったかもしれない。目を覆いたくなる美しさを持った映画だった。 (buzz)[投票(1)]
★4まるでその場にいるみたいに空気と時間を感じる。映画を見てる事を忘れてしまいそう・・ [review] (埴猪口)[投票(1)]
★4最後のほうでは、誰にともなく「許してくれー」と、呟きながら、胸かきむしり、七転八倒して観ていた記憶がある。 (uyo)[投票(1)]
★4中学の頃に名画座で観た。何故ああいうラストになるのか納得できず、悲しかったことを憶えている。 (丹下左膳)[投票(1)]
★4ヴィスコンティの超重量級映画。生半可な覚悟では最後まで観れない。 (赤い戦車)[投票]
★4男色・・・ (ユメばくだん)[投票]