★3 | 何とバイタリティ溢れる作品だ。喜八ファンにはそこがたまらないのだろう。私はちょっと疲れる。岸部が悪役で登場した時、オチはコミカルだと思った。仲代は、いつも仲代だ。好きな本田が、彼らしい役で槍捌きも良かったが、あっさり退場は、残念でした。3.5点 (KEI) | [投票] |
★4 | 感涙ものの縦構図の切り返しやストップモーションの絶妙なタイミングや緊張に割り込むユーモアの機微など紛れもなく喜八節の復活。対峙する仲代と小林が醸し出す嘗ての映画の味。しかし、真に驚愕したのは真田の確信的な役の把握力であった。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | 一徳の自意識や仲代の美意識が、多動性障害の世にも幸福な有様から漂う自己呈示を有徴化しかねない。旗色に感受性がありすぎる庶民主義を中和する方へそれが働いたとしても、後味の暗さは払拭できないように見えた。 (disjunctive) | [投票] |
★3 | 何とも幸福な遺作。イイ映画を観させてもろたわい。妙なところで引きになったりアップになったり、変幻自在なカッティングが喜八らしさの源泉だろうか。ラストの物量には笑ったよ。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 粋だねぇ、これぞ映画でぃ!この時代劇っぷりに見事シビれましたっ!!そして仲代達矢に惚れましたっ!!!! (あちこ) | [投票] |
★4 | 「諧謔と反骨」、ではなく、「リズム感と愛情」でしょ。やっぱり。 [review] (ぐるぐる) | [投票(4)] |
★4 | 岡本喜八らしさに溢れた遺作。愛すべき稚気と心意気。こゝでも細かな所作やアクションの切り取り方に瞠目するシーンが多々ある。潔過ぎる演出は時に物足りなさも感じさせるがそこが彼の反骨精神でもある。本田博太郎を仕留めるアクションのスピードとユーモア。『戦国野郎』を想起させるラストはファンへの目配せか。最後まで泣かせる。 (ゑぎ) | [投票(1)] |
★4 | 堅実かつ軽快、しかし気負ったところのない微笑ましい小品。冗漫な部分がないではないが、些細なこと、と済ませられる楽しい作品をつくってくれた。 [review] (tkcrows) | [投票(1)] |
★5 | 岡本喜八は遺作まで映画に遊び心を忘れなかった人だった。(05・5・24) [review] (山本美容室) | [投票(3)] |
★4 | 岡本って映像作家だったっけ?と思うぐらい秀逸な映像リズム。おまけに、配役陣の豪華さ。一人一人が役分の最適の演技。こちらもにこにこ余裕になるねえ。タッチは西洋風。さすが岡本。でも、これが遺作ですね。惜しいです。 (セント) | [投票] |
★3 | 爽快感が足り無いなあ・・・。かっこいいはずの映画なのに。 (月魚) | [投票] |
★5 | 喜八っつあんとは体内時計だかバイオリズムだかバイブレーションだかが超「クー」なんすよ、あたしゃ。多分、体細胞に「ゴルジ体」と一緒に「喜八隊」が含まれてんだろうな。だもんで、喜八っつあんが歌いだすと、もう身体が細胞レベルで反応しちゃうのよ。 [review] (はしぼそがらす) | [投票(2)] |
★2 | なんだかリズムが空回りしているようにかんじられ・・・・・。真田広之さんの演技も空回りのような。人には私はお勧めできないです。 (浅草12階の幽霊) | [投票] |
★3 | 音楽が抜群に良い。88分の上映時間を軽快に、テンポよく楽しめる。 (FreeSize) | [投票] |
★4 | 役者がよく動く時代劇は痛快に決まっている! [review] (ボイス母) | [投票(2)] |
★4 | さすが真田抜群の体のキレと粋な所作。あっさり淡泊な死の描写、鈴木京香がおぼこ娘ってのはいささか難アリだが、映画と言うより、一本の座長公演と思えばまぁいいか。 (ホッチkiss) | [投票] |
★1 | 真田広之、鈴木京香でこの年齢設定は違和感ある。 (ユウジ) | [投票] |
★4 | 映画が踊ってる。仲代、岸田、小林、岸部が、四隅をがっちり固めたステージで真田広之と鈴木京香が軽やかに颯爽とスッテップを踏み続ける。しかも伴奏は山下洋輔と林英哲。岡本喜八のダンディ・エンターテインメント。 (ぽんしゅう) | [投票(5)] |
★3 | 軽妙洒脱ぶりが肌に合わず。てゆーかそれで仇討ちはないだろう。 [review] (ざいあす) | [投票] |
★2 | 最初の10分はすっごく良かったのですが… [review] (billy-ze-kick) | [投票] |
★4 | 岡本喜八って、ほんと名前負けしない映画作るなぁ。屈指の和製エンターテナーに乾杯!正に、「喜」八!! [review] (ミレイ) | [投票] |
★5 | このドロ臭さ、躍動感、ブラックな笑い。喜八ワールド健在!それにしても岸田今日子には、してやられた! (Curryrice) | [投票] |
★4 | 岡本喜八! それだけ!! 4.3点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(3)] |
★3 | ノリの良い落語や講談を見せられた感じ。
テンポの良さはちょうど良い時間もあったろうけど、語り口の巧さ。
カメオ出演の役者さんの心意気が伝わってきた。 (トシ) | [投票(1)] |
★3 | 雨音はあれど雨は無し、人を殺め殺められても血は無し、涙も無し。岡本組の小粋と軽快さを観るとクロサワ映画が恋しくなる。 (アルシュ) | [投票] |
★4 | 仇討ちなんて緊張感が漂う雰囲気のはずなのに、なんだかゆとりあるギャップがたまらない。役者を贅沢に使い捨てって感じもたまらない。 (くっきん) | [投票] |
★3 | 山下洋輔の奏でる音楽と林英哲の力強い太鼓の響きで撮影中ズーッとトランス状態を保っていたのか、岡本喜八イズムが真田広之の体に完全に憑依しているかのよう。「バイアグラ使わないでも大丈夫!」と岡本喜八は皆に言いたいのだろうが、細部に「だいぶ無理をしているな…」と感じられる。惜しいが潮時だ。 [review] (ジャイアント白田) | [投票] |
★5 | 久々に本気出してみっか!なっ感じで巨匠が腰を上げれば、あいつ等が集まる集まる。前作で真田広之という宝物を見つけたからにゃ本気出すしかないわな。 [review] (sawa:38) | [投票(4)] |
★5 | 真田広之はいろいろこなせるように成長したが、やはり「坊や」役者にとどめを刺す。ここまで、いつまでたっても「カワイイ」男を演じられる役者はそうはいない。その活躍を山下洋輔のジャジーな音楽に乗せて味わう。これは至福というものだ。 [review] (水那岐) | [投票(9)] |
★4 | 「あんた、そんな役、他の作品でも演ってなかった?」って言いたくなる出演者圧倒的多数。でもそんな役者と監督が十八番をやれば、面白くないわけがないんだな。 (夏炉冬扇) | [投票] |
★3 | (妄想)オレの近所に住む異常に元気な御隠居さんは昔の話をするとき、若いオレが知らないと思ってとんでもないホラを平気で吹きやがる。 [review] (ペンクロフ) | [投票(6)] |
★4 | もうちょっとあだ討ち(あ、助太刀か)に見ごたえがあればな。真田と京香もあと10歳くらい若ければ・・・。 なんてアラを探せばきりが無いのですが、「喜八節健在!」ってことで嬉しくなって、全部大目にみちゃう。 (worianne) | [投票] |
★3 | なにげに豪華な面々があちこちに出演してます。それにしても真田広之違和感を感じさせない身軽さに脱帽です。言葉のやりとりがとてもコミカルで楽しめる時代劇。 (ペパーミント) | [投票(1)] |
★4 | 「刀を研いでいるんじゃなくて、墓石を磨いているんでィ」、う〜ん粋な助太刀屋!。
思わず見てるこっちも助六の助太刀したくなる♪ [review] (あき♪) | [投票(7)] |
★5 | ジジイになってしまい、かつての輝きを失っていく巨匠監督たちの中で、岡本喜八が放った起死回生の一発!主演陣はもうちょっとピチピチな役者を揃えた方がいいと思うけど。 (もしもし) | [投票] |
★4 | 真田がのびのび、生き生きと楽しそう、さすがに仲代が貫禄十分、ズシッと雰囲気だして、岸田のナレーションがまたいいんだ、コレが。京香はきっと最初は「イカズ後家」という設定だったのを、大らかな監督が大目に見たんじゃないかなあ。 (シーチキン) | [投票(5)] |
★3 | 軽妙が売りの監督だけど、少し軽すぎてあっという間に終わってしまった。60年代後半によく出ていた岸田森のように心底ニヒリズムを感じる人がいなくなってしまったのが残念。 (タモリ) | [投票] |
★4 | 天涯孤独なのになぜか「助六」。その時点ですでにネタバレという気がしないでもないが、思ったとおりに話が運ぶところもまた「時代劇だねぇ」と嬉しくなる。揚巻もカワイイ。でも、できたらやっぱり舞台は花のお江戸で背景に桜も欲しかったな。なんて。 [review] (tredair) | [投票(4)] |
★3 | 軽さ絶妙。岡本喜八監督に思い入れはないが、良品なのは間違いない。仲代にはシビれた。 (ぱーこ) | [投票(1)] |
★3 | 細かいことにこだわらず、ただ場面を楽しむ。それが喜八節。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | 真田の伊達振り、京香の太モモ、まだまだ現役!反則技・岸田今日子もフル活用。疾風のような和風ジャズに乗って、映画もまた爽快に吹き抜けていった。気持ち良かったぞ!名匠。 (ボヤッキイ) | [投票(10)] |
★4 | 全ての時代劇&西部劇ファンに捧ぐ!喜八さん御年77歳にして、このみなぎるハイテンションはなんだ!まだまだ若いぜ。鈴木京香の年齢設定はご愛嬌。 [review] (AONI) | [投票(2)] |
★3 | 岡本映画の主人公はいつも喰えない奴ですが、ちょっと足りない。鈴木京香はムリがあると思うぞ...。 (コスモ) | [投票] |
★4 | ああ、周りの客なんて気にせずスクリーンに向かってこう声をかけるべきだった!「いよッ!助太刀屋アッ!」(02.02.28@ナビオシネ) (movableinferno) | [投票(9)] |
★3 | 歳とるとコッテリしたものは苦手になるのよね。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |
★4 | さすがの信頼のブランド。村田雄浩が素晴らしい。 (kenichi) | [投票] |
★3 | 予定調和だったが間歇的にくすりと笑った。英語字幕を読むともっと笑えた。 (SurfTheDeadCity) | [投票] |
★3 | な、なんて目をするんだ…。仲代達矢の潤んだ目に居合殺された俺。 (町田) | [投票(4)] |
★4 | 助六が助太刀屋になった経緯がかなり端折られていて物足りないが、軽妙なセリフと演出、そして山下洋輔の音楽が快い。喜八衰えず。[イイノホール (試写会)] (Yasu) | [投票] |