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★3 | クーリンチェ少年殺人事件(1991/台湾) | 流暢なばかりで淡泊、記憶に残るものはなかった。 [review] | KEI, irodori | [投票(2)] |
★4 | 汚れなき祈り(2012/ルーマニア=仏=ベルギー) | 修道院とは、信仰のない者は救わない場所、来てはいけない場所、出て行ってほしい場所だということが徐々に判明してくる。私にはそれがショックだった(含『尼僧ヨアンナ』『エクソシスト』のネタバレ)。 [review] | ひゅうちゃん, けにろん | [投票(2)] |
★2 | 夜明けまでバス停で(2022/日) | 市民運動にとって本作の柄本明みたいな、いまだに造反有理アタマの中核系の老人ほど迷惑な輩はいない。しかも実行する気はないらしく、腹腹時計まで持ち出したあげくに都庁前の自嘲ではフィクションとしても酷かろう。肝心な処で逃げ出す情けない全共闘世代に居酒屋で長い愚痴聞かされた気分。 [review] | jollyjoker, けにろん | [投票(2)] |
★4 | せかいのおきく(2023/日) | 小さな物語が好感度高く、とりわけ江戸末期の『糞尿譚』詳述が素晴らしい。しかし文明開化礼賛はいろいろ辛気臭いし、これがキネ旬1位とは小さかろう。 | jollyjoker, けにろん | [投票(2)] |
★4 | 福田村事件(2023/日) | 加害側の動機が綿密に描かれるのが大いなる美点、恐怖は人を狂わせる。放心したような最初の婦人が忘れ難い。朝鮮飴売りの碧木愛莉が可哀想で真剣に腹が立った。 [review] | jollyjoker | [投票(1)] |
★4 | 国葬の日(2023/日) | アベ支持者の可視化が実に面白い。何でみんな判で押したように「親しみ」なんて単語を使うのだろう。政治の噺はタブーの下関の喫茶店潜入がスリリングで、『REVOLUTION+1』は本篇よりこちらの方が格好いい。 | jollyjoker, ペンクロフ, ぽんしゅう | [投票(3)] |
★5 | 怪物(2023/日) | 是枝とは信じられない駆け足描写が終盤に来て突然に充実し始め、クリスティの推理劇のように全てが連関を始める。『奇跡』の無垢な新幹線は経験の廃電車となったが、もう『誰も知らない』のモノレールに乗ることはあるまい。小さな声に耳を澄ませた秀作。 [review] | jollyjoker | [投票(1)] |
★5 | 青春を返せ(1963/日) | よく考えれば余りにもド派手な収束に向けてテンション急上昇するトンデモ映画スレスレ作なのだが、違和感がないのは生真面目な描写の真摯な積み重ねがあるからだろう。裁判とは頭を下げて回ることなんだ。 [review] | ジェリー | [投票(1)] |
★3 | パターソン(2016/米) | イラン人のゴルシフテ・ファラハニから日本人の永瀬正敏まで、マイノリティの天国のような町だ。アメリカの現下の情勢に対してジャームッシュが何を云いたいのか明快である。 [review] | ペペロンチーノ, 3819695, ぽんしゅう | [投票(3)] |
★5 | 悪は存在しない(2023/日) | 不条理劇の切っ先が濱口オリジナルの卓越した会話劇に向けられるのが素晴らしく、賞賛に値する。いったい、自分の方法論を自分で転覆させる監督など、映画百年の歴史に存在しただろうか。私的ベストショットはアンゲロプロスの手法による「だるまさんが転んだ」 | ぽんしゅう | [投票(1)] |
★3 | T.R.Y. トライ(2002/日=韓国=中国) | 岡本喜八風世界市民の大陸戦記もので、失礼ながら意余って力足らずの感拭えず。中韓の感じのいい俳優揃えているが顔見世興行を出ないし、織田裕二が登場すると二流作という先入観が拭えない。 | ぽんしゅう | [投票(1)] |
★3 | 君の名は 第三部(1954/日) | 全ての元凶は淡島千景の妄想にあったのではないのだろうか。 [review] | 淑, KEI | [投票(2)] |
★3 | 君の名は 第二部(1953/日) | 淡路恵子の贅沢な使い捨てに驚嘆。ドル箱映画はすることが違う。ベストショットは三井弘次を背負い投げる笠智衆。 [review] | 淑 | [投票(1)] |
★3 | 君の名は(1953/日) | 自由恋愛に怯える川喜多雄二の唯我独尊な迫力が凄い。 [review] | 淑, ぽんしゅう | [投票(2)] |
★3 | 明治侠客伝 三代目襲名(1965/日) | 藤山寛美のユーモラスで粋な造形は鈴木則文のいい処が出ているのだろう。彼なかりせば見処少ない。 [review] | ジェリー | [投票(1)] |
★4 | 宗方姉妹(1950/日) | 山村聰と凸ちゃんに驚嘆する映画(含原作のネタバレ) [review] | KEI, ゑぎ, 3819695 | [投票(3)] |
★3 | パラダイスの夕暮れ(1986/フィンランド) | 不器用な中年男女をパロディの手前で寸止めにして超然とさせる手際は見事なもので,
文句のつけようもないが小粒。もうひとつのアイディアに欠けると思う。 [review] | 動物園のクマ | [投票(1)] |
★4 | マッチ工場の少女(1990/フィンランド) | ブレッソンからどんどん脱線していく(含『ラルジャン』のネタバレ)。 [review] | 動物園のクマ, セント, 3819695, ゑぎほか6 名 | [投票(6)] |
★4 | カエル少年失踪殺人事件(2011/韓国) | 犯罪事件の実録物は、かつては日本映画の得意技であったが、近年は韓国にお株を奪われている。本作も秀作。緊張感が全編を覆っている。系譜は海の向こうで引き継がれている。 [review] | おーい粗茶, セント, ぽんしゅう | [投票(3)] |
★4 | ペパーミント・キャンディー(1999/日=韓国) | 「スローターハウス5」などの先例と照らし合わせてみると [review] | ひゅうちゃん, おーい粗茶 | [投票(2)] |