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jollyjokerさんのお気に入りコメント(20/65)

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015/豪)★3 ギターが画面いっぱいにビヨーンのカット、バカにしてんのか。万死に値する。 (ペンクロフ)[投票(3)]
ケープ・フィアー(1991/米)★3 このデ・ニーロは、「悪役」というより「間違ってる人」である。そして、口が達者な頭が良い「間違ってる人」の見せる「俺は間違ってない」理論が、どれほど強力で不条理か―スコセッシはそこにだけ肉迫する。 [review] ()[投票(17)]
カンパニー・メン(2011/米)★4 内容はパッとしないけど、キャスティング完璧。見応え充分の芝居たち。ケビン・コスナーが画面内にいるだけで、「ザ・アメリカ映画」って感じになる。 (あちこ)[投票(1)]
恋人たちの予感(1989/米)★4 あの頃の髪型とメガネと肩パット入りのジャケットとローライズじゃないジーンズとNYとメグ・ライアンがやっぱり滅茶苦茶好きなわけだ。たとえ彼女がガニ股であろうと。仕方がない、好みなんだから。 (動物園のクマ)[投票(2)]
マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015/豪)★3 活劇における「戦場の妊婦」というモチーフは、常套と云えば常套で、ありきたりでもあるのだが、本作のひねったところは、イモータン・ジョーの視点で見れば、胎児の奪還がテーマであり、そういう意味では、少し大げさな言い回しになるが、妊婦は「宿主」として機能する。 [review] (ゑぎ)[投票(5)]
きみの鳥はうたえる(2018/日)★4 冒頭近く、染谷将太と分かれて舗道に佇む柄本佑に、萩原聖人石橋静河が出会う。別れ際に石橋が柄本の肘を触る。こゝから、唐突にカメラが屋内(店舗内)に入り、ウィンドウ越しに柄本を映すのだ。さらに、このカットの中で前進移動も入る。おゝと驚かされたが、これって、とても古い映画のようだと思う。 [review] (ゑぎ)[投票(7)]
きみの鳥はうたえる(2018/日)★5 なんと心優しい青年たちだろう。愛おしいほど真面目で不器用だ。男二人に女一人。アメリカン・ニューシネマやヌーベルバーグの青春? いや、彼らは背伸びし“未熟さ”を露呈し権威に圧倒された。殻に籠ったこの日本の若者たちは互いの“優しさ”に戸惑いすれ違う。 [review] (ぽんしゅう)[投票(6)]
きみの鳥はうたえる(2018/日)★5 驚くべき原作解釈/改変力。恐るべき人物造型力。ダンスシーンに対する感度や、「楽器」(ジューズ・ハープ)で幸せを演出しようとする態度はまったく日本映画離れしている。たとえ出来事が一貫して現代日本の若者のリアルに踏みとどまっているように見えようとも、これはまごうことなき世界映画である。 [review] (3819695)[投票(6)]
リンカーン(2012/米)★4 画面のスペクタクル、単純なフォトジェニックなら、前作『戦火の馬』に劣るが、会話シーンのオーソドックスな演出において、非常に見応えがある。ローキーの画面が多い。当時の光の再現なのだろう。閣僚会議の場面なんかも、かなり暗い。この暗さがいい。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
戦火の馬(2011/米)★3 アフラックな家鴨も馬もどこからがCGなのか判別がつかず、この技術が報道で政治利用されたら恐ろしいなと思う。動物映画がサーカスの延長だった時代は終わっている。『ハタリ!』をリメイクしてもハラハラ感など皆無だろう。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
戦火の馬(2011/米)★4 イングランドのデヴォン州。仔馬の出産シーンから始まる。馬場柵から見る少年アルバート。生まれた仔馬が本作の主人公、鹿毛(かげ)の馬ジョーイ。四肢とも白いソックスを履いており(蹄の上が白い)、額には白い星(十字)の模様がある。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
ある愛の詩(1970/米)★3 何かフツー。淀長さんがテレビで「いかにもよかった」とほめ殺しにしていたのが忘れられないのだが、あえて殺すほどの作品でもないような。日テレ放映の吹替は山口百恵と三浦友和だったらしい。 [review] (寒山拾得)[投票(3)]
陽のあたる場所(1951/米)★2 スタンバーグ作とは比較にならない凡作。途中で何撮っているのか判らなくなっているんじゃないのか。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
捜索者(1956/米)★5 ビスタサイズで撮られた映画の最高作、と言ったのはマーティン・スコセッシだが、私が見た西部劇の最高作はこれ。映画史上の真の最高傑作、と言われても不思議ではない映画的興奮度満点の「画面と音」の映画。 [review] (ゑぎ)[投票(9)]
キングスマン:ゴールデン・サークル(2017/英)★3 エグジー(タロン・エガートン)が多分に人頼みで、キングスマンとしての成長のかけらすら見られないのが悲しい。 [review] (ナム太郎)[投票(3)]
さらば冬のかもめ(1973/米)★3 これが面白いかというと一般にはそんなに面白いものではないだろう。これを今、面白がれるというのは多分何かの鍛錬をした人ではないかと思われる(大げさだが)。演技や演出を学んでいる人だとか、撮影や照明にかなり興味がある人だとか。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
スノーピアサー(2013/韓国=米=仏=チェコ)★5 寓話映画の傑作と思う。SF映画全盛期の今日に、科学考証なんてどこ吹く風の空想娯楽な警鐘寓話ぶりに敬意を表して★5つ。宮沢賢治が筋トレして乗り移ったのかと思ったよ。キャスティングもこの上ない。エド・ハリスとかティルダ・スウィントンとか。それからラストは…。 [review] (ロープブレーク)[投票(4)]
スター誕生(1976/米)★4 本作もクリス・クリストファーソンのコンサート場面から始まる。そしてコンサート後、リムジンでの帰路、場末のナイトクラブに寄り、歌手のバーブラ・ストライサンドに出会う。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
ミスティック・リバー(2003/米)★3 そもそも原作自体がミステリーとしてはB級。ただ原作は人間関係、家族関係、地域社会、育った背景などの描写が巧かった。映画化に際しては大幅な省略化で、その辺が粗雑になってしまったのが悔やまれる。役者陣の演技合戦は観ていて楽しめる。 [review] (TOBBY)[投票(8)]
ムーンライト(2016/米)★4 要所を目と背中と手で見せ、必要以上の人物をフレームインさせないシンプルさ。ブルーの印象が残る画調や音楽の趣味、ウォン・カーウァイへの過剰でないリスペクトも好印象。編集のリズムも心地よく無理なく引き込まれ、鑑賞後の余韻がすごい。秀作。 (ナム太郎)[投票(3)]