「ディア・ドクター」(ぽんしゅう)の映画ファンのコメント
昼顔(1966/仏) |
夫を裏切り、自ら肉体をモノにすることで得られる快感。サディズムとマゾヒズムが同居するセヴリーヌに、自分の行動への戸惑いはあっても、欲望に対する迷いはない。欲望を満たすため起こされた行動は、自己完結していれば正当であるというブニュエルの詭弁遊び。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
ラストの5分でブニュエルは原作者、観客者、スタッフを裏切る。「今までの物語は単なる妄想なのよ」と。これが分からないとこの映画にだまされたままだ。 [review] (セント) | [投票] | |
妄想人妻のマゾヒスティック白昼夢はドヌーヴの上の空とブニュエルの冷めた諧謔が交錯して巧まざる可笑しみを表出する。貴族階級のインポも下賤な活力も等分に否定され嘲笑に晒され挙句に訪れる平穏。そんな中ヴィエルニの撮影だけ矢鱈に美しい。 (けにろん) | [投票(1)] | |
ブニュエルとドヌーブではあまりにも濃すぎます。でも趣味がいいよね。 (chokobo) | [投票(1)] | |
煙に巻かれる。映像は美しい。 (赤い戦車) | [投票] |