[POV: a Point of View]
地平線に舞い降りる一枚の「ことのは」アナタに、アナタの「ことのは」に出会うために、ワタシはココニイル
「コメンテーターがコメンテーター(とコメント)について語る」のは、オイラの美学に反する。だが、職業柄、ことばについて彼是考えることが多く、皆様のコメントreviewを読んで、<映画と我>との対話の先にある《地平線》に舞い降りた「ことのは(言の葉)」の美しさ、巧みさ、素晴らしさに、投票だけでなく、感謝と尊敬と嫉妬の念を表明したくてウズウズする今日この頃。そこで、僭越ながら、■A:これぞ詩だ!ステキシテキ(素的&詩的)だ!●B:これぞ映画を語るフヘン(普遍&不変)のことばだ!●C:これぞキャッチコピーだ!作品世界を的確に短いことばで捉えてる!宣伝部は弟子入りすべし!●D:これぞすべてを語るフヘン(普遍&不変)のことばだ!名言集だ!●E:これぞアイデアだ!オリジナリティーだ!ユーモアだ!お〜い、山田ク〜ン!●F:これぞオイラがこの映画で言いたかったことだ!ありがとうっ!(キ〜っ、クヤシ〜っ!オイラが書いたことにしてくれっ!)●G:単独のコメントによる複数のレベル●H:複数のコメントによる複数のレベル■まだまだ増えます。随時追加更新
B | 素晴らしき哉、人生!(1946/米) | ina様:「名作」という名の脅迫。 | [comment] | |
B | 乱(1985/日) | hsx様:これを映画という言葉だけで呼ぶことはできない― | ||
B | 夢(1990/日) | minoru様:ノーコメントにしておきたい映画。 | [comment] | |
B | ニュー・シネマ・パラダイス(1988/仏=伊) | minoru様:R指定。― | [comment] | |
B | ベン・ハー(1959/米) | ペペロンチーノ様:こんなことのために長い時間付き合ったんじゃない | ||
B | 御法度(1999/日) | レディ・スターダスト様:「今日で人生変わるかも(←んな大袈裟な)」的、興奮状態で観に行ったので― | [comment] | |
B | アルマゲドン(1998/米) | コメント削除されたので無記名:理解したくない感動。 | ||
C | シルビーの帰郷(1987/カナダ) | ミイ様:自分はどっかオカシイんじゃないかと真剣に悩んだことのある人へ。 | [comment] | |
C | 裏窓(1954/米) | のぶれば様:「ぞくり」と迫ってくる恐怖感の「り」が感じられます。 | ||
C | パルプ・フィクション(1994/米) | 奥田K子様:血とヤニとクソとザーメンとヤクにまみれて変態で低能で、クール。 | [comment] | |
C | 悪魔のいけにえ(1974/米) | sawa38様:こいつは追い駆けてきた!「常識」が切り刻まれた。 | [comment] | |
C | 花様年華(2000/仏=香港) | 立秋様:A fine romantic movie for grown-ups. | [comment] | |
C | 蝶の舌(1999/スペイン) | ミイ様:恋せよ、音楽家。 | [comment] | |
D | 大人の見る絵本 生れてはみたけれど(1932/日) | Yasu様:子どもが見る夢は、いつの時代もビタースウィート。 | [comment] | |
D | 自由の幻想(1974/仏) | bunq様:自由なんて、扱い方によってはしょせん幻想。常識は非常識で、整合こそが混乱を呼ぶのだ。 | [comment] | |
D | めぐりあう時間たち(2002/米) | kiona様:一日、一時間、一分、一秒……日常は狂気と同じ成分でできている。 | [comment] | |
D | 道(1954/伊) | ジェリー様:いなくなってはじめて分かる人の温かさ。寂しさにつぶされそうになったら― | [comment] | |
D | 彼女を見ればわかること(2000/米) | カフカのすあま様:男は「ぬく」けど、女は「なく」の。快楽の原則。 | [comment] | |
D | ギリーは首ったけ(2001/米) | ホッチkiss様:―愛に差別はない― | [comment] | |
D | マグノリアの花たち(1989/米) | bunq様:四季があるって素晴らしい |
皆様、静かに撃ち殺してくれて、ありがとう。これからも、アナタの「ことのは」が舞い降りる時を、楽しみにしてます■注:あくまでも「ことのは」に関する、サイマフ"超"極私的な美意識の表明であり、「優/劣」の問題ではありませぬ。私が選ぼうと選ぶまいと、皆さんそれぞれの「ことのは」が、その存在だけで、美しく、巧みで、素晴らしいのは、言わずもがなです。そこのところだけは、ご理解ください。
この映画が好きな人達